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双子兄妹の悪魔学園記  作者: 黒雨みつき
 第8章 進むべき道
59/239

1年目3月「陰謀」


-----


 ずいぶんと潔いな、と、その状況を見て楓はそう思った。


 軟禁されている部屋の広さは8畳ぐらいだろうか。

 ベッドはあるしトイレもある。時計も窓も照明もあったし、食事も運ばれてくるから外に出られないこと以外に何ひとつ不自由はない。


 いや。

 外に出ることすらやろうと思えば自由だ。


 別に体を拘束されているわけではなかったし、ドアに鍵もかかっていなければ、ぱっと見たところ部屋の中にも外にも見張りはいない。

 実力行使する必要すらなく、散歩に出かけるような気安さで外に出ることが可能な状況だった。


 なんというか、本当に潔い。


 しかしそれでも。

 楓は軟禁されていたのだ。


 逃げ出すのなら好きにすればいい、と、そう言った見知らぬ男の嫌らしい笑みを思い出して楓は舌打ちをした。


 つまり向こうはむしろ逃げ出して欲しいのだ。

 そうなれば、それを口実に正式に追討できるのだから。


「おや、まだいたのか。とっくに逃げ出したものと思っていたが」


 小屋の扉が開いて、そこからくわえタバコの男が現れた。

 楓はちらっとその男を一瞥して、


「青刃か。なんの用だ?」


 青刃。

 組織のトップである光刃を守る、2枚の盾の片割れだった。


「そりゃもちろん、捕らわれの小生意気な小僧を見学にな」

「くだらん」

「まあ、そう言うな。晩飯を持ってきてやったんだ」


 トレイに乗せた食事を無造作にテーブルの上に置いて、青刃はそのまま床の上にあぐらをかいた。


「俺を殺しに来たってわけじゃなさそうだな」

「そりゃそうさ。お前を殺すつもりなら俺ひとりじゃ力不足だ」


 そう言って青刃はパンをちぎってひと切れ口に運んだ。


「んなことはわかってる。だから外に誰かいるんじゃねぇかと思ったのさ」

「いずれ殺されると思ってるのか?」

「紫喉のヤツはそのつもりだろ?」

「かもな。なのに大人しく捕まっているのか?」


 青刃の問いかけに、楓はバカバカしいといわんばかりに鼻を鳴らした。


「お前らに殺されるなんてことは毛ほども考えてねぇさ。ここを出るのはお前らの悲壮な間抜け面を拝んでからでも遅くはない」

「ギリギリまで様子を見てもらえるってことか。そいつはありがたい」


 と、青刃は軽薄な笑みをこぼす。


「けど、お前のその自信、いつか命取りになるんじゃないかと思ってるぜ、俺は」

「取れるもんなら取ってみろよ」

「そう敵意をむき出しにするなよ。俺はどっちかっつーとお前の味方なんだぜ?」


 フン、と、楓は再び鼻を鳴らし、興味を失ったように視線をはずした。


 そしてこんな状況になるまでの経緯を思い出す。


 今日の未明、隣町の民家で3人が何者かに殺害された。

 いずれも20歳前後の若い男性で、ニュースではフリーターと報じられたが、実際には全員がこの御門の悪魔狩りだった。


 楓がこうして軟禁されたのは、組織からその3人の殺害容疑がかけられたからだ。


 疑われた理由はふたつ。


 ひとつは、殺された3人が悪魔排除を進めようとする若手グループのリーダー格の男たちだったこと。

 そしてもうひとつは――


「闇を操る妖魔族は数自体が圧倒的に少ないからな。お前が疑われたのも仕方ないさ」


 と、青刃。


 そう。

 楓が操るのと同じ闇の力の痕跡が現場に残されていたということだ。


 そして楓は今日、日の出と同時ぐらいにその身柄を拘束されることになった。


 直接の証拠はなにもない。

 しかし無実を証明するものもない。


 通常の裁判なら疑わしきは罰せずという結論になるのかもしれないが、楓が置かれている立場を考えると楽観はできなかった。


 楓を疎ましいと思っている人間は組織内にごまんといる。

 仮に軟禁されたことによって事件が収束するようなことがあれば、その急先鋒である紫喉は楓が犯人だったと決め付けて処断する腹づもりだろう。


 やろうと思えば、その間になにか違う状況証拠をでっち上げることだってできるはずだ。

 いや、そもそもこの事件自体でっち上げという可能性も――


(……いや、それはねぇな)


 楓は考え直した。


 紫喉は昨年似たような手口で一度失敗していて、それ以降は緑刃が目を光らせている。

 彼女は必ずしも楓の味方というわけではなかったが、少なくとも公平な存在ではあった。


 そんな中で、ただでさえ珍しい妖魔族の事件をでっち上げることは、いくら組織のナンバー2である紫喉といえども難しいはずだし、実際に悪魔排除派の若い悪魔狩りが3人命を落としているのだ。


 つまり事件そのものは実際にあって、本物の妖魔族か、あるいはその血を持つ人間が暴走して起こしたもの。

 そして紫喉は偶然起こったその事件を利用して楓を抹殺しようと考えている。

 これが現実的なシナリオだろう。


 そうだとすると真犯人が捕まった時点で楓の容疑は自動的に晴れることになるが、問題は紫喉とその息のかかった悪魔狩りたちがどう出るかである。

 真犯人が別にいましたと彼らが素直に言うはずもなく、むしろ次の事件を起こす前に密かに排除し、楓にえん罪を押しつけたままにする可能性が高いだろう。


 となると、時間はない。

 紫喉たちよりも先に真犯人を突き止め、真相を白日の下にさらす必要がある。


 ある、のだが。

 楓はこのとおり身動きが取れない状況なのだ。


「……嬢ちゃん、さっそく動いたみたいだぞ」


 トレイの上の晩飯は半分になっていた。

 どうやら最初から青刃自身の分も含まれていたようだ。


「おそらく不知火優希に助けを求めるだろうな。俺を頼ってくれない辺りはちょっぴりジェラシーだが」

「……」


 楓は言葉を返さず、ごろりとベッドに転がる。


 そういうことなら。

 せめてその結果が出るまでは待ってみてやるか、と、そう思った。




-----




 リノリウムの床が夕日のオレンジを反射して寂しげな輝きを放っている。

 最近は妙に病院に縁があるな、なんてことを考えながらエレベータを下り、受付で聞いた病室へと向かった。


 静かだ。一般の面会時間はもう終わっているのだろうか。


 左右に分かれた廊下を左に曲がる。

 病室はその突き当たりにあった。


 水月鉄也。

 間違いない。名前がひとつしかないところを見ると個室なのだろうか。


 入り口の扉は開きっぱなしだった。

 人の気配があったのでそのまま顔をのぞかせると、


「ユウくん?」


 中にいた人物は声をかける前に俺の存在に気付き、すぐに椅子から立ち上がった。


「ども、梓さん」


 小声で挨拶すると、梓さんは軽く手を上げて、


「よっ。どうしたの急に。ここ、誰に聞いた?」


 大きなロゴの入ったシャツにジーパンというラフな格好。

 もう30歳になったはずだが、どう見ても大学生にしか見えなかった。


「っていっても晃しかないか。あいつユウくんに話したんだ?」

「ええ。なんか梓さんがヘコんでいるみたいだから慰めてやってくれって」

「冗談。ユウくんに心配されるほど落ちぶれちゃいないわよ、あたし」


 梓さんは母娘で揃いのポニーテイルを揺らしてニヤッと笑った。


「ま、あの人も結局たいしたことなかったしね。鎖骨とアバラと手首が折れたのと、あと頭がちょっと割れちゃっただけみたい」

「大したことありまくりなんすけど、それ」

「そう? あの人よく骨折するから。あたしもあの人の腕折ったことあるし」

「……」


 ちなみにこの人、今のような武勇伝をいつも冗談交じりに語るのだが、実際に名の知れたワルだった時代があったと知っているだけに、冗談に思えたことはただの一度もない。


「あ、そうそう。これ由香のカバンです。なんか慌てて忘れてったみたいで」

「あら。あの子ったら……」


 梓さんは一瞬母親の顔になった。


「ありがと。できるだけ大げさにならないように伝えたんだけど、あの子には逆効果だったみたいね」

「ま、あいつならそんなもんでしょ」


 母親の前ではやや失礼な発言に思えるかもしれないが、そこは付き合いの長さがあるから、梓さんはだいたい俺の言葉の意味と意図を正確に理解してくれている。


「そういうドジなところが愛らしくて、ついついお嫁さんにしたくなっちゃう?」

「わかってるくせにわざと曲解せんでください」

「まあまあ照れなさんなって。でも困ったわね。あたし、ユウくんもナオくんもどっちも好きなのよ」

「はぁ。それは光栄です」


 改まって言われると妙に照れる……なんてことも、この人相手だと特にない。


「将来的にはどっちもあたしの義理の息子にしてやりたいんだけど、まぁ片方はあの子がどうにかしてくれるとして……」

「あんま無茶な期待かけないでやってください。それにどうやったって両方は無理です」

「いざとなれば、もうひとり女の子を産む覚悟があるわ」


 そりゃ梓さんは楽勝だと思うが、20歳以上も年上の鉄也さんはどうなのだろう。

 そろそろ孫がいてもおかしくない年齢なわけだし。


「つか、それってつまり俺たちに最低でもあと17年は待てと?」

「あら? だってユウくんはオジサンになってから若い子と結婚するのが夢なんでしょ?」

「なぜそのことを……」


 というか、そういう妄想をしたことがあるってだけでそもそも本気ではない。


 これ以上続けてもロクなことがなさそうだったので、俺は話題を変えることにした。


「ところでおじさんは?」


 奥のベッドを見ると、荷物は置いてあったが無人だった。


「まだ治療中。こっちに移って来るのは夜になりそう。先に着替えとか必要なものを用意してたとこよ」

「夜ですか」


 となると、話を聞くのは無理かもしれない。


「由香は?」

「さっき待合室でウトウトしてたわ。死ぬことはないとわかって安心しちゃったみたいね」

「そうですか」


 そう言った梓さんの顔も、なんだかんだで疲れているように見えた。


 豪放を絵に描いたような人ではあるが、その反面、かなり愛情の深い人だ。

 大怪我をした旦那のことが心配でなかったはずはない。


 ただ、それを素直に口に出すと即座にチキンウィングアームロックをかけられるので、とりあえず指摘するのはやめておいた。


「んー?」

「へ?」


 気づくと、梓さんの顔が10センチぐらいの距離にあって俺は思わずのけぞった。


「ユウくん、なんか生意気なこと考えてない?」

「滅相もございません!」


 反射的に直立不動になる。


 俺と直斗の小さいころってのは、梓さんと一緒にいる時間がかなり長かった。

 伯母さん(瑞希の母さん)はいつも一緒にいられたわけじゃなかったし、直斗も家でひとりになることが多かったから、専業主婦だった梓さんに面倒を見てもらうことが少なくなかったのである。


 そういう意味で、目の前にいるこの人は俺の人生においておそらくは5本の指に入る恩人のひとりであり、これから先を含めておそらく一生頭の上がらない人でもあった。


「ふーん。ま、いっか」


 さすがに、謎の直感だけでフロントフェイスロックをかけるのは思いとどまってくれたらしい。

 彼女が昔から折檻プラス悪戯用に使用しているこれらの関節技については、最近だと痛みよりも恥ずかしさのほうがツライのだが、梓さんはそんなのお構いなしだ。


 あの直斗でさえいつも圧倒されっぱなしだというのだから、この人の無敵っぷりがどの程度のものかはわかってもらえるだろう。


「あ、そうだ、ユウくん。あたし今日はちょっと遅くなりそうだから、悪いけどあの子を家まで送ってってもらえないかしら?」

「ええ。もともとそのつもりです」

「ありがと。じゃあ任せたわよ、ユウくん」

「うっ……は、はい」


 平手で思いっきり背中を叩かれ、一瞬息が詰まった。

 華奢な体格からはまるで想像できない馬鹿力だ。


「明日、ちゃんと学校に行くようにって伝えといてね」

「りょーかいです」


 病室を出ると窓から射し込む光はだいぶ弱くなっていた。


 由香がいるという待合室の場所がわからずに少しウロウロしてしまったが、結局おじさんの病室のすぐ裏側にあることがわかって来た道を戻ることになる。

 とんだ無駄足だ。


 途中で寄った売店でジュースを2本購入して待合室へ向かうと、小上がりの畳の上で制服姿のままの由香がすやすやと寝息を立てていた。


「……自宅じゃねーんだぞ、おい」


 安心し切ったその寝顔に呆れつつも、父親が大怪我したと聞かされた後じゃ仕方ないかとも思う。


「起きろ。おい、由香」


 手の甲でペチペチとほっぺを叩いてやる。


「ぅ……ん」


 声が漏れる。

 覚醒はしなかったが、この様子だと無理に起こさなくともすぐに目を覚ましそうだ。


 俺はとりあえず待つことにして、由香のすぐ横に腰を下ろしお茶のペットボトルの口を開けた。


 ……さて、どうしたものか。

 昼休みに神村さんから聞いた話を思い出す。


 内容は簡単に言えば、楓に悪魔狩り殺しの容疑がかけられていて、放っておけば処刑されてしまうということだった。


 殺しの現場には楓が使う闇の力の痕跡が残されていて、それが疑いの根拠となっている。

 闇の力を使う悪魔は"妖魔族"と呼ばれていて、悪魔の中でもちょっと特別な存在だ。こちらの世界ではあまり見かけない連中だから、それが疑いをさらに強めているらしい。


 もちろん楓が犯人ではないという前提だから、真犯人は楓と同じ妖魔族か、その血を持っていて暴走した悪魔ということになる。

 楓の容疑を晴らすにはそいつを見つけ出す必要があり、だから犯人探しを手伝って欲しいということだった。


 どうしたものかというのは、もちろん手伝う手伝わないの話ではなく、どうやって犯人を探すべきかという悩みである。

 あるいは鉄也おじさんの追っている連続殺人犯が、という可能性も考え、会えればダメもとでなにか聞いてみようと思ったのだが、今日の状況では無理そうだ。


(……ま、神村さんが言うには可能性は低いらしいけど)


 その連続殺人については悪魔狩りでも情報収集していたそうで、犯行に悪魔の力を使った痕跡はないらしい。


 まあ、いずれにしても今日は無理だ。

 となれば、可能性が低い情報に固執しているわけにもいかないし、別の切り口も考えなきゃならない。


 なにしろ神村さんが言うにはあまり時間がないらしいのだ。


(……"同調"しかないか)


 "同調"は突然変異種イレギュラーとしての俺のレア能力のひとつ。

 他の悪魔と感覚を共有する力だ。


 経験から得た推測によれば、この能力を発動するための条件は5つ。

 "悪魔の力"、"精神状態"、"精神集中"、それに"距離"と"タイミング"の5つである。


 最初の"悪魔の力"と"精神状態"は相手側の条件。

 悪魔の力が発動可能な相手であって、かつ精神が不安定な状態であるということ。

 これは相手が暴走悪魔であれば条件に合致することがほとんどだ。


 3つめの"精神集中"は俺のほうの条件。

 俺自身が明鏡止水のごとく精神を統一した"能力の開放状態"でなければならないということ。


 残る"距離"と"タイミング"は、俺と相手との位置と時間の関係だ。


 まずは距離がある程度近いこと。

 といっても目に見える範囲にいなければならないとかではなく、俺や相手の状態にも左右されるようだが、だいたい10キロから15キロぐらいはいけるようだ。


 そしてタイミング。

 相手の精神を捕まえられるタイミングというのは、どうやら間隔の長い波のようなものらしく、すべての条件を満たしていてもすぐに同調できるわけではない。

 ただ、これは逆に言うと、他の条件を満たした状態であれば、我慢強く続けることでいつか同調できるタイミングが訪れるということでもある。


 さらにいったん同調すれば、条件を満たさなくなるまで(たいていは俺の集中力が切れるまで)その状態を続けることができる。

 その間、俺はすべての感覚を相手と共有することができるが、相手の行動や思考に影響を与えることはできない。


 なお、その間の自分自身の感覚はまったくなくなるわけではないが、かなり薄れてしまうため、たとえば顔に落書きされてもたぶん気づけない状態である。


(とはいえ、まぁ……)


 目を閉じて、精神を集中。 


 まず視覚が遮断され、聴覚が研ぎ澄まされた。

 まぶたの裏に残っていた夕日のオレンジが次第に色を失い、すぅ、すぅ、という由香の寝息が大きく聞こえてくる。


 さらに集中。

 今度は研ぎ澄まされた聴覚がその機能を弱め、由香の寝息がほとんど聞こえなくなった。


 やがて、意識が肉体の枠を越えて広がっていくような感覚を得る。

 これが"能力の発動状態"だ。


 もしここで条件を満たした相手がいれば、ほぼ空っぽの感覚にノイズ入りの相手側のイメージが伝わってくる。

 ラジオの周波数をアナログで合わせる感じ、といえばうまく伝わるだろうか。

 それを捕まえてやれば同調完了だ。


 ただ――


「……ふぅ」


 集中を切る。

 もちろん同調できる相手は見つからなかった。


 こうして適当にやって成功することはほとんどない。

 能力の発動状態を保っていられるのはどんなに頑張っても10分程度だし、その間にタイミングの波を含めた他の条件がすべて揃うなんてのはかなり低い確率だ。


 うまくいくのはもうひとつの能力、危険予知の"耳鳴り"の強い警告をともなっているときがほとんどで、それでようやく数十回に1回あるかどうかという精度である。


 しかも"耳鳴り"はかなり気まぐれなので、もちろんすべてを網羅できるわけでもなく。

 仮に今回の事件の犯人が暴走悪魔だったとしても、結局は運任せに過ぎないのだ。


(けど、まぁ……現状ではそれに賭けるしかないか)


 戦いならともかく、犯人捜しなんて素人の俺にできることは限られていた。


 普段は無視するような弱い"耳鳴り"でも、その都度"同調"の能力を開放する。

 それで多少は確率があがるはずだから、運よくヒットしてくれることを祈るしかない。

 相手が暴走悪魔でなければ可能性はほぼゼロだが。


(あとは……)


 やれることは思いつく限りやっておきたい。


「ん……優希、くん……?」

「ようやくお目覚めか」


 由香が目を覚ましたので俺はいったん思考を中断することにした。

 続きはこいつを家に送り届けてからだ。


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