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スキルを選ぼう!

「うん、こんな所だな」


まだ、スキル一覧を見ている伶より先にスキルを選んだ俺は女神さまに選んだスキルを伝える

だが女神さまはそれを見て微妙な顔をしている


「え~、だいぶ偏っていますが本当にこれでいいのですか~」

「網目から落ちない為には歪な石の方がいいんですよ」

「う~意味が分かりませんが~、まぁそれでいいなら~」


ドヤ顔で漫画の知識を披露する俺に変なことで突っ込まれるのを避けている女神さまは納得する

大きい石になれるかわからない以上、短所を補うより長所を伸ばした方がいいのだ

ということで俺が選んだのは

『風』と『水』の属性

『心眼』と『剣術』と『起死回生』を上級に

『気配察知』、『気配遮断』、『格闘』、『鉄壁』、『自然治癒』を中級にした


完全に前衛型のスキル構成。

確かに魔法はロマンだ。せっかくの転生もので魔法が使えないのは寂しいが伶を前衛に出すなどもっての外だった

火属性も迷ったのだが、相手を倒すよりも自分の身を守りつつ戦える方がいいとの判断があった

俺にとって伶を守りながら戦うことが当たりで最優先事項だ

伶に傷一つでも付いたら後で爺ちゃんに何をされるか判らん

まぁステータスが上がることで何かしらの魔法も使える様になるのでは?という期待も少しあったし…


「それではこれで登録します~」

「智大、待ちなさ…」


伶の制止の声が掛かったが、一瞬遅かったらしく俺の体が光り始める

光が収まっても特に変化は感じなかったがこれでスキルの登録が終わったらしい


「どれどれ~どうなりましたかね~」

「お~なかなか凄いですね~。レシェフが喜びそうです~。見てみますか~」

(レシェフって誰!?)


女神さまがスキルとステータスを見せてくれる

属性が『暴風』と『迅雷』に変わっている

スキルも『剣術』の熟練度が特級に、『心眼』が『神眼』に変わっている

『格闘』『鉄壁』『自然治癒」が『身体操作』に

『気配察知』『気配遮断』が『気配操作』として統合され、さらに熟練度が上級になったみたいだ


また、新たに『状況判断』と『高速移動』と『高速思考』が熟練度中級の欄に追加されていた

熟練度初級のスキルは体力系の物を複数取得していた

どうやら、スキルを習得してステータスを上昇させるはずが、その上がったステータスによってさらに新たなスキルを習得したらしい

前衛スキルに偏っていたおかげで、上昇するステータスが同系統になり新たなスキルを獲得、さらに得たスキルでもう一度ステータス上昇と好循環になったみたいだ


ステータスも敏捷を中心に上がり体力や筋力、器用さの上昇、運もよくなったようだ

攻撃力、防御力、すばやさ、的確性など戦いに必要なステータスが大上昇していた

残念ながら、知力や魔力は上がっていないと言うか、平均以下みたいが十分だ

その分野は伶に任せればいいのだから


「ユニークの『神眼』と称号に『剣聖』があるなんてこの世界初です~」

「本当か!?凄いのか!?」

「ステータスも凄いですね~この数値まで身体を鍛えた個体はいないと思ういます~」

「属性も複合属性になってます~」

(単一でのチートスキルはなかったが、結果的にチートになったぞ)

「さらに、召喚先で修行すればステータスはあがりますから~」

(さらにステータスが上がるのか!? 念願のチートだ! 後はハーレム…は伶がいるから無理か)

「あ~でも得意な分野が決まってしまうと苦手な分野は成長しにくいみたいです~」

「スキルの取得をやり直すのは可能ですか?」


カンペを見ながら後出しで情報を寄越す女神さまに、伶が額を抑えつつ聞いている

先ほどまでの攻撃的な突っ込みではなく、本当に質問しているようだ


「う~ん無理ですね~」

「どうしても?」

「一度スキルを登録してしまうともう此方の世界の住人だから干渉しにくくなるんです~」

「ショウガナイデスネ…」


うん!?伶が疑問形じゃなくなった。その上、呆れたように此方を睨んでる

絶対零度な視線に晒されながら冷や汗をかく俺から視線をずらし、もう一度スキル一覧に目をやった伶は頭を抱えつつ何やら悩んでいる

(あれ?何かやらかしてしまったのか?)

ジワリと出てくる冷や汗を拭いながら、伶のスキル選択を待つのであった


属性の『暴風』=強い風=素早さと筋力

   『迅雷』=沢山の雷=素早さ


スキル『剣術』=筋力と体力と素早さ、熟練度特級で的確さ

   『起死回生』=攻撃力と運


   『格闘』=体力と筋力と素早さ

   『鉄壁』=体力と筋力

   『自然治癒』=体力

   3個とも身体に影響するスキルと考えて『身体操作』に統合。体力と筋力素早さがさらに上昇

   『気配操作』は察知できて消去できるなら操作でいいかなと考えました。

   気配を察知できるので『心眼』に影響

   この時点で素早さが上がっているので『高速移動』

   早く動けるなら思考も付いてこないといけないなって事で『高速思考』

   『高速思考』も影響して『心眼』が『神眼』へと進化

   『神眼』と『高速思考』で『状況判断』を得た

 スキル取得とステータス上昇の一応の根拠ですがご都合主義を発揮してます

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