第九話 お買い物♪
あれから暫くして数学のテスト範囲の部分は全て教え終わり、もう教えることはないと判断した俺はそろそろ帰ることにした。
いつまでも家にいると小鳥遊さんに迷惑だろうし。
「じゃあそろそろ帰ろうと思うんだけど」
そう言って玄関の方に行こうとすると
「ちょっと待ってください」
何故か小鳥遊さんに呼び止められた。
「どうした?」
「実は今から参考書等を買いに行こうと思うのですが、一緒に選んでくれませんか?」
なるほど。
「いいよ別に。俺はもう自分の持ってるからおすすめのやつ幾つか選んであげる」
そう言うと、「ありがとうございます」と言って笑いかけてくれた。
やばい可愛い!
「すみませんが荷物の準備をしたいので少しだけ待っていてください」
そう言って小鳥遊さんは数ある部屋のひとつに入っていった。
おそらく小鳥遊さんの部屋だろう。
予想だが小鳥遊さんは財布等が入ってある鞄を取りに行ったに違いない。
いや、別に予想する程の事じゃなかったな。
「お待たせしました」
そう言ってこっちに駆け寄ってくる小鳥遊さんに向かって「じゃあ行こっか」っと言った。
□■
そして場所は本屋。
正直俺は自分の部屋に必要な参考書などは全てあるので、小鳥遊さんがそっちを見ているうちに俺は別の場所で本を幾つか見ていた。
俺は基本的にラノベばっかり読んで漫画は基本的に読まない。
通常の小説なども読むが、基本的にラノベばっかだ。
今日買おうと思っているのは■■文庫■が出版している『■■:ゼロから■める■■■■■』や、K■D■K■W■文庫の『この■■らしい■■に■■を!』などだ。………なんか異世界系しかないな。
本当は今日は買うつもりが無かったが、折角来たのだから何冊か買っておこうと思って。
そして何冊か買った後、小鳥遊さんのいる場所に向かうと
「すみませんお待たせしました」
そう言って何冊か参考書っぽいのを持った小鳥遊さんが来た。
来る途中に話したおすすめのやつを何冊か持ってきたみたいだ。
「じゃあそれ買ったら帰ろっか」
そう言って先に外に出ておく。
暫くして出てきた小鳥遊さんに
「すみません今日は色々してもらって」
「気にすんなよ。じゃあ帰ろっか」
そう言って帰路につこうとすると
「あの、今日はうちで夕飯食べていきませんか?」
「は?」
この子は一体何を言ってるんだろう。
「あの、今までのお礼をしたくて」
「お礼って両親はまだ帰ってこないの?」
その言葉に一瞬黙ってしまったが、
「だ、大丈夫です!今日は帰ってきませんから。それよりも七瀬さんのお宅は大丈夫ですか?」
ちなみに今日はうちは親が居ないから自炊しなくちゃいけなかった。
「だったらお願いしようかな」
「はい!」
俺の言葉に笑顔でそう返事してくれた。
今回の話に現実にある出版社や作品を文字化けして出したけどセーフですよね?




