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ダンジョン創造と魔物召喚

これから、どんどん強くなっていくと思うのでお楽しみに!

ちなみに、気になったところの感想は常に募集してますのでぜひ教えてください。

一緒に作っていけたらうれしいです。

3000DP使っただけあってめちゃくちゃ気持ちのいい睡眠だった。

昨日は邪神にダンジョンマスターにされ、ステータスの確認と精神的にかなり疲れた一日だったせいか、かなり長い時間寝ていた気がする。


さて、今日は何するかな。

魔物の召喚も試してみたいが、まずはこの狭いダンジョンを広くして召喚した魔物を置く場所、俺の第二の心臓が置いてあるこの部屋をなるべく入口より遠くするためにもダンジョン創造からだな。


「ダンジョン創造。」


【創造】

・部屋(小) 500P

・部屋(中) 2000P

・部屋(大) 5000P

・廊下 長さ5m、幅3m、高さ3m 100P

        ・

        ・

        ・


こんな感じで廊下でさえポイントがかかる。

階層を増やすには、その階層×10000P必要になる。


これ俺は何とかなるけど他のやつらは生き残れるのか?

これに魔物召喚にもDPが必要だとするとDPの使い方は考えないとな。


まずは、部屋(小)を2つと部屋(中)を1つで3000P消費した。

部屋の配置は入り口から2つの分岐を作りそこに部屋(小)をそれぞれ配置。

そこから廊下をのばし、部屋(中)に合流させる形で作ってみた。

廊下の長さは5m、それぞれ50mで入り口から部屋(小)に繋がる通路で1000P

部屋(小)から部屋(中)今のところボス部屋予定につながる通路で1000P

最後にダンジョン部屋につながる廊下で500P。

通路だけで2500P消費した。


「これは、DP消費えげつないねー。」


まあとりあえずダンジョンの構造はこんなもんでいったんオッケーだ。

俺のスキルを活かすなら、魔物の戦闘力の底上げが一番いい方法だと思うしな。


「さあて、次は魔物の召喚と行きますか。」


「魔物召喚。」


【召喚魔物】

・スライム 50P

・ゴブリン 100P

・ウルフ 150P

・ゴーレム 250P


レベル1だとこれだけしか召喚できないらしい。

最後のゴーレムはドロップ属性で召喚できる魔物で、植物と食べ物がドロップ属性によって最後の魔物は違う設定になっていると頭の中に入っている。


自分のレベルが上がるにつれ召喚できる魔物は増えていくのだが、今の知識ではどのレベルでどの魔物が召喚できるようになるかはわからない。


「とりあえず、4種類全部1体ずつ召喚してみるか。」


まずは、魔物リストからスライムを選び1体召喚した。

すると、小さな光の中から青いスライムが現れた。


この世界のスライムってかわいい系なのか。

ドロドロしたスライムではなくゼリーみたいなスライムで少し安心した。


「俺の言ってることわかるか?」


「ピー!」


スライムって鳴き声こんな感じなんだな。


「言葉がわかるなら跳ねてみてくれ。」


すると、スライムはぴょんぴょん飛び跳ねた。

俺の言ったことは理解できているみたいだな。わからなかったら、命令のしようがないし理解できて当然なのかもしれないけど。


ちなみにスライムを〈天眼〉で鑑定した結果は、


【ステータス】

名前:なし

種族:スライム

レベル:1

MP: 10/10

筋力:E

耐力:E

速度:E

魔力:E

器用:E

SP :0

〈スキル〉

  なし



さすが最弱の魔物スライムって感じだな。

ステータスはオールEで、スキルもなし。

一般人で倒せる魔物らしいし仕方ないが、これならその辺の動物のほうが余裕で強いだろ。


「おまえ、弱いなー。」


思わず、心の声が出てしまった。


「ピー。」


スライムが落ち込んだのがはっきりわかるぐらい元気のない声で鳴いた。


「ごめんな。でも、今はってだけだぞ?」


そう、俺には〈カード〉のスキルがある。このスキルがあれば、所期のステータスが低くレベル上げが困難な魔物でも、安全に強くなることができる。

俺がスライムに説明してやると、うれしかったのか飛び跳ねて喜んでいた。


「よし、お前の仲間になる魔物をあと3体召喚するから少し待っててくれ。」


残りの、ゴブリン、ウルフ、ゴーレムを1体ずつ召喚した。


ゴブリンは、小学生ほどの身長でラノベに出てくるような定番の緑色の魔物だった。

ウルフは中型犬ぐらいの大きさで、灰色の毛皮に覆われた魔物。

ゴーレムは2メートルほどの大きさで、土で作られていた。


「ゴブ!」

「ワフッ!」

「・・・・」


挨拶なのか?


「よろしくなお前たち。」


ゴーレムは声が出せなのか右手を挙げて反応してくれた。


「それじゃあ、ステータス確認するから少し待っててくれ。」


まずは、ゴブリンからだな。


【ステータス】

名前:なし

種族:ゴブリン

レベル:1

MP: 10/10

筋力:D

耐力:E

速度:E

魔力:E

器用:E

SP :0

〈スキル〉

  なし


スライムより筋力が上だがほとんど変わらないな。

次はウルフ。


【ステータス】

名前:なし

種族:ウルフ

レベル:1

MP: 100/100

筋力:E

耐力:E

速度:D

魔力:D

器用:E

SP :0

〈スキル〉

  なし


ウルフは速度と筋力が少し高いな。

最後はゴーレム。


【ステータス】

名前:なし

種族:ゴーレム

レベル:1

MP: 10/10

筋力:D

耐力:C

速度:E

魔力:E

器用:D

SP :0

〈スキル〉

  なし


おー。さすがドロップ属性によって変わる魔物だな。

初期の魔物にしたらなかなか強いと思う。


「お前たちの、初期のステータスは把握することができた。まあ、俺から言わせると全然弱い。」


「けどな、俺に任せておけ。お前たちを必ず強くしてやる。お前たちは、これからこのダンジョンを一緒に守っていく初期メンバーになる。」


俺は召喚した4体の魔物たちの目を見た。


「これからよろしくな。」


それぞれの目からは強くなりたいという意思が見える。


「お前たちに信頼を置く意味も込めて、これからそれぞれに名前を付けようと思う。」


名前を付けるといった瞬間、4体の魔物から驚きと喜びそして不安といった感情が一気に表情に表れた。


この世界におけるダンジョンマスターが、魔物に名前を付けるという行為は決して軽くない。

なぜなら、名前を付けれる魔物には限度があり各ダンジョンマスターに与えられる名付けの権利は

10体までと決められているからだ。

その代わり、名付けをした魔物はレベルが上がりやすくなり特殊なスキルが得られる。


最初に召喚できる4体には名前を付ける。

これは、邪神からダンジョンマスターの知識をもらった時から決めていた。


「俺とお前たちで始まるんだ。」


「おそらく、俺はかなり強い。だが俺1人じゃできないこともある。

 だから、一緒に戦っていこう。」


4体の魔物たちの目から不安が消えた。


よし、それじゃ名前を付けていきますか。



〈今日の収支〉

部屋(小)×2 1000P

部屋(中)×1 2000P

廊下     2500P 

スライム   50P

ゴブリン   100P 

ウルフ    150P

ゴーレム   250P


自然獲得  100P


残りDP1050





























































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