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双子兄妹の悪魔学園記  作者: 黒雨みつき
 第3章 続・海に行こう
86/239

2年目8月「戦う理由」


-----


 旅館での夕食後。

 風呂上がりの唯依が部屋へ戻ろうとひとりで廊下を歩いていたときのことだ。


「……あれ?」


 廊下の窓から外を眺める亜矢の姿を見つけ、唯依はその場に足を止めた。


 彼女も風呂に入ってきたばかりなのだろうか。

 浴衣姿で、手にはおそらく旅館のものであろううちわを持っている。

 いかにも夏という装いだ。


 ただ、なにやら考えごとをしているらしく、少々声をかけづらい雰囲気をまとっている。


 声をかけるべきか。

 あるいはそのまま素通りするべきか。


 立ち止まった唯依がそんなことを悩んでいるうちに、亜矢のほうが唯依の存在に気づいた。


「あら、どうしたの、唯依? 私の横顔に見とれてた?」

「……いつもどおりみたいだね」

「なにがよ?」

「なんでもないよ」


 唯依は小さく首を振って彼女に近づいていく。


「なんか考え事してた?」

「どうして?」

「気のせいかもしれないけど、いつもと様子が違うみたいに見えたから」


 唯依が正直にそう言うと、亜矢は即座に答えた。


「そうね。不知火先輩と神薙先輩を並べたらいい絵が描けそうだなって妄想してたわ」

「よくわからないけど、前みたいにモデルを強要するのはなしだよ」

「強要なんてしてないわ。合意の上よ」

「あのね……まあ」


 そんな話をしていると肩の力が抜けてしまった。


「悩みがあったわけじゃないならいいよ」

「あら、心配してくれたの? 明日は雨かしら」

「……晴天だよ。天気予報ではね」


 憮然としてそう返した唯依に、亜矢はおかしそうに声をあげて笑った。


「おあいにくさま。私はいつもと変わらないわよ。なけなしの気遣いを無駄に使っちゃったわね」


 そう言って、窓際から離れる。


「じゃ、部屋に帰るわ。涼むのはいいけど、湯冷めして風邪を引かないようにね」


 最後に少しだけ姉らしい言葉を残し、亜矢は軽く手を振って去っていった。


(……うーん。気のせいだったのかな)


 そんな彼女の後ろ姿を見送って、勘なんてのはアテにならないものだ、と、唯依は首をかしげながら部屋に戻ったのだった。






 ……パタン。


 部屋の扉を後ろ手に閉め、亜矢は深く息を吐いた。


(……唯依ったら。変なところで勘が鋭いんだから)


 唯依に指摘されたことは実はほとんど図星だった。

 先ほどまで亜矢は、窓から夜の海を眺め、自らの身に迫った重大な問題について思案していたのである。


 深刻さを表情に出していたつもりはない。

 それでも勘付かれてしまったのは、たった4ヶ月とはいえ一緒に生活してきた結果だろうか。


 スリッパを脱いで部屋の中に入る。

 すると、中ではひとりの少女が亜矢を待っていた。


「おかえりなさい」


 部屋の中央に布団が3つ。

 その一番端の布団の上に、亜矢と同じ浴衣を着た雪が座っていた。


「雪さん。……舞以は?」


 部屋を見回す。

 この部屋は亜矢、舞以、雪の3人部屋のはずだが、舞以の姿は中には見当たらなかった。


「いまさっき出て行ったけど、どこに行くかは言ってなかったかな」

「そうですか。ちょうどよかったです」


 今の亜矢にとっては好都合なことだった。


「お話があります。雪さん」


 その話を自ら切り出すかどうか。

 先ほど彼女が悩んでいたのはそのことだった。


 すると雪も小さくうなずいて、


「偶然だね。私もだよ」

「……」


 亜矢は黙って布団の上に腰を下ろした。

 浴衣のすそを直しながら、雪と向き合う。


「雪さん。あそこでなにも言わないでいてくれたことには感謝しています。でも……」

「私がなにを考えているか、不安?」

「……そうです」


 少し迷ってから亜矢は正直に答えた。


 亜矢はまだ、目の前のこの少女のことを量りかねていたのだ。


 パッと見は、人当たりのいいおっとりとした、ただの女の子にしか見えない。

 しかし、亜矢はその少女が普通の人間ではないことを知っていた。


 亜矢と同じ特異能力者。

 あの夜、初めて出会ったときのことを亜矢は今でも鮮明に覚えていた。


『あなたも、抑えが利かないの――?』


 そう言ったときの冷たい瞳。

 それは一瞬ではあったが、亜矢の体を恐怖でしばりつけるほどのものだった。


 そして亜矢は改めて目の前の少女を見つめる。


 穏やかな瞳。

 そこにあの冷酷さは微塵も残っていない。


(あまりにも、ギャップがね……)


 だからこそ亜矢は量りかねているのだ。

 この雪という少女の本性を。


 いや、あるいは――


(……本当に別人、みたいなものなのかも)


 亜矢自身、あの力を解放するとタガが外れて好戦的になってしまう。

 もちろんやりすぎないようにと常に自制していて、抑えがきかなくなってしまうようなことはないが、もしかすると雪の場合はそれが極端なのかもしれない、と、そう思った。


「ね。亜矢ちゃん」


 無言の時間が続く中、先に口を開いたのは雪のほうだった。


「亜矢ちゃんは、どこまで知ってる?」

「なにがですか?」

「私たちのこの力について、だよ」


 その問いに亜矢は一瞬黙った後、


「雪さんはなにを知っているんですか?」


 そう返した。

 それはなにも知らないことを告白したに等しく、亜矢自身もそのことにはもちろん気づいていたが、それでも『なにも知りません』と言わなかったのは、負けず嫌いな性格が表に出た結果である。


「たぶん亜矢ちゃんよりは知ってるかな。……私たちはね。人間じゃないんだ」

「人間じゃない?」

「そう。悪魔なの」

「……なんですか、それ」


 からかわれたのかと思って亜矢が少し不機嫌な顔をすると、雪はそんな彼女の反応を予想していたのか少し笑って、


「亜矢ちゃんが想像したようなものとはちょっと違うかもね。悪魔といっても基本的に人とあまり変わらないものなの。走れば疲れるし、亜矢ちゃんも知ってのとおり風邪だって引くし、人を好きになったりもする」


 雪はいったん言葉を切り、自分の胸に軽く手を当てた。


「私のこの力も、亜矢ちゃんのその力も、どっちも遺伝なの。たぶんお父さんかお母さんのどちらか、それか両方ともが悪魔の血を引いていたってことだね」

「……そういう人種みたいなものだと思えばいいんですか?」


 すぐにピンとは来なかったが、その"悪魔"というのが、ゲームに出てくるような羽の生えた異形のものではなく、特殊な力を持つ亜人のようなものなのだろう、と、亜矢は一応理解した。


「そうだね。でも、悪魔の血を持ってる人はそんなに珍しくないみたい」

「……珍しくない? じゃあ他にもこんな力を持った人がたくさんいるってことですか?」


 それは信じがたいことだった。

 少なくとも亜矢は、雪に会うまでそういう力を持つ人間と出会ったことはない。


 そんな疑問に雪が答える。


「血が薄いと力に目覚める確率はかなり低いの。だから悪魔の血を持っている人はたくさんいるけど、私たちみたいに思い通りに力を使えるのはほんの一部ってことだね」

「じゃあ、私の場合はその低い確率で目覚めたというわけですか?」

「それか、濃い悪魔の血が流れているか、だね。だいたい4分の1以上の混血なら力を使えることが多いみたいだよ。ただ……」


 雪は少し考えるように視線を泳がせて、


「亜矢ちゃんみたいに悪魔の姿になれるのは、2分の1以上の混血がほとんどみたい」

「悪魔の姿というのは、あの、角が生えたり耳の形が変わったりする、あれのことですか?」

「そう。額の小さな角は雷を使う悪魔の特徴なんだって。だから私には角はないけど、亜矢ちゃんにはある」

「……」


 亜矢は頭の中で話を整理しながら、ひとつ息を吐いた。


「……つまり私は少なくとも半分以上が人間ではない、ということですね?」

「たぶん。……ごめんね。ショックだった?」

「いえ……」


 驚きがなかったといえば嘘になる。ただショックを受けたかといえばそんなことはなかった。

 むしろ、自分がどうしてそんな力を使えるのか、その理由がわかってスッキリしたぐらいだ。


 亜矢はふと思いつき、雪に質問した。


「雪さんはどうなんです? あのときのあの姿、今とはぜんぜん違いますよね。雪さんも半分以上悪魔なんですか?」

「ううん。私は純血だって。100パーセント悪魔だよ」

「じゃあ不知火先輩も?」

「うん」


 なるほど、と、亜矢は視線を泳がせる。


(……普段はホントに普通の人間と変わらないんだ)


 少なくともこうして人間の姿をとっている限り、悪魔と普通の人間を見分けることはできない。

 つまり雪が先ほど言ったとおり、悪魔と人間の間にはそこまで大きな違いはないということなのだろう。


 ……そこで亜矢は重大なことに気づいた。


(遺伝ってことは、もしかして唯依たちも……?)


 腹違いの姉弟たち。

 彼らもあるいは、自分と同じような力を隠し持っているのだろうか、と。


 もちろん亜矢は彼らのそんな素振りを見たことがない。

 ただ、亜矢自身も自分の力のことは隠してきたし、彼らも同じように隠していたとしてもなんら不思議ではないだろう。


「亜矢ちゃん。唯依くんたちのこと、気になるの?」

「……ええ」


 見透かされたことを少し悔しく思いながらも、亜矢は正直にうなずいた。


「唯依たちも同じ力を持っている可能性はあるのでしょうか?」

「確かお母さんが違うんだよね? 亜矢ちゃんの力がお母さん譲りなら持ってないかもしれないし、持ってたとしても一生気づかない可能性もあるよ。……でも、もしそうなのだとしたら知らないほうが幸せなのかも」

「幸せ……?」


 そのときの雪の表情を見て、亜矢はハッとした。

 そういえばあの夜も、彼女はこんな目をしていたな、と。


(……知らないほうが幸せ?)


 力を持つことのリスク。

 あの夜に雪が言ったその言葉の意味を、亜矢はまだ正確には理解していない。


 ただ――


 ……力を振るうようになったのはいつからだっただろうか。


 自分のことしか考えていない。

 他人に迷惑をかけることを悪いとも思っていない。

 あげくの果てに、だまされるほうが悪いのだと胸を張って言い切る連中もいた。


 そんな言葉を聞くたびに腹が立った。

 胸がむかついた。


 だから、そういう連中に思い知らせてやりたいと思ったのだ。

 それが最初だったと思う。


 物心ついたとき、亜矢を育てた養父はすでにひとり身だった。

 養母は病気で亡くなっていて、亜矢にとって遺影の中のその人は養父の妻だった人という認識しかない。


 そんな亜矢の唯一の家族である養父は無口でまっすぐな性格。

 悪く言えばバカ正直な人間だった。


 いいように使われ、だまされ、それでも他人を信じている。

 そんな人だった。


 しかし、亜矢はそんな養父が愚かだとか間違っているなんて思ったことは一度もない。


 人が人を信じるのは正しいことだと思うし、それが人の正しい姿だと思った。

 そんな養父の姿を見て育ったから、亜矢も自然とそれが普通だと信じるようになったのだ。


 自分も養父のように他人を信じながら生きていきたい、と。


 ……ただ、ひとつだけ、亜矢が養父と違っていたところがある。


 自分をだました人間さえ簡単に許してしまう。

 養父のそんなところだけは、亜矢にはどうしても理解することができなかったのだ。


 初めて力を使った相手の男のことを、亜矢はよく覚えていた。


 男は養父の高校時代からの親友。

 彼女自身、幼いころから何度も遊んでもらった旧知の仲。


 しかしあるとき男は養父の信頼を裏切り、だまして多額の借金を背負わせたのだ。


 養父はいつものように男を許そうとしたが、亜矢にはどうしても許せなかった。

 信頼していた相手だったからこそ、許せなかったのだ。


 そして彼女は力を使い、男を屈服させ謝罪させた。


 そのとき、心を満たした言い知れぬ高揚感。

 自らの正義が、悪を屈服させたという達成感。


 それ以来、亜矢はそんな悪党たちにその力を行使し続けてきたのである。


「……亜矢ちゃん?」

「雪さん。私の考えは違います」


 現実に戻ったとき、亜矢の迷いは完全に消えていた。


「私はこの力があって良かったと思っています。この力があるから、ああいうゴミクズのような連中に思い知らせることができる。私のような非力な女には本来できないことです」

「っ……亜矢ちゃん、それは」


 雪が心配そうな顔をしたが、亜矢はそれをさえぎって言った。


「何度でも言います。この力があって良かった。だから私は私の信じるようにやります」

「……」

「止めますか?」

「……命の危険があるとしても?」

「脅しですか?」


 挑戦的な色を込めてそう言うと、雪は小さく首を横に振った。


「違うけど……今はそう聞こえちゃうよね」


 そこへ、部屋の外から足音と話し声が聞こえてくる。


「話はここまで、ですね」

「うん。……ね。ひとつだけ」


 と、雪は部屋の外の足音を気にしながら言った。


「力を使うことを軽く考えちゃダメだよ。相手を傷つけすぎたり力を過信したり。そういうのって絶対自分に跳ね返ってきちゃうものだから」

「ええ。気をつけます」


 うなずいて、亜矢は立ち上がった。

 それは、それ以上話題を引っ張ることを拒否する意思表示だった。


 部屋のドアが開く。


「あら? 亜矢さん、こちらにいらしたんですね」


 戻ってきたのは舞以だった。

 さらにその後ろから真柚も顔をのぞかせる。


「あー、亜矢ちゃんずるい! 私にも雪さんひとりちょうだいよー!」


 その発言で部屋の空気が完全に変わった。


 亜矢は苦笑しながら、


「あんた気づいてる? そんなんだから藤井先輩にまであんな扱いなのよ?」

「えっ、どういうこと?」

「真柚さん。百合の花でも持ってきましょうか?」

「ええっ? 舞以ちゃん、それどういう意味?」


 理解できなかったらしい真柚。

 舞以はいたずらっぽく笑うと、


「亜矢さんの大好きな薔薇の対義語です」

「ちょっと舞以。そんなの勝手に決めつけないでよ。私が許せるのはせいぜいプラトニックまでだわ」

「私のような一般人にはどちらも理解できないのですが……」

「人をペットにしたいとか言ってるやつのどこが一般人よ」

「うーん。亜矢ちゃんと舞以ちゃんがなにを言ってるのかゼンゼンわかんないけど、楽しそうだし、由香さんと歩ちゃんも呼んでこよっか。……今夜はみんなでガールズトークだね!」


 と、真柚が嬉しそうに部屋を飛び出していく。


「……雪さん」


 亜矢は雪を振り返り、先ほどまでの話がなかったかのように振る舞う。


「大丈夫ですか? 私たち、結構アレな話をしたりしますけど……」

「? 大丈夫だと思うよ、たぶん」


 雪は小さく首をかたむけながらそう答えた。

 そこには昼間と変わらぬ笑みも浮かんでいて、どうやら彼女のスイッチもすでに切り替わっているようだ。


 ややあって。


「連れてきたよー」

「お邪魔しまーす」

「これ、なんだか修学旅行みたいだね」


 そんなことを言いながら、真柚に連れられた歩と由香が入ってくる。


「あ、真柚さん。ちゃんと鍵を閉めておいてくださいね」

「わかってるよ、舞以ちゃん。男の子が乱入してきたら大変だからねぇ」

「……え? どうして?」


 怪訝そうにしながら布団の上に腰を下ろした由香に、舞以が答える。


「それはもちろん、これから皆さんに、過去の男性遍歴から性癖の話まで、すべて赤裸々に語ってもらう予定だからです」


 亜矢が横から口を挟む。


「ちょっと舞以。せめて現在進行形で好きな男の話ぐらいにしときなさいって。……ほら。水月先輩がフリーズしちゃったじゃない」


 さらに横から歩が言った。


「いえ、亜矢さん。残念ながら私は男性とお付き合いしたことはないのですが、無くて七癖といいますし、性癖のお話は結構面白いと思いますよー。かくいう私も深夜のテレビショッピングを見てついつい夜更かしをしてしまうという悪い癖がー……」

「……正しいのに間違ってる、としか言えないわ」

「え?」


 かみ合わない会話に、きょとんとする歩。


「ま、まあまあ。ここは亜矢ちゃんの言うとおり、ひとまず好きな男の子の話にしとこうよ」


 真柚の提案に、舞以が首をひねる。


「それは構いませんが、先輩方とはテリトリーも違いますし、知らない人の名前が出ても面白くないです。それならいっそ、あの5人の中で誰が一番マシかという話にしませんか?」

「そ、それってみんなに悪くないかな?」


 と、由香。

 それもそうですね、と、舞以はうなずいて、


「では、彼らの中で誰が一番不要かという話に――」

「そ、それはもっとダメぇッ!」


 ブンブンと必死に手を振る由香。

 亜矢は意地の悪い目でそんな彼女を見て、


「その慌てっぷり。水月先輩の頭には誰かの顔が浮かんだとみましたが?」

「そ、そんなことない! ホントにないから!」


 由香は顔を真っ赤にして否定した。


「まあまあ、亜矢ちゃん。先も長いし、ひとまず誰が一番いいかって話にしよーよ。それで物足りなかったら舞以ちゃんの案も採用ってことで」


 そこへ雪が初めて口を挟む。


「誰がいいかって早いもの勝ちなの? だったらユウちゃんは私がもらってもいいかな?」

「いや、そういうルールじゃ……って、え?」


 亜矢は驚いた顔をして、


「ユウちゃんって不知火先輩ですか? 兄妹ですよね?」

「うん。だって私ブラコンだから」

「……思わぬ人から、濃い性癖の話が飛び出したわね」


 どこまでが本気なのか計りかねて、亜矢は苦笑した。


 真柚がテンション高く宣言する。


「よぅし。それじゃあ順番決めよぅ。ここでしか語れない秘密の話も大歓迎だよっ!」


 そうして結局、それから3時間ほども彼女たちはその話題で盛り上がったのだった。


 ……なお、最終的に誰が一番要らない人物とされてしまったかについては、本人の名誉のためここでは伏せておくこととする。


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