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双子兄妹の悪魔学園記  作者: 黒雨みつき
 第1章 復讐
151/239

2年目1月「好きで好きでしょうがない」


-----


 幻魔の男は困っていた。

 どうやら彼の計画に早くも想定外が発生しつつあるようだったのだ。


 彼のことをよく知る者に言わせれば、彼がこういう状況におちいるのは毎度のことで、むしろ当然の結果といったところなのだが、本人は自分の計画のずさんさを棚にあげて、どうしてこんなことになってしまうのかと、おおいにイラ立っていたのであった。


 好意を増幅された少年が普通に求愛して少女がそれを受け入れ、結果、男の復讐対象であるもうひとりの少年が恋人を奪われた形になって苦しむ。

 実にシンプルな筋書きだ。


 にもかかわらず。


 事態はどう見ても普通じゃない方向へ進展しつつあった。

 原因としては、男が発動した幻魔の力が、少年のいじってはいけない部分を刺激してしまったようなのである。


(……どうしたものか)


 この時点で男は珍しく自らの失敗を認め、その対応策を考えるという行動に出ていた。


 最初に考えたのは、あの少女に危害が及ぶことだけは避けなければならないということである。

 そこには男のなけなしの良心という側面と、万が一再び捕らわれの身となったときに自身の罪が重くなってしまうからという打算もあった。


(となれば……)


 そして男はさっそく行動を再開する。


(まずは、あのふたりがどこへ行ったのか捜さねばな)


 ……男はいつの間にか、少年と少女の両方の姿を見失ってしまっていたのだった。






「ねえ」


 日が沈んでからすでに数時間。

 公園の時計は午後9時10分を指そうとしている。


「ここ、さっきも通ったよ」


 そんな時間に雪は少年とともに町を歩いていた。

 少年はほとんど無言でいつまでたっても足を止めず、同じような場所をぐるぐるとさまようように歩き回っている。


(やっぱり変……)


 そして雪の疑念は確信へ変わりつつあった。


 少年の様子がおかしいと気づいたのは、今日の昼、優希が喫茶店に来る少し前のことだ。

 よく店を訪れる少年なので顔は知っていたが、特別詳しいわけでも強烈な印象があったわけでもない。


 そんな雪でも、ひと目で気づくほどの異常。


 どことなく不安定な目線。

 そしてかすかに感じた魔力。


 "血の暴走"


 雪が真っ先に連想したのはその可能性だった。

 だからこそ、真偽を確かめるためにこうして少年の誘いに乗ったのである。


 魔力を漂わせていることから、少年が悪魔の血を宿していることは間違いない。


 問題は、使い方も知らずにただ魔力を内在させているだけなのか。

 いや、たとえ力に目覚め自由に使えるのだとしても、それを制御することができているのか。


 確認しなければならなかった。


 少年の様子を見る限り、異常な状態であることは間違いない。

 ただ、血の暴走にしては少々不自然なところもあった。


 暴走した人間というのは、そのほとんどが、悪魔の本能の中でもっとも強いとされる衝動――破壊と殺りくに走るのが常で、同時に理性的な思考を失ってしまう。

 だから本能的に危険を察知したりということはあっても、たとえばひと気のないところに誘い出してから殺そうとか、そういうところに頭が回ることはほとんどないはずなのだ。


 しかし、少年はなぜかこうして雪を連れ回している。

 その点がどうにも不自然だった。


(……瑞希ちゃんたち、そろそろ心配してるかな)


 家を出てから軽く1時間近くは経っている。

 雪としても瑞希たちを心配させることは本意ではなかったが、あまり事を急いで少年を刺激するようなことも避けたかった。


 やがて、雪は足を止める。

 いや、彼女よりも先に前を歩く少年が足を止めていたのだ。


 雪は周囲を見回した。


 止まった場所は住宅地の中にある公園だった。

 滑り台とブランコ、あとは小さな砂場があるだけの小さな公園で、街灯も端っこにひとつだけ。

 もちろん人影はない。


「ここなら……いいか」


 と、少年が雪を振り返った。

 その言葉には明らかに理性が残っていて、やはり暴走しているとは考えにくい。


 ……が、しかし。


「どうしたの? なんか変だよ?」

「変?」


 雪の問いかけに、少年は心外と言わんばかりの顔をした。


「なにが変だって? 俺は普通だよ」


 そう答える少年の目はやはり不安定だった。

 理性的だが、昨日までの彼とは明らかに違う。


 暴走ではない。

 ただし正常でもない。


 雪は探るように問いかけた。


「私、あなたとはお店でしかお話ししたことないけど、昨日まではそんな感じじゃなかった。でしょ?」

「ああ……」


 そんな雪の言葉に、ようやく合点がいったという顔をして少年は小さく笑う。


「そうだな。昨日までは色々と変に考えすぎちゃってて。それで。君にここまで来てもらったんだ」

「……」


 雪は黙って少年の言葉を待った。


 自然に振る舞いつつも警戒はゆるめず、仮に少年がいきなり悪魔の力を行使して襲い掛かってきても対応できるように準備しておく。


 ただ、それは結果的に必要のないものだった。


「俺は君のことが好きだ。だから俺と付き合って欲しい」

「……え?」


 雪が呆気に取られたのは当然だろう。


 こうして好意を示されるのは初めての経験ではない。

 ただ、普通そこに至るにはそれなりのお膳立てや前振りがあるもので、こんな、もしかしたら命にかかわるかもしれないという緊張感の中で告白をされるとは、さすがの雪もまるで想像できなかったのである。


「えっと……」


 しかし、戸惑いながらも雪は素早く言葉を返した。


「私、あなたのことは歳と名前ぐらいしか知らないよ?」

「そんなこと関係ないだろ? 俺のことなんて、それこそこの場でいくらでも教えてあげられるんだから」

「……」


 少年の言葉は本気のように聞こえた。


 普通ならそれは雪にとって嬉しいことである。

 受け入れる受け入れないにかかわらず、他人から向けられる好意が嬉しくないはずはない。


 優希などには『その気がないなら迷惑そうな顔しとけ』なんて言われることもあったが、実際に嬉しいものを迷惑そうにするのはなかなかに難しいことだった。


 ただ、今回のこの状況に限って言えば、喜びよりも困惑のほうが強い。

 冗談ではないと感じていながら、同時にその告白が少年の本当の意志であるようにはどうしても思えなかったためである。


 ……いずれにせよ。

 ひとまず返事は決まっていた。


「気持ちは嬉しいけど、ごめんね」

「それは」


 少年の表情は変わらない。

 その返答を予測していたようにも見えた。


「あの男がいるから?」

「男? 誰のこと?」

「昨日と、今日も店に来て、君と話しているところに割り込んできた、あの男」

「あ……」


 その言葉で、それが優希のことであると気づく。

 そして雪はうなずいた。


「うん。そうだよ」

「そうか」


 少年はやはり表情を動かさない。


「一応聞くけど、俺はそいつの代わりになることはできない?」


 雪は即答する。


「あなただけじゃない。代わりなんてどこにもいないよ」

「そうか」


 すべて予想通り。

 そういう反応だった。


 やはりおかしい、と、雪は警戒心を強める。


 個人差はあるにせよ、本気の告白を断られれば多少は感情が揺らぐものなのに、少年の反応はあまりにも淡々としすぎていた。


 いや。

 それ以前に――


 少年の内にある魔力が、少しずつふくれ上がっていたのだ。


「じゃあ仕方ない」

「!」


 少年の言葉とともに、雪の足もとの土が急に沈み込んだ。

 雪は驚いて後ろに下がろうとしたが、すでに足首までが土に絡め取られている。


 地魔の力だ。


 雪は顔を上げて少年を見る。


「どうするかな。君は見かけによらずガンコそうだし。ケガはさせたくないけど、それでも言うことを聞いてくれないなら仕方ないのかな」

「……あなたは」


 普通の人間なら間違いなく取り乱すであろうこの状況。

 それでも雪が平静を保っていることに、少年は少しも疑問を抱いていない。


 やはりまともな思考状態ではないようだ。


「なにをやろうとしているのか自分でわかってない。その力は、そんな軽い気持ちで使っていいものじゃないよ」

「……」


 少年は無言だった。

 雪の言葉が聞こえていないわけではなさそうで何事か考えている。


 雪も考えていた。


 いま見えている限りだと、少年の力は下級悪魔クラスだ。

 雪にとってはこの束縛を破ることも、少年を力で圧倒することも難しいことではない。


 ただ、この行動が少年の本来の意志ではないのだとすれば、力を行使して傷付けてしまうことにはためらいがあった。


 雪は上級氷魔の両親から、その平均値をはるかに上回る力を授かっている。

 もし彼女が魔界で生まれていたなら、"天才児"としてなんらかの特別な扱いを受けてもいただろう。


 しかしその反面、彼女は不完全でもあった。

 具体的には自らの力をコントロールすることに長けていない。つまりは、手加減がうまくできないという欠点があったのだ。


 だから相手の行動を封じるだけのつもりでも、もしかしたら致命的なダメージを与えてしまいかねない。

 その可能性が、力の行使をためらわせていたのである。


(……どうしよう、かな)


 雪は思案しながら、優希に相談しなかったことを悔いていた。

 彼がいれば、なんの苦労もなくこの場を切り抜けられていただろう、と。


「やっぱり」


 そして少年がポツリとつぶやいた。


「力ずくでもなんとかしないとダメか。……待つことなんてできないし」


 熱っぽくうわついた少年の目が雪をとらえる。

 その瞳の中には深い闇が見えた。


「俺は君が、好きで好きで好きで好きでしょうがないから」

「……」


 胸にちくりとした痛みが走る。


 その異常。

 雪はここにきてようやく、彼が幻魔によって感情を操作されたのではないかという可能性に思い至った。


 もしも元から持っているほのかな好意を増幅され、このような行動に走ってしまったのだとしたら。


(なんてひどい……)


 怒りが湧く。

 少年があまりにも可哀想だった。


「まずは動けないように……そうだな。どうやったら気絶するかなんてわからないし、足と腕が動かないようにするのがいいのかな。あとは口も塞がせてもらうよ」


 少年の言葉と同時に、雪の足をつかんでいた土が形を変える。

 足かせのようになって雪の足首を固定し、さらに体をはい上がって手首に到達すると、そのまま両手を体の後ろで固定した。


「……目を覚まさないとダメ」


 さらに口もとまでそれが上がってきたところで、雪はもう一度説得を試みた。


「冷静になって思い出して。それはあなたの本心じゃない。それに、そんなことをしてもあなたの望みが叶うわけじゃないよ」

「……そんなことはない」


 かすかに少年が動揺したように見えた。

 やはり理性が失われているわけではない。


 ならば、と。


 雪は賭けに出た。


「これからどんなことがあっても、私はあなたの気持ちには応えられない。ううん、あなただけじゃない。他の誰でも同じ」


 きっぱりと、強い言葉で言い放つ。


「無理してこんなことをしても、あなたのその気持ちが報われることは絶対にないの。だから考え直して」

「……」


 少年が視線を泳がせる。

 雪は期待してその反応を見守っていたが――


「じゃあ、俺の気持ちを収める方法はひとつだ」


 ずぶ、と、雪の足もとが不安定になって体がゆっくりと沈み始める。


「君が俺の目の前からいなくなる。それしかない。……いや、そうだな。一緒に死んでくれ。来世でなら俺の望みが叶うかもしれない」

「来世……」


 そんな少年の言葉に、雪は目を伏せた。


「……ありえないよ。もし来世があって私たちが出会ったとしても、きっと同じことを繰り返すだけ。そういうものだから」


 少年が無表情になる。

 なにか考えているのか、あるいはもうしゃべる気がないのか。


 いずれにしても雪の体はゆっくりと地面に沈み続け、すねのあたりまで土に埋まっていた。

 これ以上沈むと、抜け出すのに手こずることになるだろう。


 ……もはや実力行使しかなかった。


 問題は少年に大ケガをさせず、命を奪わずにそれができるかどうか。


 と。


「……そこまでだ!」


 第3者の介入があったのは、ちょうどそのタイミングだった。


「少年よ、それでは約束が違うではないか!」


 公園を囲む背の低い鉄柵に片足をかけ、人差し指を少年に突きつけるひとりの男。

 黒いコートに濃い色のサングラスをかけており、急いで走ってきたのか息は荒く、首筋には汗が浮かんでいる。


 雪には見覚えがなかったが、それはもちろんこの件の元凶である幻魔の男だった。


 少年はその男を振り返ると、抑揚のない声で言う。


「約束ってなんのことだ?」

「決まっているではないか!」


 幻魔は柵を乗り越えようとして後ろ足をひっかけバランスを崩し、少しよろけながらも公園の中へと入ってくる。

 そして改めて少年に人差し指をつきつけた。


「愛は力ずくなどではなく、努力と根性と誠意によって手に入れるものだ! それを、そのような力に訴えるとはお約束が違う!」


 どうやら彼の言う『約束』とは、取り決めのことではなく常道の意味らしかった。

 少年は当然のごとく不可解そうな顔をしたが、すぐに眉をひそめて、


「よくわからないけどあんたは下がってろよ。俺にこんな力をくれたのは感謝するけど、いま大事なところなんだ」


 しかし幻魔は引き下がらなかった。


「そうはいかぬ! そもそもその力は私が与えたものではなく、ちょっとした手違いで……」

「うるさい」

「ぬお!?」


 雪と同じように、体が地面の中に埋まっていく。

 幻魔は抜け出そうともがいていたが、雪と違ってこちらは自力で抜け出すことができないようだった。


「しばらくそうしててくれ。こっちが済んだら離してやるから」


 と、少年が再び雪のほうを見る。


「……」


 雪は少々変わった男の登場に面食らっていたが、それでもなんとなく、その男が少年の"スイッチ"を押した幻魔であろうことを理解し、またこれが男の望んだ展開ではなかったことも把握していた。


 つまり、当面は放っておいても問題ない相手ということである。


 土の侵食はすでに雪の腰近くにまで到達していた。

 もう限界だ。


「……ごめんね」


 雪のつぶやきに少年が怪訝そうな顔をする。

 後方では幻魔も豆鉄砲を食らったような顔をしていた。


「もしかしたら大ケガをさせちゃうかもしれないけど、でも私、勝手に死んじゃうわけにはいかないから」


 決意の言葉に、周囲の空気が反応する。

 凍てつく冷気。


「!?」


 少年の困惑が驚愕へと変わった。


 雪を中心に広がっていく、氷の世界。

 彼女を拘束していた土が一瞬のうちに凍りつき、まるで生命力を失ったかのように崩れて剥がれ落ちていく。


「唯依くんに頼めばきっと元に戻れると思う。だから……耐えて」


 そこに立ってのは、いつもにこやかな笑顔を浮かべるウェイトレスの彼女ではない。


 銀色の髪と氷のような冷たい色の瞳。

 格の違いを隠そうともしない、強烈な威圧感と強大な魔力。


 そんな雪の姿は、少年と幻魔のふたりをたやすく震え上がらせた。


「……上級氷魔だと! バカな! なぜこの町にはこんなにも強力な悪魔がいるのだ!?」


 そう叫んだのは幻魔の男で、少年はただただ驚きに目を見開くだけ。


 雪はそんな少年の反応を見て、これで引き下がってくれるのではないかという期待を抱いたが、少年はそれでも当初の目的を達しようと雪の足もとに魔力を向けた。


 もちろん地面は彼の意思に応えない。

 そこはもう雪の支配する世界だ。


「……くそっ!」


 少年はその攻撃を諦め、地面に手を向けた。

 ボコっと地面が盛り上がり、それが鋭い槍のような形になる。


「……」


 雪は淡い期待を排除して集中力を高めた。

 力を高めるための集中ではなく、できる限り手加減をするための集中だ。


 ほぼ無尽蔵に湧き上がる力を、ゆっくりゆっくりと、慎重に手の平へ流し込んでいく。


 少年が土の槍を手に地面を蹴った。


 雪が持つ力の強大さを感じ取り、その力量差をおそらくは理解していても、なお。

 幻魔が操った少年の感情はとっくに暴走していたのだ。


「……」


 そんな少年の行動を見て、雪は緊張をほぐすように大きく息を吐く。

 本来ならもう少し集中する時間が欲しかったが、これ以上は無理だろうと思った。


 冷気が彼女の右手の中で渦を巻く。

 そして慎重にそれを解き放った。


 が、しかし。


「無益な争いはやめるのだッ!」

「!」


 いきなり少年と雪の間に、幻魔の男が割り込んでくる。

 どうやら土の拘束を自力で脱出してきたらしい。


 その予想外の行動に、雪の集中が乱れた。


「っ……!」


 わずかにゆるんだ枷を外し、体の中の魔力が爆発的にふくれ上がる。

 それはまるで濁流のように、外界への出口を開放した雪の右腕へと一気に流れ込んでいった。


「なっ……なんだ!? まだふくれ上がるというのか!?」


 異様な魔力の膨張に幻魔が驚きの表情で足を止める。

 同時に足を止めた少年が反射的に防御の構えを取ったが、彼の力ではとても抵抗できそうにはなかった。


「だめ……!」


 雪はとっさにそう叫ぶ。


 このままでは少年の体に重大な損傷を与えて――いや、あるいは命を奪ってしまうかもしれなかった。


「止まってッ!」


 だが、止まらない。

 右腕に流れ込んだ魔力が彼女の意思に逆らい、そのまま一直線に少年を目掛けてほとばしる。


 周囲の水分が一瞬にして氷結するほどの、強烈な"冷気の渦(アイスストーム)"。


「避けて――ッ!」


 雪の悲痛な叫び。

 幻魔が恐怖に思わず身を引き、少年はまるで蛇ににらまれたカエルのように動けず。


 そして"冷気の渦(アイスストーム)"が少年を飲み込んでしまうかと思われた、その瞬間。


 ――少年の背後で、爆発が起きた。


「……!」


 そこに発生していたのは炎の魔力。

 雪は即座にその正体を悟り、そして一瞬安堵の表情を浮かべた。


「ユウちゃん……ッ!」

「くそったれぇぇぇぇぇ――ッ!!」


 そんな雪の視線の先で。

 全身に炎をまとった優希が、少年と"冷気の渦(アイスストーム)"の間に割り込んでいた――。


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