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第二十四話 五つの星
第二十四話 五つの星
昔からある五つの星。
それは、水の星、地球。魔法の存在する魔法星。火をあやつる火の星。風の吹く風の星。そして、豊かな緑の存在する緑の星、である。
それぞれの星には昔からある”守り石”があるのです。
ラピスラズリは地球を。
アメジストは魔法星を。
ルビーは火の星を。
水晶は風の星を。
そして、エメラルドは緑の星を。
その守り石には必ず、その石の真の使い手がいる。
十二才のたん生日、体のどこかに星のうかびあがった者である。
しかし、長い歴史の中で真の使い手争いが多数起こっていたのです。
石の真の使い手とは、とても強いパワーと魔法を得られるため、誰もがその強力な魔法を手に入れたいと思ったのです。
そして何度も真の使い手になろうとたくらむ人が選ばれました。その人達は真の使い手ならば勝てる戦いで敗れ、つらい苦しみの中で、(あぁ、真の使い手になろうなどと思わなければよかったのに。)と思いながら焼け野原の灰の上で何人も何人も死んでいったのです。
一時的に石の真の使い手の役割をなくそうという働きをしたこともありました。それぐらい石の真の使い手とはスゴイ仕事なのです。
だけどその反面、とてもすさまじく、かこくな運命なのです。その内容は真の使い手にしか分かりませんが、測りしれないほどそのことは重大なのです。
続く…。




