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ぼくのおばあちゃん

作者: まさき



ぼくはおばあちゃんがだいすきだった


せがたかくてやせっぽちなママやパパとはちがう、ちいさなおばあちゃん

おかおもからだもまぁるくて、ぎゅってするとふわふわしててあったかいおばあちゃん

いつもにこにことぼくをみていたおばあちゃん

だいすきな、だいすきなおばあちゃん


なきべそをかいたぼくがおへやにいくと、「あらあら、どうしたの」とおおきくりょううでをひろげてぼくをぎゅってしてくれた

おばあちゃんのやさしいかおりにつつまれて、ぼくはねむくなってしまうんだ


ぼくが少し大きくなって学校でいやなことがあったときも

ベッドからおきあがり、「おいで」とぼくをだきしめてくれた


中学生になって忙しくなった僕がたまにおばあちゃんの部屋に顔を出すと、ひとまわり小さくなったおばあちゃんが昔と変わらない優しい顔で微笑んで手を振ってくれた

第一志望の高校に受かった時、1番喜んでくれたのも、おばあちゃんだった


高校で初めて彼女ができた時も

部活で活躍した時も

ニコニコと1番嬉しそうだったおばあちゃん


僕が社会人になる頃には、ベッドから起き上がることもできず、家族の顔も認識すらできない日もあったね

でも僕の姿を見つけると、必ず優しく微笑んでくれる

僕が見つけた人生の伴侶を紹介した時には、僕とお嫁さんの手をそのしわくちゃな温かい手でそっと握りしめてくれた

ひ孫を宝物のように見つめるその眼差しを僕は一生忘れないだろう


いつまでもいつまでも、元気でいて欲しかったのに


おばあちゃん

ありがとう


僕はおばあちゃんとのきらきらした思い出をずっとずっと忘れない


おばあちゃん

大好きだよ



2025年末

夫のおばあちゃんが亡くなりました

85歳でした

インフルにかかってはいたものの、前日までは予兆すらない、突然の死でした

わたしにとっては義理の祖母ではありますが、いつもにこにこと温かく、彼女のひ孫に当たるわたしの子供達をとても可愛がってくれ、わたし自身も可愛がってもらいました

大好きなおばあちゃんでした

そんなおばあちゃんへ捧げるつもりで書きました

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