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早朝、朝7時から…

作者: 特大星

「明日の朝練は7時トラック集合です」


「うそっマジか?」


マネージャーからのメールの内容を見た瞬間にベロンベロンに酔っていたはずの顔が思わず引き締まった。


今は朝の4時半すぎ

監督の谷田が出張で大学を4~5日開けるという情報が入ったから朝練をサボるつもりで俺はOBの先輩たちと居酒屋に飲みにいっていた。


どうする!?タクシーの運転手はあと30分もしないうちに目的地に着くと言ってたケド‥


帰って寮に戻る頃には5時になっている。ゆっくりと横になる時間はない。










マズイ非常にマズイぞ朝練がトラックということは絶対にインターバル走じゃないか!


普段のコンディションでも限界ぎりぎりなのに今日のコンディションは最悪だっ


寝てない上にアルコールが入ってる‥

死ぬなこりゃ


絶望よりあきらめに似た考えが俺の頭の中を駆け回るあいだにタクシーは寮の前に着いていた。


お金をササッと払うとすぐに服を脱いで裸になり風呂に浸かり眠気と酔いを覚まそうとした。


しかし適当に温度調整をしただけあって中途半端に温かいお湯が睡眠の世界へ連れ込んでいく


「ヤバいやばいヤバい」


俺の声が風呂場全体に響く当然のことながら風呂場には誰もいないのでよけいに

大きく響いた気がした。





身体が本格的に寝る前に風呂からでて濡れた身体をタオルで拭きすぐに部屋に戻った。


朝練まであと身体が本格的に寝る前に風呂からでて濡れた身体をタオルで拭きすぐに部屋に戻った。


朝練まであと1時間ちょっとか‥

いや移動の時間を予測したりするとあと40分てとこだな。


うつな気分に浸りながらソファーに腰をかけた。





テーブルにあったリモコンを手にとり適当に番組を選びながら冷蔵庫から栄養剤をとって一気に飲み干した。


ニュースを観ていたがどうしてもテレビの左上に表示される時計が気になり落ち着くことはできなかった。


あぁ あと30分後には走りだしているんだろうな。


なにが嫌なのか解らないぐらいおれは嫌気がさしていた。


「もう、行くかな…」


部屋の中にいると嫌な考えばかりが思い浮かぶから少し早いが部屋をあとにした。トラック場着くとすでに数人が黙々とストレッチをこなしていた。


いつもなら練習前の時間はべらべらと無駄話しが続くのだが

今から行われる地獄のインターバルにみんなグロッキーになっている。


まぁそんな事を思っている俺自身も少しでもよく動けるように入念にストレッチをした。


アキレスをのばして…


脚を拡げて肩をいれて…


前屈をして…


一通りの身体をほぐし終えると部員のほとんどが集まっていた。


ほどなくして紫色の趣味の悪いジャージ姿の監督もやってきた。


「集合!」


監督の一言で全員が集まった。


「じゃあ今日は5周走ってから800を3本と400を4本と200を2本だ」


でたよ‥でましたよ これ!そんなに走れるわけないジャン!


「あぁ~ちょっとまて重量級は800なしの400を6本だ。 優しいだろ俺?」


全然 むしろ虚しいよあんた…




そしてインターバルが始まった。





もう

お酒やめよ…

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