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GHOST  作者: 十月 十陽
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開式(5)

「今日はどこまで行くの?」

「決まってるだろー。日記に書かれた場所だよ」

 昨日と同じように中央公園に集まって話をする。今日は広場ではなく、図書館の中だった。探偵はいくつかの新聞を机に広げて、少し酸っぱくなった文字を指の腹でなぞっている。

 今日の予定と関係があることは間違いないだろうが、机の上にある新聞はかなりの量だ。この中からピンポイントで探偵が調べている内容を当てるのは難しい。

 新聞の日付を見ても、その年代はバラバラだ。

「それじゃあ、行こう」

それだけ言うと探偵は近くにいた係員に新聞の片づけを任せて、図書館を出た。質問する時間すらない。手を掴まれ、早歩きで中央公園から駅のほうに向かい、目的地も教えてもらえず、そそくさと電車に乗り込んでしまう。

「どこに行くの?」

「日記に書かれていた場所だよ」

 ふと、渡された切符に残った駅名を見つめる。

「ここに日記の筆記者がいるってこと?」

 探偵は意外そうに首を傾げ、キレイな顔に陽光が当たった。

「これから行く場所は漫画のネタバレになっちゃうね」

 まだ読んでいない日記に書かれていたのだろう。ずっと一人目で止まっているから、探偵がこれからどこに向かおうとしているのか見当がつかない。

「そんなの気にしないよ。むしろ、人殺しに会いに行くなら事前に知っておいたほうが安心できるかな」

「どうしてそう思うの?」

「もしかしたら殺してもらえるかもしれないだろ」

 探偵は不思議そうな表情のまま固まる。

「昨日は読んでない。だから、どこに行くのかも分からないんだ」

「そっか。ずっと一人目のままなんだ。じゃあ、知らなくて陶然かも」

 穏やかな口調のまま顔をほころばせた。

 街から遠く離れた田舎駅に降りる。土のにおいを残した畑が広がっていて、他にはなにもない。駅から三方向に別れた道が延びているだけだった。

「時間がなかったんだ」

 嘘じゃない。昨日の、まだ頭に付きまとっている首吊り死体。それが消えていない状況で日記を読む気にはなれなかった。

「隠さないんだ」

探偵は目を細めてからかってくる。

「今日は捨てられた倉庫に行くよ」

「倉庫……」

 どうして? と言いかけたところで、探偵はいった。

「完全犯罪をした、って日記には書いてたかな。河原田直嗣って名前の殺人犯」

 少し考えて。

「完全犯罪をどうして日記に? 証拠になるかもしれない」

 他の誰かが拾っても探偵と同じように行動するかは置いておいて、実際、探偵は日記に書かれていたという理由で殺人のあった場所に向かっている。

 誰にも見つからず人を殺したのならそのままいなくなればいいのに。

「多分、伝えたかったんだと思う。自分の作った芸術作品を誰かに見てもらいたいのと同じだね。誰にも見つからず人を殺したのに、誰も自分のことは知らない。もちろん、そのことをわざわざそれを書く必要はない。……でも───」

 鞄から日記を取り出す。探偵がちらり、と振り返ったがすぐに興味無さそうに笑ってマイペースなまま、足音を進める。

「日記には殺人の告白を書いている人がたくさんいた。河原田も私たちと同じように日記を読んだハズだから。自分の考えた完全犯罪を誰かに知ってほしくなったんじゃないかな。どうやって完全犯罪になったのかも書いてるし」

 河原田直嗣の日記には『ただ、運が良かった。バカが多かった』と書いてある。

「犯罪は他の誰かに影響を与える、って出会った頃に言ってたね」

「そんなこと言ったかな?」あ、と呟いて探偵は思い出した。「あ、私たちのご主人様だ。それ言ったの」

 探偵の、岡本光希はぱあ、と笑って空を見上げた。




    △△△



「かなり歩いたね」

 探偵はのんびりとした口調で言う。

 駅からは倉庫まではかなりの距離があった。おそらく10キロほど歩いたと思う。足の裏が痛かった。田舎の道は人が住んでいるのか疑いたくなるほど、家がない。周りには雑草の生えた畑ばかりで、これといった目印も見つからない。

 そんな質素な旅を、探偵は楽しんでいるようだった。

「目的の倉庫はどこにあるの?」

「さあね」あれかな、と探偵は指を差した。「見える? あの青い屋根の───」

 探偵の指を追いかけて、少し離れた場所に青い屋根を見つけた。空の青さを錆びつかせたよう色をしている。周りにはいろんなものが置かれているみたいだった。

「あれが目的の倉庫なの?」

「わかんない。行って確かめてみないと」探偵はここで立ち止まって。「そうだ、喜葉くん。あの倉庫にはこの前みたいに死体があるわけじゃないから安心していい」

「気にしてないよ。死体を見るのは慣れてるし」

「……───」探偵は言った。「そうだったね」

 また歩いて、遠くに豆粒みたいな家がちらほら見えてくると、倉庫の入り口に到着した。周囲にこれといって目立ったものはなく、本当にただ、畑に囲まれた青色の倉庫があるばかり。倉庫の周辺はゴミ捨て場のようなありさまで、ゴミ袋から漂ってくる甘く腐ったハチミツに思考を揉みしだかれているような感じがした。

「酷いニオイ……」

 探偵は笑う───涼やかな笑みではなく。口角の隙間から白い狂気をのぞかせて───嬉しそうに倉庫の敷地内に向かって背伸びをしていた。

「うーん……よく見えない」

 柵の隙間から見ても誰かが手入れをしていた様子はない。ゴミ捨て場になってからは誰も中に入っていないのだろう。

 ほとんどがテレビや掃除機といった───使えなくなった家電ばかりが捨てられている。

「あ、鍵は掛かってないみたい」

入り口の柵を開けて、探偵は一言───。

「すべり台があるよ」と捨てられた怪獣に向かって走って行く。「一緒にすべらない?」

「そういう気分じゃない」

「つまんないのー」

 探偵は怪獣の尻尾からのぼって、お腹のあたりから出てきた。

「ここが日記に書いてあった場所なの?」殺人があった倉庫。「二つあるけど」

 錆びついた外観と青い屋根。

 もう一つは、二階建ての……ここで暮らしていた人の家だろうか。

「そうだよ。日記ではその人をバカだ、アホだ、悪口書いてあった」

「何をした場所なの?」

 殺人をしたことは間違いない。

 そこにどういう理由があったのか気になった。

「完全犯罪に挑戦したらしい」

 倉庫と家を交互に見る。

「青い屋根のほうだよ。家のほうは河原田には興味がなかったらしい」

「……河原田」

 まだ知らない、筆記者だ。

「でも、その家の人が罪をかぶってくれたおかげで、河原田の殺人は完成したらしい」

「その人に恨みでもあったのかな」

「何もなかったと思う」探偵は言った。「都合が良かったんだよ、きっと。……日記には、自分以外の誰が犯人なっても良かったみたい」

「その人の人生が……、どうなっても?」

「河原田は、自分だけの達成感を探しているみたいな印象だった。そういう自己中の考えることは最初っから破綻していたり、理解できなかったりする」

 軋む音を立てて、倉庫の扉を開ける。錆びついた倉庫には何もない。天井は雨風にさらされ、所々外れている。そこから差し込んでくる光が目に痛かった。

「ちょうど真ん中で首を吊った死体が見つかったんだ」

「……───」

「HERAの影響を受けて殺人を計画したんだからそうなるのも仕方ないんじゃない?」

「地下への入り口も日記には書いてあったの?」

「書いてなかったよ。入り口は自分で見つけろってことだね」探偵はいった。「でも、鍵のある場所なら書いてあった」

 探偵は手に持った鍵を見せてくる。

「どこにあったの?」

「怪獣のすべり台」

 あのすべり台は無駄じゃなかったらしい。

「そして地下への入り口は───」探偵は倉庫の右端まで歩いた。「多分、ここだ」

 小さな鍵穴は砂に埋まっていた。けれど、こうも簡単に見つかるとは思わなかった。

 鍵を刺し込む。地下室への扉───というより、蓋は正直に開いた。

「こんな簡単に見つかる場所にあるなら、警察が知らないはずないのに」

「もちろん見つけたんだよ」

「それがどうして完全犯罪になるの」

「犯人がいなかったから」

「日記にはこの場所が書いてあって、犯人の名前もあったんでしょ」

「警察はそれを見つけられなかった。見つける気さえ起きなかったんじゃない」探偵は続けた。「事件の告白を読んでみて、私も驚いた。河原田直嗣って殺人犯はおそろしく頭のいい、怪物だよ」

「殺人じゃないなら、事件をどういうふうに処理したの?」

「自殺」

 さっきと言っていることが違う。

「話を聞いてほしい。この事件は、最初に自殺として処理されたんだ。でも、その後に殺人の可能性を指摘されたんだよ」

「どういうこと?」

「河原田は頭がいい。だけど、それが彼の弱点でもある」

「もしかして……。自殺として処理されるのが気に食わなかった」

「その通り」探偵は言った。「彼はね、この倉庫で起こったことを殺人事件にしたかったんだ。HERAと同じように」

 本当に理解できない話だった。殺人をしたなら、まず隠そうとするか、殺人がバレないように願うだろう。

 残りの人生を檻の中で終わらせないために。

「生きている人なら誰も飼い殺しにされることを望まない。どうにもならなくなった時、諦めるか、それとも苦しみ続けるかを選ばされる」

「日記に書いてあった『神様の選択』ってそういう意味なの?」

 探偵は言った。

「それは河原田にしか分からない。でも、少なくともそれに近いものなんじゃないかなと思う」

 しかし、河原田直嗣という殺人犯はそれが出来ていたにもかかわらず、手放した。

「彼は自分からヒントを投げたんだ。これは殺人だ。犯人が必ずいるってね」

 探偵はマイペースに地下室の床を見ている。

 自殺に見せかけた殺人はこれまでいくつもあった。警察も事件を、自殺だけ、としては見ていないだろう。ルービックキューブをそろえるみたいに、様々な角度から事件を見る。そして重要視するのが人間関係。殺人なら間違いなく犯人がいる。

「うーん……。この場所は殺人とは無関係かな」

「それならここに何を探しに来たの?」

「日記に書いてあったから」

 それだけだった。理由は本当に何もなかったらしい。

「警察はそれ以上のことを何も見つけられなかったって話か」

「関係のない殺人のほうが、警察も調べやすいんだろうけど」探偵はいった。「この場所で人を殺した河原田はきっと満足してるんだろうね」

「わかった。外で待ってるよ」



     △△△



 倉庫の扉を開けて外に出ると、そこには見知った顔の警察官と目が合った。

「よう。元気にしてるか」

「真壁さん」

 自分の家族が殺されたことを恨んで、HERAを追いかけていた警察の一人だ。

 昔よりもずっと老けたような気がする。いや、いっそう不快感だけが増したような───沈んだ眼も、ボロボロになった顔も、くたびれて湿った服も───本当に、見ているだけで気分が悪くなる姿になった。

壁に小便で描かれた黒いシミが、さらに目の前の男を醜悪にしている。

「何とか言えよ」

「お元気でしたか?」

「はっ! 人殺しに心配されたかねえよ」

「───……」

 変わったのは見た目だけのようだ。態度や仕草は昔と変わらないまま。ずっと止まった時間のなかに生きているんだ。

 化石みたいに。

「まあいい。それで、お前はどうしてこんなところにいるんだ?」

「とくに理由はありません」

「理由もなくこんな場所には来ねえだろ。ここはお前の住んでる場所から、かなり離れてる」それに、と真壁さんが近づいてきた。「立ち入り禁止のテープが張ってあったよな?」

「───……」

「お前を不法侵入で逮捕してもいいんだぞ? 今度は文句言ってくる奴もいねえ」

 警察の仕事をするにはちょうどいいよな、と睨みつけてくる。

 確かにこの場合、正しいのは真壁さんのほうだ。日記のことがあるとはいえ、不法侵入していることには変わらない。それに、冤罪を着せることに関しては、真壁さんの右に出るものはいないだろう。

 ああ、本当に───ずっと黙っていると、

「お前、オレのこと嫌いだもんな」と真壁は言う。「安心しろ。オレも嫌いだ。殺してやりたいほどな!」

 顔を殴られ、ゴミ山に倒れ込む。

お前の住む場所はそこだ、と言いたそうな目だった。

「本当にムカつく野郎だな。オレの家族を殺しておいて何で生きてるんだ。ええ、おい。自分で自分の家族を殺したサイコパス野郎が。……周りに自分が人殺しの被害者として可哀想に思ってほしかったのか?」

 胸ぐらを掴まれ、また、殴られる。

「本当に! 本当に! 何でお前みたいなのが生きてんだろうなぁ!」

 段々と息が荒くなる。アルコールのにおいがして、いつの間にか息を切らしてた。

 倉庫の入り口のほうから、真壁さんの怒声を聞いたのだろう、急いでもう一人の警官が走ってきて、割って入る。

「せ、先輩? なにやってるんですか」

「うるせぇ! 今、殺人犯を捕まえたところだ」

 若い部下らしき人は一度、溜息をついて、

「朝からビールなんて飲むから、本当に……」しょうがない人だ、と部下の人がぼやいた。

「オレは酔ってなんかねえ」

「酔っぱらいはみんなそう言いますよ」部下の人がこっちを見る。「ごめんね。ケガしてない?」

「はい、大丈夫です。ありがとうございます」

「それなら良かった」

「おい! いますぐそいつを逮捕しろ!」

「先輩はちょっと黙っててください。えーっと、僕は森勇真っていうんだ。一応、あの人とコンビを組んでる」

 森さんは後ろのほうを見ると、そこには立ち上がろうとして立ちあがれない、小鹿みたいになった真壁さんがいた。

「大変ですね」

「あはは、分かってくれる?」

 苦労していそうな空笑いを浮かべる。そこには慰めや同情のようなものを感じた。この人も普段から真壁さんに殴られているのかもしれない。

 ただ、こっちが何を言うのかじっと待っているのは警察特有のものだった。この人も間違いなく怪しんでいるのだろう。真壁さんの言っていることを本気にはしていないだろうが、それでも目を離そうとしない。

「でも、どうしてこんな場所に一人でいるの?」

 優しい声音で話しかけてくる。

「本当に理由はないんです」

「……そうなんだ」と少し躊躇ったようなそぶりを見せた。「ここで、ヘンな人を見なかった?」

 聞かれると同時に、後ろの真壁さんを見る。

「あの人以外でお願い」と森さんは笑った。本当によく見ている。

「誰か殺されたんですか?」

「そういうわけじゃないんだけど……」

 誤魔化そうとした森さんの後ろで、真壁さんが声を上げる。「森! そいつが犯人だ。とっと捕まえろ!」

 今度は頭ごと、がっくりと落ちた。

「もう先輩は黙っててください。はあ、本当のことを言うと……そうなんだ。こういうことは一般人に話しちゃいけないんだけど」森さんはそう前置きをして。「この近くの村で死体が見つかったんだ。僕たちはその事件を調査してる。だから、もし……怪しい人を見かけてたら教えてほしい」

「そうでしたか」考える。「駅からここに来るまで、誰も見てません」

「わかった。調査の協力をしてくれてありがとう」

 そう言うと森さんはポケットに手を入れて、小さな袋を手渡してきた。「話をしてくれたお礼だよ。それと、先輩が迷惑をかけたお詫びもある」

中身をのぞくとアメ玉が入っている。

 殴られて、アメだけ───と思ったら、受け取った袋の奥に、お金が入っていた。

「ありがたく貰います」

「本当にごめん。もし、病院代が必要になるようだったら───ええっと、あれ?」

 どうやら名刺を切らしているらしい。

「ごめん、面倒かもしれないけど、警察に電話して僕の名前を言えば、すぐに出るよ」

 名前を聞かれた。

「喜葉新太です」

「……喜葉」森さんはそう呟くと驚いた顔を浮かべる。「そうか、キミはHERAの事件で真壁さんに」

 怒号が言葉を遮る。真壁さんが近づいてきた。

「おい! いつまでも調子に乗るなよクソ野郎。絶対にお前を処刑してやるからな」

 森さんは呆れた表情を浮かべ、真壁さんを抱き止める。

「先輩、やめてください! これ以上問題を起こすと、僕たちそろそろマズいでんすから。ほら、家に戻りますよ。ただでさえ、港の事件から外されてこっちに来たんだから。サボったら今度こそ首切られちゃいますって」

「んなぁことは分かってる。全く、俺を誰だと思ってんだ」真壁さんはタバコに火をつけ、咥える。「一人しか殺されてねえんだろ。お前だけでなんとかしてこい」

「無茶言わないでください」

 森さんは肩を落とす。

「一人も複数も変わりません。殺人は殺人です。それも分からないぐらい老いぼれたわけじゃないでしょ。それに現場には赤羽さんを置いてきちゃったんですからすぐに戻らないと……ハァ」

「ちっ! わかったよ。じゃあな、クソガキ。さっさと死ねよ」真壁は森さんは倉庫の入り口に置かれた車に乗って、そのまま消えていった。



「面白い話をしてたね」

 いつのまにか戻ってきていた探偵がひょっこりと顔を出す。

「盗み聞きしてたの?」

「するつもりはなかったけどね。それより、あの若い警察の人。面白い話をしてくれた」探偵は笑った。「港の事件は集団自殺じゃない。殺人だってさ」

「そうだったかな」

 あまり森さんの話を覚えていない。どちらかというと真壁さんに蹴られたことのほうが鮮明に思い出せる。

 少しお腹が痛くなった。

「喜葉くん……大丈夫?」

 探偵が心配そうにこっちを見ている。

「そっちは何か収穫あった」

 質問すると探偵は、まだ新しいおもちゃを見つけたような顔をして、

「カフェで話したいな」



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