異世界召喚
俺は目覚めると真っ白な空間に佇んでいた。
「ここはどこなんだ!?」
そう考えていると、徐ろに目の前が光輝き始め、そこから女神のような美貌を持った幼女が現れた。
「汝よ、よくぞ参ったのじゃ!」
第一声がそれだったので、俺は思わず叫んだ。
「のじゃロリきたっ!!」
するとその幼女は、
「失礼なやつなのじゃ!妾はロリじゃないのじゃ!!!」
そんなことはどうでもいいが、
どうして俺はこんな所にいるんだ?
「どうでもよくないのじゃ!まぁいい……
お主は先程手違いで死亡してしまったのじゃ。」
は?手違い?
「申し訳ないのじゃ。事情は複雑で語ると長いのでなぁ、簡潔に言おう。お主にはこれから異世界へ行ってもらう。」
異世界か、楽しそうではあるがどうして急に?
「今、その世界では3年後に魔王が復活するのでな。それをちょっくら倒してきてもらいたいのじゃ。」
は?魔王とかめんどくさそうだなおい?
「まぁ大丈夫なのじゃ。チートを授けるからの。」
チートか、どんなものをくれるんだ?
「まぁ好きなスキルを言ってみぃ。
七つまでなら叶えてやろう。」
七つとか某〇龍みたいだな。
でも七つか… 何にしようかな。
その後、俺は1時間程かけて
七つのスキルを選択した。
俺が選んだスキルは次の7つだ。
『鑑定』・『魅了』・『魔導王』・『支配』・『英雄』・『偽装』・『スペシャルガチャ』
「そろそろ時間じゃ。それでは新たな世界で良い時間を過ごすのじゃぞ!」
これから異世界での生活が始まるのか…
行くからには楽しもう、
そう思いながら光の中に俺は消えていった。
※スキル詳細
『鑑定』・・・対象のあらゆる情報を閲覧することの
できる能力。性能はスキル所有者の強さ
による。
『魅了』・・・あらゆる存在を魅了する能力。
性能はスキル所有者の強さによる。
『魔導王』・・・全属性の魔法を使うことが出来る。
それに加え、魔法に関するあらゆ
る能力を格段に向上する。
『支配』・・・あらゆる事象を支配する能力。
性能はスキル所有者の強さによる。
『英雄』・・・英雄のような身体能力を得る。
効果はそれ以外にもあるようだが…
『偽装』・・・自身の能力を隠蔽できる。
それ以外に外見なども偽装できる。
『スペシャルガチャ』・・・その名の通り
ガチャをする能力。
その性能は未知数?