第二話
助手登場!!
~第二話~
「ガシャッ、キーッ」
やっと自分が記憶喪失だと理解し、
この後の事などに考えを巡らし始めたその時、
古びた扉が発する音と共に扉が開いた。
そこに現れたのは、目を疑いたくなるような超絶美女だった。
170に届くか届かないかの女性にしては高い身長
スラッと伸びた細長い脚、両手で掴んだら指と指がくっくんではないかという
細くくびれたウエスト、胸は、、、さほど無い、、が、
白く透き通るような肌に、銀色に伸びた長い髪で病的な印象を受けるが
スッと伸びた小ぶりな鼻と小さな口
それと少し釣り上がった大きな目に凛々しい印象を受け
それを否定している。
今の私の顔はこの美貌への驚きで
さぞ、間抜けな顔をしていることだろう。
しかし、目の前の美女は私とは対照的に
さほど驚きもせず、その小さな口を開いた。
「先生、今日はいつもと違って起きていると思ったら、
どうしたんですか?その間抜けな顔は?
バカがばれますよ。」
今、私の事を”先生”と呼んだか?
目の前の美女は私の事を知っているのか?
私は超絶美女が私のことを知っているという
喜びで私がバカ呼ばわりされた事実に気が回らなかった。
「間抜けな顔がますます間抜けになってますよバカ。
間違えました先生。」
いや、私は目の前の超絶美女は性格までいいはずだと
信じたくて聞かなかった事にしているだけであった。
彼女は、、、毒舌女であった。
短い、、、
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