4話ステータス
「ステータス?」
マジ?ステータスあんの?
Lvは?あるの ?
「ありますよ?」
うおっ!
そっか聞こえてるんだった
うっしゃ~強くなり放題じゃん!
「あっ かく種族ごとに成長限界がありますよ?」
なに~!!
成長限界がある!?
じゃあ種族ごとに差が出来ちゃうじゃん!
「ええ、そのため種族ごとに特徴があるのです」
「特徴?」
「そうです。エルフには魔法の才能が、ドワーフには途轍もない腕力が、獣人には高い身体能力などです」
「人族は?」
「とても数が多いですね...」
「それだけ?」
「それだけです」
人族弱くね
「いいえ、そうでもありません。人族は他の種族にくらべて圧倒的に繁殖カが強く数が多いため数の暴力で今は人族が一番栄えています」
数の暴力て...
じゃあ俺最強になれないじゃん!
「そうでもないかもしれません。スキルLvは上限がありませんから。といっても今までの高Lvの平均でもLv200くらいですけどね」
そっか!
スキルがあったんだった!
「そろそろステータスを割り振ってもらえませんか?」
あっ、そうだった。
「はい。分かりました」
なんか青っぽい透明な画面が目の前に出て来た。
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ステータス
名前
XXXXXXX
種族 人族
Lv.0
ステータスポイント760
HP
MP
体力
速度
力
耐性
魔力
魔法耐性
ユニークスキル
《完全記憶》Lv-
《武道家の卵》Lv-
《魔法師の卵》Lv-
スキル
《仙氣操作》Lv0
《魔素操作》Lv0
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
「このポイントを割り振ってください」
「分かりました」
このポイント740しかないな...
これ成長率って変えられないのかな?
ステータスの項目を長押して見ると
HP (010)
MP (010)
体力 (010)
速度 (010)
力 (010)
耐性 (010)
魔力 (010)
魔法耐性 (010)
おっ! この()が成長率かな?
じゃあ............
「出来ました」
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
ステータス
名前
XXXXXXX
Lv.0/100
HP 5/5 (100)
MP 5/5 (100)
体力 5 (100)
速度 5 (100)
力 5 (100)
耐性 5 (100)
魔力 5 (100)
魔法耐性 5 (100)
ユニークスキル
《完全記憶》Lv-
《武道家の卵》Lv-
《魔法師の卵》Lv-
スキル
《仙氣操作》Lv0
《魔素操作》Lv0
一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一一
「それでいいですね?」
「はい」
「あっ、成長率って変わったりするんですか?」
「普通は1~2上がりますが貴方は成長率を変えてしまったので変わりません。もっとも、成長率が多く、一度のLvアップで能力値が大きく上がるのは長寿種くらいですが」
そうなのかやっぱり()は成長率だったんだな
「では転生させますね?いいですか?」
よし!!
「あっ、最後に貴方のお名前を」
「あっ自己紹介がまだでしたね。
うーんそうですね...私は転生の女神とでも言っておきましょうか」
「えっ?」
次の瞬間何か下の方で光ったと思うと意識が薄れていった。
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「早く強くなってくださいね?貴方には私達の【敵】を倒して貰わなくてはいけませんから」