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かげろうのシーマン  作者: 佐久間五十六


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東アジアの空軍情勢

 米国空軍の実力も去ることながら、日本の航空自衛隊の実力も中々のものがある。米国空軍に敵う敵がいるとすれば中国空軍位だろうが、日本の航空自衛隊も主力戦闘機の導入には力を注いできた。

 まぁ、言わせてみれば米国に買わせられたとも言えなくは無いが、そこは目をつむろう。F-15やF-2と言った主力戦闘機の台代えが中々進まないが、ステルス性能(レーダーに補足され難い)の高いF-22ラプターやF-35ライトニング(全長15.7メートル、最大速度マッハ1.7、航続距離2220㎞、実用上昇限度1万9000メートル)の配備が進み、統合的な戦闘能力の進化も目覚ましいものがある。ちなみに、F-35Aは空軍用で、F-35Bは空母艦載機用に垂直離陸出来るよう改造されており、海上自衛隊は、護衛艦「いずも」と「かが」を事実上F-35B運用の為、空母化した。

 F-35戦闘機は、F-4EJ改戦闘機の後継機であり、2011年12月に導入が決定したものである。空対空戦闘の他、対地、対艦攻撃、電子戦等に優れる。予定導入数は42機であり、2016年にまず先行して4機の納入が予定された。

 周辺国の空軍も見ておこう。まず、中国空軍であるが、空軍の兵力は30万人と数だけで言えば世界一である。近代的戦闘機J-10やJ-11の配備を2006年から開始して、第5世代と言われる完全ステルス機J-20(せん20)の配備も完了している。その他にも核・ミサイル等を実戦配備しており、アジアの制空権は中国が掌握している。

 挑発行為を止めない北朝鮮は、旧ソ連の兵器を中心に戦闘機840機、輸送機330機、ヘリコプター310機、練習機180機を保有している。しかし、実戦力としてはあまり期待できないと言われており、特殊部隊の輸送が精々と、もくされている。

 韓国空軍の兵力は約6万5000人である。韓国は長年陸海軍に主眼が置かれていたが、次第に空軍を重視する様になった。1990年代に入ると、運用中のF-16戦闘機が大量配備された。

 次話に続く。

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