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双子兄妹の悪魔学園記  作者: 黒雨みつき
 第3章 三月の里
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3年目6月「長女の決意」


 三月の里での報告を終えて伯父さんの部屋を退室した俺は、とりあえずトイレへ寄り道していた。


「あー……つかれた」


 道中は列車移動とはいえ、やはり半日以上の移動はそれなりに体にこたえる。時間はまだ23時前だが、今日はもう寝ることにしよう。


 と、そんなことを考えながら自室へ戻ろうとしたときだった。


「優希」


 部屋の前に人影。


 瑞希だった。

 どうやら俺が戻ってくるのを待っていたらしい。


「よう、瑞希。お前もう寝てたんじゃ……って」


 そんな彼女に向かって手を上げかけて、そして俺は一瞬だけ言葉に詰まり、


「……どうしたんだ、その恰好?」


 そう問いかけた。


 俺のよく知る瑞希というやつは、その男勝りの性格に反して基本的に女性らしい服装を好む。といっても派手なものではなく、いわゆる大人の女性のようなシックなやつである。


 だが、いま俺の目の前にいる瑞希は、そんな普段の印象とはまったくかけ離れた装いをしていた。


 瑞希はそんな自分の恰好を見下ろしながら答える。


「ああ、これ? パパが言うには、悪魔……の力? とかいうのから多少身を守ってくれるものらしいわ」

「いや、それは知ってるんだが……」


 彼女が身にまとっていたのは、神村さんや緑刃さんが戦いのときに着用しているものとまったく同じ、悪魔狩りの戦闘用巫女(?)装束だった。


 その意味するところは……おそらく。


「……おい、なんのつもりだ? お前、まさか」

「まさかってなによ、見ればわかるじゃない。……ま、そう言われるだろうとは思ってたけどね」


 瑞希はきびすを返した。


「遠くから戻ってきて疲れてるところ悪いけど、ちょっとだけ付き合ってくれない?」


 そう言って俺の返事も待たず、玄関のほうへ進んでいく。


「……」


 仕方なく、俺も後についていくことにした。


 こんな時間だというのに外はあたたかい。

 どこかから虫の鳴き声のようなものが聞こえ、風は穏やかで、月と星がくっきりと見えるぐらいに晴れ渡っていた。


 瑞希が向かった先は離れから歩いて5分ほど、見崎の敷地内にある施設のひとつ、いわゆる訓練場のような建物だった。


 御門にあったものと同じ”断絶の結界”に守られた施設で、中で多少暴れても周囲に迷惑がかからない便利な施設である。


「さて、と」


 中に入って明かりをつけ、10メートルほど離れた距離でお互い向かい合う。


 そこでようやく俺は尋ねた。


「おい、瑞希。なにをするつもりだ?」

「なんとなく予想はできているんでしょ?」

「そりゃ……」


 戦闘用の装束。

 訓練用の施設。

 予想できないほうがおかしい。


「パパに言われてるのよ。あんたを納得させることが、戦いに参加させる条件だって」

「お前……戦いに参加するなんて、本気で言ってるのか?」


 俺は確認するようにそう問いかけた。


 そりゃ確かに、こいつはあの伯父さんと先代光刃の妹である宮乃伯母さんとの間に生まれた、悪魔狩りのサラブレッドみたいなやつだ。


 伯父さんが万が一を考えて、小さいころから密かにそういった教育を施してきたことや、御門町脱出の際には史恩の連れてきた悪魔狩りを圧倒したという話なんかも聞いてはいる。


 素養は間違いなく持っているのだろう。


 とはいえ、だ。


「お前が部活でやってるような試合とはわけが違うんだぞ。それの激しいやつとかでもない。まったくの別物だ」


 俺や雪と違って、瑞希はつい1か月前まで何も知らない普通の女子高生として生活していたのである。


 仮に能力があったとしても、いきなりこんな大きな戦いに参加できるものだろうか。


 そこまで考えて、ふと思い出す。


(……待てよ。さっき伯父さんが言ってた"戦闘経験が浅い者"って、まさか……)


 いや、そんな馬鹿な、と思う。


 そもそもあれは、上級悪魔クラスの戦力の話だ。いくら破天荒な伯父さんでも、瑞希をそのレベルで見ているなんてことはないだろう。


「あんたがなにを考えているかはだいたいわかってるわ」


 だが、そんな俺の思考を見透かしたかのように、瑞希は言った。


「そんなことをいちいち問答するのも回りくどいし、まずはやってみましょう」

「やるって……なにをだ?」

「もちろん真剣勝負よ」


 そう言って、瑞希は半身の構えを取る。


「心配しないで。あんたがだらしなく負けても、長旅の疲れのせいってことにしてあげるから」

「お前なあ……」


 自信満々の態度とは裏腹に、瑞希の振る舞いにはいつにない多少の緊張が見て取れる。


 俺のやる気を出させるために、わざと挑発的な言い方をしているのだ。これでも長い付き合いだし、そのぐらいのことはわかる。


「真剣勝負って、わかってんのか? 俺は普通の人間じゃねーんだぞ?」

「わかってるわ。でも私だって、ここに来てからずっとボケっとしてたわけじゃないのよ」

「……」


 ふぅっと息を吐く。


「……俺が認めなきゃ戦いには参加できないんだっけ?」


 だったら話は簡単だ。


 伯父さんがなにを考えているのかはわからないが、俺としては、実力的にも経験的にも乏しい彼女を今回の戦いに参加させたくはない。


 瑞希は満足そうにうなずいた。


「そうね。絶対に認めさせるけど」


 どうやら自ら引く気はなさそうだ。

 それなら仕方ない。


 俺は少し力を解放し、右手の人差し指に小さな炎の塊を作り出した。


「先に言っとくが、ケガしても恨まんでくれよ」

「そっちこそね」


 瑞希が俺の力をはっきり目の当たりにするのは初めてのようなものだったと思うが、この時点では特にひるんだ様子はなかった。


「じゃあ……行くぞ!」


 ちゃんと避けてくれよ、と、心の中で付け加えつつ、俺は指先の火球を瑞希に向けて放った。


 速度、威力――仮に直撃しても、あの戦闘装束の守りがあれば多少のやけどぐらいで済むだろう、なんてことを考えながら。


「……」


 瑞希が目を見開く。

 そして避け――ようとはしなかった。


「ふ……っ!」


 鋭い呼吸音。

 半身に構えた瑞希が、まるで虫を払うかのような気安さで手刀を振るう。


「おい、あぶねぇ!」


 いくら装束の加護があるとはいえ、生身の手刀で簡単に打ち消せるようなものではない――


 はずだった。

 が。


 瑞希の手刀と火球がぶつかる。


 瞬時。

 火球はあっけなく霧散していた。


「……」


 そんなはずは……いや。


「……ちょっと。手加減しすぎなんじゃない?」


 俺はそこで少し考えを改めることにした。


 俺だってこいつの本当の実力を知っているわけではないのだ。もし伯父さんがこいつのことを戦力として数えているのなら、このぐらいはできて当然と考えるべきだろう。


 こいつを諦めさせるには、多少のリスクを覚悟でもう少し荒っぽくやる必要があるのかもしれない。


 深く息を吸う。

 それを吐き出すと同時に、可能な限りの力を解放した。


「……!」


 髪が真っ赤に燃え上がり、全身が悪魔の力を振るうのに適した肉体へと変化していく。


 それを見た瑞希は、さすがに少しひるんだようだった。

 なるべく表に出さないように押しとどめてはいるものの。


 今日の調子は……まあ悪くはない、というていどか。


 別に殺し合いをするわけではないから、そう考えると十分な力が出ていると考えるべきだろう。


「……そうこなくちゃね」


 瑞希はそう言ってみせたが、ほんの少し引きつった頬には緊張がありありと浮かんでいる。


 こういったことは経験が大きくものを言うのだ。


 こいつがいくら豪胆な性格だったとしても、初めて目の当たりにする上級悪魔(ロードクラス)の魔力に怯んだのは仕方のないことだろう。


「わかってんな、瑞希? こうなったら今度はケガじゃすまないかもしれねえ。一歩間違えば……死ぬことだってある」


 脅しをかねて最後の確認をする。


 だが、瑞希は一瞬言葉に詰まったていどで、それほど間を置かずに答えた。


「望むところよ。その状態のあんたとやりあえないぐらいじゃ、一緒に戦ったって足手まといになるだけでしょ?」

「お前……メンタル化け物かよ」


 何度も言うが、こいつは1か月前まで普通の高校生として生活していたのである。


 やはりあの伯父さんの血か。

 それともこいつ個人の資質なのか。


「……馬鹿だな、お前。俺たちに任せときゃいいのに。お前なんてもともと純粋に巻き込まれただけなんだから」


 言いながらも少しずつ両手に魔力を集めていく。


 瑞希はそんな俺の言葉を鼻で笑った。


「よく言うわ。パパから聞いたわよ。あんただって本当は雪ちゃんより弱いのに、いっつも率先して矢面に立とうとするらしいじゃない」

「……あの野郎。余計なこと」


 俺が不満の言葉をもらすと、瑞希は緊張を解かないまま少しだけ口角をゆるめた。


「あんたが兄として雪ちゃんを守ろうとするのと同じ。私にもプライドがあるのよ。あの家の長女としてのプライドがね」


 瑞希が集中する。

 その気力が高まっていくのが俺の目にもはっきりとわかった。


「矢面に立つのは私でもいいはずよ。あんたは私の後ろで雪ちゃんと歩を守っててくれればいいわ」


 そんなわけにいくか――と。

 俺がそう返そうとした直後だった。


「!」


 瑞希の額に、見慣れない呪文のようなものが浮かび上がっていることに気づく。


(なんだ……?)


 その正体について問いかける間もなく。

 瑞希の体から少しずつ、煙状の光の粒子のようなものが立ちのぼりはじめていた。


「……そうか。そういうことか」


 そしてようやく理解した。


 いくら瑞希の体術が優れているとはいえ、伯父さんがそれだけで彼女を戦場に連れ出そうとするはずがない。


 その光には見覚えがあった。

 俺が御門で伯父さんの特訓を受けていたときのことだ。


 確か――"輝輪(きりん)"といったか。


 魔力を放出して攻撃したり身体能力を高めたりすることはできないものの、純粋に肉体の攻撃と防御に光の魔力を乗せる魔装(まそう)……だったはず。


 おそらく伯父さんはそれを彼女に授けたのだろう。

 それを含めて、俺にテストしてみせろというのだ。


「目覚めて……"輝輪(きりん)"」


 静かにつぶやくような瑞希の言葉に、額にあった呪文が形を変え、まるで孫悟空がつけているようなサークレットの形に具現化する。


 煙のように立ち上っていた光の粒子は爆発的にその勢いを増して、オーラのように彼女の周囲を漂い始めた。


 そして俺は悟る。


 もはや、遠慮する必要はまったくないということを。


「――"爆裂花火(サマーナイトボム)"!」


 そうとなれば得意の先手必勝だ。


 俺の両手の指先から10本の火花が散り、あらゆる軌道を描きながら瑞希に向かって飛んでいく。


「っ……!」


 瑞希の視線が泳いだ。


 一瞬の迷い。

 そこはやはり戦闘経験の浅さゆえだろう。


 ただ、反応が遅れはしたものの、そのあとは早かった。


「ふっ……!」


 床を蹴ると、まずは正面、最短距離でまっすぐに向かってきた2本の花火を正面から打ち払う。


 キラキラと光の粒子が宙に舞った。


 そのまま体を回転させる。


「はぁぁぁぁ――ッ!」

「!」


 回し蹴り、連続突き、そしてまた蹴り。


 目にも止まらぬ、というのは、まさにこういうことだろう。


 わずかな時間差で襲い来る残り8本の花火を、瑞希はまるで空手の演武を早送りしたかのような動きで瞬時に打ち払ってしまった。


 そして間髪いれず、流れるように間合いを詰めてくる。


 どうやら花火程度では足止めにもならない。

 だったら方針転換だ。


「"炎の直球(ヒノタマストレート)"!」


 まっすぐ間合いを詰めてきた瑞希に対し、速さ、威力ともに先ほどの"爆裂花火(サマーナイトボム)"とは一味違う重い火球を放った。


「!」


 瑞希はその威力を感じ取ったのか突進の速度をゆるめ、どうやら真っ向から受けることを諦めたようだ。


 身をよじって右に避け、かろうじて火球の軌道をはずれる。


 だが、その動きは俺の予測どおりだった。


「あまいッ!」


 瑞希が避けたその先へ、もう片方の手にあらかじめ用意してあった"炎の直球(ヒノタマストレート)"を放つ。


 最初の一発をギリギリで避けた瑞希には、これに反応する余裕はない。


 だが、


「甘いのはそっちッ!」

「!」


 直撃する――そう思った瞬間、瑞希の体が俺の視界から消えた。


 ……いや。


 瑞希は俺が予測した地点をあっという間に通り越し、いつの間にか俺の右側面にまで回り込んでいたのだ。


(こいつ……!)


 やられた。

 1発目は、俺の予測を狂わすためにわざと緩慢な動きで避けたのか。


 こっちが本来の速さ。


「……"太陽の拳(フレアナックル)"!」


 冷静に分析していられる状況ではなかった。


 俺は得意の近接攻撃用の力を両方のこぶしに宿す。

 といっても、それは攻撃のためではない。


「はぁ――ッ!」


 俺の体はとっくに瑞希の両手両足の間合いに入っていた。


 ダン! と、瑞希の右足が床を噛み、鞭のようにしなる左足が俺の脇腹目掛けて襲い掛かってくる。


「く……ッ」


 俺はとっさに、"太陽の拳(フレアナックル)"をまとった右腕を脇腹のあたりにかざした。


 と、その一瞬。


「……!」


 俺は瑞希の軸足がピクリと妙な動きをしたことに、かろうじて気づく。


(フェイントか……!?)


 幸いにして、今度の予測は的中した。

 瑞希の左足はかなり手前で空を蹴り、その体はさらに一回転しながら宙に舞う。


(二段回し蹴りか……っ!)


 狙いは右側頭部。

 右腕のガードを上げ、そこに左手も添える。


 風を切り裂く音。

 ドン! という衝撃。


「く……っ!」


 ビリビリと、魔力と魔力がぶつかったときの強烈な衝撃が両腕から全身へ伝わった。

 ガードが弾かれ、両足が地面を離れる。


 まずい、次は直撃が来る――と、背中にドッと冷や汗が浮かんだ。


 だが。


「う……っ!」


 どうやら瑞希もその衝撃をうまくそらすことができなかったようだ。宙に浮いていた彼女の体は反動をまともに受け、5メートルほど飛ばされて体勢を崩していた。


 それはおそらく経験不足の証左だろう。


 こいつがここでどういう訓練を積んでいたのかは知らないが、こうやって強い魔力同士がぶつかる体験はおそらく初めてのことだったに違いない。


 ひとまず安堵し、その隙に体のバランスを回復する。


(……にしても、こいつ)


 これがもし、魔力のない生身同士の戦いだったら。

 あるいは、瑞希が実戦経験を得て、最初から魔力相殺の反動まで計算にいれて動いていたら。


 立て続けに攻撃されて、あっさりと勝負は決していたかもしれない。


 両手に視線を落とす。


 瑞希の攻撃を受け止めた"太陽の拳(フレアナックル)"は、"輝輪(きりん)”の力によってほぼ完全に打ち消されていた。


 つまり、あいつがまとっている光の加護は、俺のような上級悪魔(ロードクラス)の魔力のガードを破って、その肉体にダメージを与えうる力がある、ということになる。


(伯父さん、あんた……)


 たかが1ヵ月でここまで使いこなせるものなのか。

 あるいは伯父さんが、もともとそれを想定した教育を施していたのか。


(とんでもないやつに、とんでもねーもん与えちまったんじゃねーのか……)


 俺の攻撃に対する一瞬の躊躇。

 魔力に対する不慣れ。


 明らかに経験不足であることがわかる動き。

 にもかかわらず、だ。


 あぜんとする俺の視線の先で、瑞希がゆっくりと立ち上がった。


「仕切り直しね。今度こそ一撃入れてみせるわ」

「……あー、ちょっとタンマ」


 そんなやる気満々の瑞希を、俺は手のひらを向けて制止した。


「なに?」


 いぶかしげな瑞希に対し、俺は深く息を吐きながら魔力の放出を止める。


「今日はここまでにしとこう。長旅の疲れで調子がな」


 俺はそう言った。


 もちろん嘘だ。

 正直なところを言えば、これ以上やる理由が見つけられなかったのである。


 現時点ですでに、こいつが今回の戦いに必要な力を持っているのは明らかだった。さらに経験値を得たらいったいどうなることか、考えただけでも恐ろしい。


「あら、そう。……悪かったわ。ほんとに疲れてたのね」


 そんな俺の嘘に気づかず瑞希が素直にそう反応したのは、俺の力を過大評価しているのか。いや、もしかすると自分の力に対してまだ半信半疑なところがあるのかもしれない。


「でも、ギブアップしたのはそっちだから、テストは合格ってことでいいのよね?」

「……それは」


 さすがに即答はできなかった。


 経験不足。

 それは実戦では最大のウィークポイントになる危険がある。


 ただ、それを理由にして今の瑞希を納得させるのはおそらく不可能だろう。


 それに、経験不足の仲間がいることはすでに聞かされていたのだ。能力は間違いないのだから、それが瑞希だったからといって戦わせないのは筋が通らない。


 伯父さんがいったとおり、こういう戦いでもっとも大事なのは上級悪魔(ロードクラス)級戦力の勝敗だ。


 となると、こいつの力が全体の勝敗を左右する可能性だってある。それはすなわち、神村さんやほかのみんなの命を救うことにつながるかもしれないのだ。


 ……冷静に考えれば、参戦してもらう以外の選択肢はないだろう。


 こいつに足りないところは俺や雪、楓でフォローしていけばいい。


 いま目の前で体感した、史恩にも匹敵する速さと強さは、味方のものだと考えると確かに心強い。


「……わかったよ、合格だ」


 多少のためらいを完全に消すことはできなかったものの、結局、俺はそう答えざるを得なかった。


 そんなこんなで。

 決戦を目前に、俺たちはこうして新たな戦力を得ることになったのである。


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