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双子兄妹の悪魔学園記  作者: 黒雨みつき
 第1章 確執
201/239

3年目5月「亀裂」


 兄を捜しに来たという炎魔の少女と出会ってから、約2時間後。

 舞台は御門本部内の一室へと移っていた。


「美矩、お前がついていながら……」

「……すみません。あの地域で不知火さんをひとりにしてしまった私のミスです」

「おいおい、ちょっと待ってくれよ」


 と、俺は緑刃さんと美矩のやりとりに口を挟む。


 あの後、少女を含む4人の炎魔たちは悪魔狩りによって別の部屋へ連れて行かれた。

 そして俺と美矩は光刃――つまりは神村さんの部屋で、こうして緑刃さんから説教を受けていたのである。


 もちろん俺はその状況に納得していない。


「なんで文句を言われなきゃなんねーんだよ。そりゃ、あんたたちの縄張りで勝手なことをしちまったのは確かだが、あの子は悪さをしようとしてこっちに来たわけじゃねーんだ。助けるのは当たり前だろ」

「優希くん」


 そんな俺に対し、いつも以上に厳しく見える緑刃さんの視線が向けられた。


「事情を聞いたのなら君にもわかるだろう。あの子は向こうの法を破ってこちらに来たのだ。追って来た3人はこちらの世界でいう警察のようなもの。君はそれを叩きのめしてしまったんだぞ?」

「だとしても、あいつらの暴力はどう見てもやりすぎだった。あれを黙って見過ごせってのは無理な話だ」

「彼らとは住む世界も常識も違うんだ。なにもかも君個人の基準で判断してはいかんだろう」


 と、ため息をつく緑刃さん。


「かの炎魔の部族は人間とのトラブルを好まず、人間界には決して関わらないというオキテを昔から掲げている、我々にとっては暗黙の協力者ともいうべき存在だ。魔界にはいくつかそういう集団があって、表立って交流しているというわけではないが、彼らとの関係悪化は望むところではない」

「……」


 その辺りの事情については、先ほど美矩から簡単に聞かされてはいた。

 そういう"暗黙の協力者"たちのオキテによって、こちらの世界で起きる悪魔のトラブルは多少なりとも抑制されているのだという。


 あの少女はそのオキテを破ってこちらの世界に来てしまったのだ。

 となると、緑刃さんたちは追って来た側に肩入れするしかない。


 その理屈はわかる。

 ただ――


「じゃあ、あいつをこのまま向こうに送り返しちまうのか? あいつ、"漂流"したっていう家族を捜しに来ただけなんだろ?」


 漂流。

 それはやはり、魔界にときおりランダムに口を開く入り口によって、悪魔が意図せずに人間界に流されてしまう現象のことだという。


 魔界のいつどこに入り口ができるかもわからず、そして人間界のどこに行くのかも基本的にはわからないそうだ。そしてどうやら、漂流したという少女の兄貴は少なくともこの辺りでは発見されていないらしい。


 俺は厳しい表情の緑刃さんを、強い視線でにらみ返す。


「10歳そこそこの子どもがいきなり別世界に放り出されちまって、無事に生きていられる保障はない。けど、大人たちはオキテがあって誰も連れ戻しにいけないから、あいつは無茶を承知でこっちの世界に来たってんだ。だったら俺には、あいつが悪いことしたなんて考えられない」

「優希くん……君の言いたいことは私も充分にわかっているんだ。ただ、あの子が向こうのオキテ破り、つまり罪を犯したことは事実。そこは我々には曲げられない」

「だからあいつは悪者で、それを助けようとした俺も悪い。ってことか」


 投げやりな言い方をすると、緑刃さんは困った様子で眉間にしわを寄せた。


「そのことを知らなかった君を強く責めるつもりはない。ただ、今後は気をつけて欲しいということだ」

「そりゃありがたい。けど、俺は反省してないぜ、言っとくけど」


 思わず挑発的な言葉を返してしまう。

 少し熱くなりすぎているという自覚はあったが、止まらなかった。


「俺にはあいつの気持ちが理解できるし同情もしてる。だからあいつにはこっちの世界で気が済むまで家族を捜させてやりたい。そりゃ、この辺りに出てきてないってことなら見つけるのは難しいのかもしんねーけど、それでもあいつが納得できるまでは思うとおりにさせてやりてーんだ」


 そんな俺の言葉に、緑刃さんもやや口調を強くした。


「それは無理だ。あの子を受け入れるということは、我々が彼らのオキテを否定するということだ。君の主張はあまりにも感情的すぎる」


 緑刃さんの言いたいことぐらい俺にだってわかっている。

 立場上、そういう態度を取らざるを得ないことだって。


 ただ、それでも――。


「俺だっていきなり雪のやつがいなくなったらなにをしてでも捜しに行く。あんたとこうして口論になろうが、この国の法律を破ろうがな。だから俺は、なにがどうなろうとあいつの味方をするぜ」

「それは……なるほど、君の気持ちはわかるが――」

「神村さん」


 俺は緑刃さんの言葉を途中でさえぎり、口論を黙って聞いていた神村さんのほうへ視線を移動させた。


「神村さんはあいつをどうするつもりだ? あいつを保護して、兄貴を捜すことに協力してやったりはできないのか? いや、こんな大変な時期に人手を割いてくれとは言わない。あいつの面倒は俺が責任を持って見る。それなら」

「……」


 神村さんはまっすぐに俺を見つめ返してきた。

 そして、


「できません」

「……」


 即答だった。

 あまりにも早すぎて、次の言葉がすぐに出なかったぐらいだ。


 神村さんの隣では、緑刃さんが神妙な表情をしている。

 予想どおりの回答だったのだろう。


 ……いや、それも当然か。

 悪魔狩り"御門"としては、そう答える以外にはないのだ。


「……そっか」


 ただ、それでも俺は少しだけ残念な気持ちになった。神村さんだったら俺の考えに多少は理解を示してくれるんじゃないかと期待していたのだろう。


「不知火さん」


 そして神村さんは続けた。


「法や決まりごとというものは、ひとつでも例外を作ってしまえば驚くほどに弱くなってしまうものです。仮にあの少女が善意の者であったとしても、次もそうであるとは限らない。これから幾度も同じことが起き、その中にこの地に大きな被害をもたらす存在が隠れているかもしれないのです」

「……それはわかる。けどそんなのは、そのときに見極められれば」

「誰が見極めるんです? 私ですか? それとも不知火さん、あなたですか?」

「っ……」


 責める口調でもなく、神村さんは淡々と俺の反論を封じてきた。


「絶対に正しい判断ができる人間なんてどこにもいません。私はもちろん、不知火さんにもできません」

「……」


 言い返せない。

 神村さんが言うことも、緑刃さんが言うことも、すべてが正論なのだ。


 ただ、それでも俺は納得できなかった。


「だってさ……あいつはどう見たってウソなんかついてないだろ」


 あの必死の表情。

 不安そうに俺を見つめ、そして何度も頭を下げて礼の言葉を口にしたあの姿。


 あいつは本当に、ただ行方知れずになったという家族を捜したいだけなのだ。


「私もそう思います」


 神村さんはゆっくりとうなずいた。


「ですが、それはあくまで私と不知火さんの意見です。中にはそう思わない人もいるでしょうし、事実はさらに深い闇の中。本人以外誰にも知ることはできません」

「けど、神村さんはウソじゃないって思ってんだろ。だったらそれで充分じゃないのか? いや、そうだ、それなら歩を呼べばいい。それで心を読んで――」

「不知火さん」


 神村さんは少しだけ語尾を強くする。


「これはそういう話ではありません。彼女に対してはそれでよくても、他の場合にはどうします? 心を読める者がいなかったら? 読んだ人間が共犯者で嘘をついていたら? この先、そういった間違いが起きないと断言できますか?」

「それは極論だろ!」

「そのとおりです。ですが、決まり事というのはそういったことも想定し運用しなければ、必ずその穴を突いて悪さをする者が現れます。わずかなほころびが決壊につながるのです」

「それは……!」


 神村さんの言いたいことも緑刃さんの言いたいこともわかっている。

 そして向こうも、こっちが言わんとしていることの意図は理解しているはず。

 にも関わらず、まったく歩み寄ることができないこの状況がもどかしくて仕方ない。


「だって、そのオキテとやらを破るのは重罪なんだろ!? どんな目に遭うかだってわからない! それでもあいつは家族を捜しにこっちの世界までやって来たんだぞ!」

「……」


 神村さんはなにも言わずにこっちを見つめている。

 俺は構わずに続けた。


「だったら少しぐらい協力してやったっていいじゃねーか! 神村さんはここのトップで、その神村さんが正しいと思っているのなら、せめてあいつがこっちに留まることを見逃してくれても!」

「私が決まりをねじ曲げてしまえば、それは独裁になってしまいます」


 それでも神村さんはかたくなに首を横に振った。


「独裁者の考えひとつで、ときには善悪の基準さえ変えられてしまう。人々を守るための悪魔狩りがそんな状態であることを、不知火さんはよしとしますか?」

「っ……」

「それに――」


 口をつぐんだ俺に、神村さんはやはり淡々と言い放つ。


「いずれにしても不知火さんの希望は叶えられません。少女の身柄はすでに追ってきた悪魔たちに引き渡しました。今ごろはもう魔界に連れ戻されているはずです」

「……!」


 その瞬間、冷水を浴びせられたような気持ちになった。


「もう……連れ戻された?」


 つまり、俺があの少女と別れたときにはすでに結論が出ていたということだろう。

 こうして議論する余地さえ最初からなかったということだ。


 言葉の意味を理解すると、今度は逆に頭が熱くなってくる。


 それはあまりにも――いや。


「……そっか」


 立場上譲れない御門としては当然の判断かもしれない。

 あるいは俺が追ってきた3人を叩きのめしてしまったから、向こうに誤解されないよう、より迅速な対応が必要だったのかもしれない。


 ……だとしても。


 全身から力が抜けていた。

 そして重いため息が口をつく。


「……いや、そうだよな。俺が甘かったんだ」


 ただ、頭の中だけは熱いまま。

 いったん落とした視線を上げ、まっすぐに神村さんを見る。


「人間が危険にさらされる可能性が万にひとつでもあれば、悪魔狩りはそれを予防しなきゃならない。たとえ悪魔をひとり見殺しにしても。……悪魔狩りってそういうもんだもんな」

「……」


 神村さんは視線を動かすことなく、無言で見つめ返してきた。

 なにかを訴えかけるような色がかすかに見えたが、その口が開くことはなく。


 そんな神村さんの態度に、俺はさらにいらだつ。


「いや、悪魔狩りがそういうものだとしても、神村さんは違うと思ってたんだ、俺は」


 考えてみれば、年末の戦いだって別に善意で動いてくれたわけじゃなかったのかもしれない。

 唯依の力で女皇たちを無力化できる可能性、という明確なメリットが悪魔狩りの側にもあったのだから。


(……神村さんはただの影法師、か)


 誰かに言われたその言葉がふと頭を過ぎる。

 あのとき激しく感じたはずの怒りが、今は俺の中から消えてしまっていた。


 ゆっくりと目を閉じ、大きく息を吐いてその場に立ち上がる。


 あの少女が本当に魔界に送り返されてしまったのなら、今の俺にできることはなにもない。


 力になってやるようなことを偉そうにのたまっておきながら。

 本当に情けない話だ。


「考えが甘かったよ。本当にあの子の手伝いをするつもりなら、ここに連れてきちゃいけなかったんだ」


 そして俺は、熱くなったままで口を開いた。

 言ってはいけないことだとわかっていたが、自制できなかった。


「2年前、雪が……妹がどうしてあんたたちに殺されそうになったのか、ようやくわかった気がする」

「……!」


 ハッとして、神村さんが目を見開いた。

 彼女には珍しいほどの動揺がはっきりと浮かんで、慌てたように少し身を乗り出す。


「待ってください、不知火さん。私は――……」

「そりゃそうだ」


 言葉をさえぎり、俺は語気を強める。


「あんたらは人間の側の組織だ。あんたも緑刃さんも、俺の後ろにいる美矩もみんな人間で、あの女の子と雪は悪魔だった」


 もうここにいる理由はない。

 俺は神村さんたちに背中を向けた。


 そして捨て台詞を口にする。


「悪かったな。こう見えて俺も悪魔なんだ。今後はせいぜい、あんたらに寝首をかかれないよう気をつけるとするよ」

「……優希くんッ!」


 ダン! と。

 怒りの言葉を発し、床を踏み鳴らしたのは緑刃さんだった。


 振り返った俺は瞬時に力を解放し、眼前に迫っていた緑刃さんの平手を身をそらして避ける。


「……君は!」


 空を切った手をグッと握り締める緑刃さん。


「自分がどれだけ残酷なことを言っているかわかっているのか! 沙夜は、君たちのことを――ッ!」

「緑刃さん。……かまいません」


 興奮した緑刃さんをたしなめるように、神村さんが短くつぶやく。


「……」


 視線を向けると、神村さんは変わらずまっすぐに俺を見つめていた。

 決してそらすことなく。

 ただまっすぐに。


 まるでそうすることが、自らに対する戒めであるかのように。


 その姿が、なぜかとてつもなく痛々しく思えて――


「……ッ」


 いろいろな感情が頭の中で渦を巻き、俺はやりきれなくなって背中を向けた。


「優希くん!」


 緑刃さんの声を背中に聞きながら、うつむいた美矩の横を通り過ぎて部屋を出る。

 誰も追いかけてはこなかった。


 正面だけを見つめたまま、早足で歩いて建物の外に出る。


 ――降りしきる雨。

 少し離れて振り返ると、雨に遮断された建物がひどく遠くなったように感じられた。


 今まで近くにあったものが、遠く離れてしまったような。


 いら立ち。

 後悔。

 失望。


 ――自責。


 自分が正しかったのか、それとも間違っていたのか。

 それすらもわからないまま。


 俺はその建物に背を向け、雨の中をふたたび歩き出した。




-----




「緑刃さん……」

「はい」


 雨音が静かに響く室内。

 優希が去ったあと美矩もすぐに退室し、そこに残ったのは沙夜と緑刃のふたりだけだった。


「私は……間違っていましたか?」


 そう問いかける沙夜の声はいつものよく通る音ではなく、雨音に紛れて消えてしまいそうな、そんな弱々しさだった。


 緑刃はそんな沙夜を心配そうに見つめながら毅然とした口調で返す。


「いいえ、少しも間違っていません。そもそも漂流してしまった悪魔の居所を短期間で特定するのは不可能ですし、あの少女の安全を考えても送り返す以外の選択はなかったでしょう。……双子の兄妹ということで、優希くんも自分たちの姿を重ねてしまったようですから。互いに言葉が足りなかったところはあると思いますが、冷静になって話せばわかってもらえるはずです」

「……」


 そんな緑刃の言葉にも、沙夜の表情は変わらなかった。


 そしてポツリ、と。


「先ほどの不知火さんの言葉は――」


 そこでいったん言葉を止める。

 どうやらその先に続くべき名を口にするのをためらっているようだ。


 ただ、迷った末に結局続ける。


「竜夜さんがむかし言っていたことと似ていたんです。……悪魔狩りは人間の側に立つ組織だと。だから最後には不当であっても人間を助け、悪魔を挫くことになる。絶対にそうなるはずだ、と」

「光刃様……あの男の言ったことなど、気にすることはありません」


 緑刃はたしなめるようにそう言ったが、沙夜は目を閉じて首を横に振った。


「いいえ。それは実際に行われてきたことでもあります。私たちはわずかなリスクを恐れ、実際には罪のない大勢の悪魔を退治してきました。だから、私には不知火さんの言葉を否定することができません。だって彼のご両親も、おそらくは私たちが――」

「光刃様」


 緑刃は強い調子で沙夜の言葉をさえぎった。

 自らの言葉によって深い沼に沈もうとしている彼女を、救い上げようとするかのように。


「それは光刃様が生まれるよりも前のできごとです。あなたはそういうことが二度と起こらないように努めてきたではありませんか」

「……はい。そのつもりでした」


 小さなため息とともに、沙夜が天井を見上げる。


「でも結局、竜夜さんも不知火さんも、私の前から去ってしまった。私が至らないから。だから皆、私を見捨ててしまうのです」


 目を閉じ、そしてまるで重力に引かれるようにゆっくりと頭を垂れる。


「私は、もう――」


 言葉はそこで止まった。

 沙夜はそれ以上なにも言わず、糸の切れた人形のようにただじっとうつむいている。


「光刃様……」


 そんな沙夜の様子に、緑刃は強いショックを受けた。


 ……彼女の中のなにかが崩れてしまった。

 緑刃にはそう思えてしかたがなかったのだ。


「……沙夜」


 だから緑刃は狼狽しつつも、沙夜に近づいて背後からその肩に手を置いた。


「心配するな、沙夜。誰もお前を見捨ててなどいない。お前はよくがんばっている。優希くんもすぐにわかってくれる。あの子は竜夜とは違うんだ」

「……」


 沙夜は返事をしなかった。

 なぐさめの言葉が届いていたのかどうかさえわからぬまま。


「……」


 緑刃もまた無言のまま、沙夜の肩に置いた手に少しだけ力を込めた。


(……このままでは)


 細い肩の感触を感じながら奥歯をかみしめる。


(沙夜が、押し潰されてしまう……)


 御門を立て続けに襲った事態は、経験の浅い当主の許容量をとうの昔に越えていた。

 それはわかっていたことだ。


 女皇との戦い、竜夜の裏切りと"(きらめき)"の強奪、悪魔による大量失踪事件、そして各地の悪魔狩り――特に悪魔排除派の組織から向けられた不信。


 内にも外にも敵を抱えた沙夜にとって、今本当に必要なのは彼女個人を信頼してくれる味方だった。

 それが彼女にとっての支え。


 ……そうなるはずだった。


(なぜ、よりにもよってこんなときに……)


 緑刃はやり場のない怒りと不安を覚える。


 しかし、すぐに打開策を見いだすことはできないまま。


 とにかく今はこれ以上の事態が起こらないこと。

 そして優希との関係修復が一刻も早く叶うようにと、祈ることしかできなかったのだった。




 ……しかし、その祈りさえも空しく。

 異変はそのときすでに、彼女たちの足もと近くにまで忍び寄っていたのである――。


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