米国空軍航空部隊
米国は戦闘機の開発にも一生懸命だった。F-シリーズや、ステルス爆撃機まで開発している。
米国は移民の国家であり、世界中から多くの優秀な人材が集まる。大学の研究レベルは高水準であり、民間航空機の開発も盛んである。その裾のがあるからこそ、米国は強力な航空部隊を保有する事が出来ているとも考えられる。
優秀なパイロットと優秀な機体。この二つが合わさり初めて戦力に成る訳で、米国はその両方に見事に成功した。
日本の航空自衛隊のモデルが米国空軍である事は有名な話だが、良いものは真似をするに限る。そうした側面では日本は良い選択をしたと言える。勿論、戦闘機だけが空軍の戦力ではないが。空中給油機や爆撃機、輸送機に大型ヘリコプターと言った、戦闘とは直接関係の無い後方支援部隊の戦力も充実していなければならない。
空軍とはかくあるべくと言う教科書が無い中で米国空軍は常に時代の最先端を突っ走って来た。進化を続けて、実戦にも躊躇なく投入されて来た。マスコミに騒がれる事もなく、米国空軍も陸軍や海軍、海兵隊と共に出撃している。
最も、世界中に基地や同盟国を保有する米国にとっては、他国と戦争しなくても、演習で練度を上げる事が出来る。実力は実戦をこなして上昇していくものだが、そうそう戦争ばかりしている訳にはいかない。遊軍のパイロットや航空機の損失を避ける意味でも、演習が効果的である。世界中の地域で米国が影響力を獲得しているのは、その演習をする為とも言われるくらいである。
とは言え、米国空軍の実力は飛行時間からしても、民間航空機の飛行時間も、世界トップクラスであり、飛行時間に比例してパイロットの実力は決まるものである。




