枷
この小説は僕の心を表現した小説です。
今はとても落ち込んでいるので、この小説を読んだ方は僕の別の小説に感想をください(「ここがダメだ」とかでもいいです)
とても励みになります。
かなり変なことを言っていますが、よろしくお願いします。
『枷』
枷がはめられた。
これで行動を制限された。
されてしまった。
冬の厳しい風が辺り一帯を突き刺すように蝕んでいく。
心にはめられた、この頑丈そうな『枷』。
これまで何度かはめられた。
だけど今までのは脆く、気づいたら消えていたのだ。
この枷は今までとは段違いに頑丈だ。
自分の感情の異変にとうとう気づさせるのだから。
その考え方は、突如浮かんだ。
なんだ? なぜ彼らは笑っているんだ?
友人たちが自分の回りで談笑している。
その顔は満面の笑みで自分にも笑いかけて来るが……
自分は何が面白いのかばかり考えてしまう。
以前ならバカみたいに笑っていたのに……なんだこの考え方は……。
暗い暗い夜道で、少女が笑いかけてくる。
その笑顔は眩しく、掛け替えの無いものだ。
しかし、その笑顔は少女ごと消えていく……。
消えないでくれ!
ずっと側にいてくれ!!
この想いを伝えてはいけないのか?
心にはめられた枷のせいで少女を追いかけることができない。
自分の、悲しむべき心が動かなくなった。
嬉しいことを喜ぶ心が動かなくなった。
わかってるんだ。
いつだってわかってるんだ。
しかしそれを気づいたとしてももう遅い。
きっと世界はこんな自分を嘲笑いながら華やかに進んでいくのだろう。
これからもみんなとは普通に過ごすことはできるだろう。
しかし少女との関係に溝が走るのは絶対的であり決定的だ。
その絶対的であり決定的なことがさらに自分の心を突き刺していく。
鋭い痛みが走るのならまだいい。
言い様のないこの感情………それは………
我に返り、揺らめく幻影の人物に、目を奪われる。
その人物は、眩しく見えるのだけど、ひどく悲しく、鋭いナイフで突き刺されているような痛みを生み出した。
その揺らめく幻影は…………
世界を拒むだろうか??




