6話新しい家族
目が覚めた
ここは何処だ?
確か学校帰りにコンビニで新巻を買おうとして.........
そっか俺死んだんだった......
それで女神様に合って転生することになって...
そっか...
夢じゃなかったんだな
今さら両親が恋しくなってきた。
もう会えないんだと思うと悲しくなってくる
「セイン!? 目が覚めたのね!!」
「良かった...良かったぁぁぁ~」
「あなた~あなたいる~?」
「どうした! あっ目が覚めたのか!!」
母さん?と父さん?と姉さん?かな?がとても嬉しそうな顔をしている
「きゃっきゃっ」
少し笑ってみる
「お~笑った!笑ったぞ!」
「ええ、笑ったわ」
「なんか嬉しそうだね!」
そうか...
俺には新しい家族が出来たんだな
「はい! 母乳をあげるから早く部屋を出て!」
「そ、そんな~もう少し...」
「ダ一メ! 5日間も眠ってたのよ! 早くあげないと!」
「分かった、分かったよ」
「は~い」
ん? みんな出ていくぞ?
母さん?だけ残った
「は~い、セイン? 母乳をあげますからね~」
ん!?
乳を出して顔の方に持ってきた
こっこれを吸えというのか!?
この20歳くらいの女性の乳を!?
思春期だった俺にはきつい!!
「あれ?飲まないのかしら?」
やっやばい不振がられてる!!
しょ、食欲には勝てん...
無心...無心だ無心!!
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「けっふ」
「は~たくさん飲んだわね~」
やりきった。やりきったぞ!!
は~
あ!?
これからも母乳の時間はこれに耐えなくてはならないのか!?
地獄だ......
自分に好意を向けてくれていて、尚且つ自分も好きな人だったら良いが
自分の母と思われる人のはきつい
罪悪感しかない...
あ~お腹一杯になったら眠くなってきた
「あ~もうお眠なのね~」
「お休み、セイン」
あ~意識が遠のいていく~
父さん、母さん
死んじゃってごめんなさい
でも俺は異世界で新しい家族ができました!
なんか書くの楽しくなっちゃったので今週は少し多いと思います。