第三十三話 二人の計画
お久しぶりです!!
投稿遅れましたね(笑)
もういっその事不定期更新にしようと思うのでよろしくお願いします!
涼太と碧がその場を離れてから2分後。
「二人とも行ったな」
「行ったね」
玲二と桜は未だに移動せずにその場に留まっていた。
「これでよかったのかな?」
不安そうに桜が言うが、
「知らね。とりあえず放っておいたらこっちが胸焼けするから早くくっつかせたいって言ったのはお前だろ」
実は本日のプールデートはこの二人によって既に仕込まれていた。
そうそれは遡ること二日前。
□■
場所は剣道場。
「ねえ、玲二。今度あの2人をプールに誘ってデートさせようと思うんだけど、玲二も協力してよ」
桜は玲二にそう言ったが、
「なんでだよ。俺行く意味あるのか?」
当たり前かのように断られた。
「まあまあ。固いことは言わずに。あの二人って両思いなのにどっちからも歩み寄ろうとしないよな?」
「まあそうだな」
「だからさ、あの二人が断れないような状況を作り出しつつ、当日に無理やり二人きりにさせればきっと大丈夫だから。そのためには玲二の協力が必要なの」
桜はそう言ってお願いし、
「おう!面白そうな話してるな!」
剣道部の顧問の先生がやって来た。
「なんだ?藤原は大久保をデートに誘いたいのか?」
「な!ち、違います!!」
先生の勘違いに顔を赤くしながら否定して、
「友達をくっつけたいのですが、その作戦にどうしても玲二が必要でして」
桜がそう言うと、
「そうかそうか。いやー若いなー青春してるなお前ら」
そう言いながら笑った。
「いやいや、俺まだ行くとか言ってないからな。てかなんで俺の協力がいるんだよ。お前だけでいいだろ」
玲二がそう言うも、
「いやだって予定だったら私が急に消えて二人で楽しむって予定だったけど、それだったらあの二人なら探しに来そうだから」
「だから二人とも知ってる俺に白羽の矢がたったわけか」
「そう。そういうこと。ねえ玲二。あの二人を助けると思って」
セコいなこいつ。玲二はそう思った。
玲二は涼太には恩があるし、涼太には幸せになって欲しいと考えている。
つまり桜はこう言えば玲二が断るわけがないとわかって言っているのだ。
「わかったわかった。手伝えばいいんだろ?」
「ありがとう玲二」
「じゃあお前らはその二人の幸せのために頑張れよ!あと、俺みたいにハッスルしまくるんじゃねえぞ!!」
その言葉に、二人は
((そう言えばあの人高校時代に遊びまくって学校卒業前に彼女妊娠させたって先輩が言ってたな))
そんなくだらないことを思い出しながら、最も説得力のある言葉を聞いた。
□■
「それで?計画は上手くいったと思うけど、これからどうする?」
そう。桜はここまでのことは考えていたが、その先、自分たちのことを考えてなかった。
「どうしよっか?」
桜がそう言うと、玲二は「仕方ねえな」と言いながら
「ほら、行くぞ」
「え?」
「どうせ一緒に来たんだから行くぞ。一人で適当に遊ぶよりマシだろ」
そう言いながら差し伸べられた玲二の手を
「あ、ありがとう」
桜は顔を真っ赤にしながら受けたとった。




