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また君に逢えたから  作者: 花野拓海
1章 芽生える心
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第三十五話 イベント

明けましておめでとうございます!!


今年もよろしくお願いします!!


今年一発目の投稿はプールデートの続きです。


皆様今年も『また君に逢えたから』をよろしくお願いします!!

碧に誘われ、水流プールに入った俺たちは、


「狭いな」


「人が多いので」


なんというか、そこまで満喫していなかった。


近所にある小さいプールだから仕方ないかもしれないが、高校生二人が遊ぶにはちょっと小さすぎたかもしれない。


「碧は大丈夫か?」


「私ですか?私は大丈夫です。涼くんこそ大丈夫ですか?すみません。折角のプールなのに」


「いや、別に碧が謝ること無いけどさ」


俺はそれなりに楽しんでるつもりだ。


今まで友達とこういう風に遊ぶっていうのはなかったから新鮮な気持ちだ。


「そういえばさっき地図見た感じだともっと色んなプールがあるみたいだしさ、そっちとか行ってみよっか」


「わかりました」


俺がそう言って碧と一緒に水流プールから脱出する。


「お、あれじゃないか?」


暫く歩くと見えてきたのは50mプール。


見た目からして、コースロープでもつければ本格的な練習が出来るくらいの。


今だって誰も泳いでなく、従業員がコースロープをつけ始めていて………ん?


「なあ、なんかコースロープつけ始めてるけど何すんの?あれ」


「え?さあ?なにかイベントでもあったのでしょうか?」


そう話してると、


『お待たせしました!これよりおひとり様参加費500円で水泳トーナメントを開始したいと思います!!』


そんな放送が流れた。


その後、その大会?の詳細を従業員の一人に尋ねるとこのようなことだった。


1.一人参加費500円で50m自由形のレースを始める。

2.上位10名は決勝に残り、優勝者には豪華景品が!

3.もうひとつ、一団体500円で200mリレー勝負をする。

4.リレーも上位10名は決勝に残り、優勝者には豪華景品が!

5.リレーも通常レースも男女混合で行う。


とのことだった。


「てかこれ普通に市民プールですることか?」


市民プール来たことないけど碧に聞いた限りではそんなことする風には見えなかった。


「きっとあれですよ。最近お客さんが減ってきたといっていましたので」


「その客よせか」


なんか市民プールの裏を垣間見た気がする。


「とりあえず藤原さんと玲二探してリレー出るか?」


「え?いいのですか?」


まあそりゃ勿論。


「折角だからみんなで記念取っとこうぜ」


「そうですね」


碧が笑った。


さっき見た暗い表情はもうしなくなった。


「そういえば確認してなかったけど碧と藤原さんって泳げるのか?」


泳げなかったらやばいなと思ったが、


「私と桜さんは大丈夫です。私は昔しっかり泳げるように練習しましたし、桜さんは剣道部なので運動部員が泳げないのはさすがにまずいと言っていたので泳げると思います」


いや、運動部員だろうとなんだろうと泳げない人は本当に泳げないから別にいいと思うけどね?


というわけで俺が参加費500円を払い、玲二と藤原さんを見つけ、二人に50m自由形泳げることを確認。


そして、リレーレースに出場する事になった。

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