5話 転生
目が覚めた
なんかよく分かんないけど
心地いい温もりに包まれてる
あれ?女の人に抱かれてるみたいだ
この人の温もりなのか~...
安心するなぁ~
この人が母さんなのかな...
「おい!!、生まれたのか!? 男の子か女の子か!?」
男の人が慌てて入って来た
なんて言ってるか分かんないけど...
なんか不安そうな顔をしている
「元気な男の子ですよ!」
「そうか!...そうか良かった...」
男の人が「とても安心した」みたいな顔になった
この人が父さんなのだろうか?
母さん?がとても微笑ましい物を見るような目でこちらを見ている
「あぅあ?」
少し笑ってみた
「あっ、この子、今笑いませんでした?」
「ああ、笑った笑ったぞ~!!」
「まだ生まれたばかりですよ。そんなことあるわけないじゃないですか」
「い~や笑った! この子は元気な子になるぞ!!」
何だか楽しそうな雰囲気だ
何だか眠くなってきたな~
〈記憶の譲渡を行います〉
ん?なんだこの声
うああああぁああああぁああああああああああああああぁああああああぁああああああああぁああああああぁあああああぁぁああああ
頭痛が! ひどい頭痛が!!
「あぁー! あぁー! あぁー! あぁー! あぁー! あぁー!」
あぁ......意識が薄れていく
「何々どうしたの!? どこか痛いの?しっかりして!!」
意識を失う前に聞いたのはそんな慌てたような声だった...
パソコン打つのが遅いものでこんなものしかかけません。すみません。頑張って完結まで持っていきたいと思っていますのでこれからも読んで頂けると幸いです。
ここまで読んでいただき有り難うございます!