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君と僕  作者: 舞姫
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その1 出会い

こんにちは、始めて投稿させて頂きます、舞姫と申します*゜

たくさんの人の心に少しでも何かを届けたい、そう思って、このお話を書きました。読んで頂けると、嬉しいです。

私は、人を信じられない。中学1年生の時から、人を信じることができなくなり、一人でいることが多くなった。だいたい、人なんて、たいていの人はすぐに裏切る。

「私達、一番の親友だよね!」

「 うん!私、あなたを一番信用してる。だから、困ったことがあったら、いつでも相談してね!」

 「 分かった!頼りにしてるよ~!ほんっと、〇〇大好き-!!」

なんて、バカバカしい…、信じたら、裏切られ、また別の人を信じたら、また裏切られ、その繰り返しだ。だったら、最初から信じなければいい。このクラスの人だって、みんなそうだ。信じられない。私が信じられるのは、フルートと音楽だけ。楽器も音楽も、絶対に裏切らない…

「おはよう!!立山…蒼さん、であってるよね?よろしく!俺、隣の席の深瀬那緒。」

「へ!?…あ!よ、よろしくお願いします…。」

「あ、ごめんね、急に話しかけちゃって、」

「い、いえ!だ、大丈夫です…」

びっくりした…。私に話しかけて来るなんて、変わった人だな…。普通の人なら、私に話しかけて来ないはずだ。なぜなら、話しかけるな!というオーラを常に出しているからだ。これは、決してふざけているのではない。だって、それで、中学の時は誰にも話しかけられなかった。高校になって始めて話した人、深瀬那緒…。私のオーラ、弱まってるのかな…?まあ、いい。どうせもう話すこともないだろう。さて、学校が終わるまであと約1時間。そしたら、家に帰って、フルートが吹ける!私はいつもこうやって、学校が終わるまでの時間を計算して、早く終わらないか、終わらないか、と思っている。なるべく人と関わらないように。一番困るのは、体育祭や文化祭だ。必ず誰かと関わらなければならない…

だいたい、学校というものは、勉強をするための場所なのだから、体育祭や文化祭をやる意味が分からない…。

「じゃあ、充実した高校生活を送れるように、皆さんで頑張っていきましょうね。それでは、また明日。」

はぁ、やっと先生の長話が終わった、さて、帰りますか!

「おい、深瀬!一緒に帰ろうぜ!」

「深瀬、俺と帰ろうぜ~?」

「いや、俺だよ!」

「ごめん!先帰ってて、俺、用あるから!」

「えぇ-しゃあねぇな、帰るか!」

「おう!」

「ねえ、立山さん」

「…」

「立山さんってば!」

「へ!?」

「へ!?じゃないよ~、それ口癖??」

「ち、違いますっ!!」

「ねえ、一緒に帰らない?乗る電車、一緒だよね?」

本当に、変わった人だ…もう、話かけられることはないと思ってたのに-!!どうやって、断ろう…。あ、そうだ!!

「あ、あの私、家に帰ってやらなきゃいけないことがあるので、急いでて…だ、だから、帰れません…」

「へぇ--!!立山さんって、家にいるとき、何するの?興味ある!」

「え!?」

なんて、しぶといやつだ--!普通、会って一日の人にそこまで聞く?

「え、えっ-と……」

「うん!」

「フ、フルートを吹きます…」

何だそれ--!!というか、言ってしまった…絶対、引かれる…。ん?なんで、私、引かれるとか気にしてるんだ…?どうせ、この人ともう関わらないんだから、いいじゃない…

「へぇ--!立山さん、フルート吹くんだ-。ちょっと意外だな…」

「い、意外ってなんですか!!」

「ごめん、ごめん、いや-さ、俺、ピアノ弾いてるんだよね…誰にも言ってないけど。音楽好きなの?」

「はい…好きです、とても。 え…?なんで、私に言ったんですか…?」

「あぁ…それはね、俺に似てるって思ったから。」

この人は、何を言ってるんだ?この人の周りにはたくさん人がいるのに…。私とは真逆の性格なのに…。

「いや~、それにしても、驚いたよ、」

「な、なにがですか…?」

「立山さんってさ、もっとしゃべらない人なのかと思ってた。」

「え!?あ、それは…」

そうだ…私は人が信じられない、だから、人と関わらない、そう決めてたのに…。なにをやっているんだ…私は…そうだよ、こんなの、私じゃない!!

「大丈夫?なんか、俺、まずいこと言ったかな…?」

「…ごめんなさい!!」

「え!ちょっと待ってよ!立山さん!」

こんなの私じゃない…私じゃない…私じゃない!!




今回、始めて書かせて頂いたので、時間が、めっちゃかかりました!笑

さて、このあと、蒼ちゃんはどうなってしまうのか??

そして、二人の関係は??

次回に期待です!!笑

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