表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界召喚モノ  作者: rered
3/6

脱獄

PV2,092アクセスありがとうございます!

お気に入りも10件も入れていただいて・・・。

感謝です!

それでは第3話よければお読みください。

僕は救世の女神・・・(名前なんだっけ)を爆殺した後、牢獄を破壊しながら抜け出た。

凶悪犯も収容されていたのかもしれないが、容姿だけで牢に入れるような王族どもだ。

言われない罪で入れられている者が沢山いるだろうし、糞王族が支配する王都の治安等

知ったことではない。


「・・・・・・・・・」


そして僕は王宮へと歩を進めた。


「牢獄が破壊されて囚人が脱走しているぞー!!」


鎧の金属音がガチャガチャと複数聞こえてくる。

僕はかまわず直進する。

広間にでると、高校の全校朝礼にいる人数、多分200人くらいの

兵士達が集合していた。隊長らしき女が声をかけてきた


「む、なんだ貴様は!貴様のような子供が何故王宮に・・・。なっなんと・・・この少年

かわいいではないか!」

「え”??」x200(ヨシオ含む)

「え??とはなんだ!ブルドッグやパグ犬的な感じでかわいいではないか。」


(この世界にもブルドッグやパグ犬いるんだ・・・)


「君、ここから外は危ないからここで待っていなさい!おい、そこの2人、騒動が沈静化するまで

 この少年を守っていろ!」

そう言って女隊長は牢獄のほうへと進んでいった。


「なんで俺達がこんな化け物みたいな奴を守らなきゃいけねーんだよ・・・。

人間の言葉話すオークだろこいつ?」

「ひゃはは、言えてる。この気持ち悪いのがかわいいとか隊長もどうかしてるよな~」


護衛として指定された2人の兵士が僕を見ながら会話をはじめる。

僕を肉親以外で人間扱いしてくれた女隊長の部下達であったので、我慢した。


「すいません、お兄さん方・・・」

「ん、なんだぁ?おい気持ちわりぃからこっち見んな。床でも見てろ。口も聞くんじゃねぇ。」

女隊長の言葉が少し気の迷いを起こさせていたのだろう。やっぱりこの容姿でも自分について

分かってもらえれば仲良くなれるのではないだろうか。勇気をだして仲良くなるために話しかける。


「僕は人間です。竹下吉雄といいます。」

「あぁ?豚が何かしゃべってるぜ、ひゃはは」

「だから黙ってろ、声も気持ち悪りーんだよ」



「そうですか。残念です。でも僕も決心が付きました、ありがとうございました。」

目に涙をにじませながら念じた。


「豚になれ」


「ブッ・・・ブヒヒ!?」

(あれ・・・なんで豚になってるんだ!?)

「ブギィ!・・・ブヒィ!!」

(ヒィィ!・・・戻してくれぇ!!)

「なら隆二が王宮のどこにいるか教えていただけますか?」

「ブヒヒブーブヒヒー!!」

(救世主様なら東棟の最上階にいる!!)

「なるほど・・・東棟の最上階ですね、分かりました。ありがとうございます豚さん」

「ブヒ!ブヒィブヒィ!」

(ほら!教えたんだから元に戻してくれ!)

「ブヒィブヒィうっせーんだよ!豚の言葉なんて分かるわけねーだろ、せいぜい豚人生楽しむんだな!」


遠のくうるさい豚供の鳴き声の中、更に奥へと進んだ。


豚供と別れた後、すぐに僕はリュウジとウリフタツの肉体へと組み替える。


「あいつと同じ顔とか虫唾走るけど・・・仕方ない」


「あ、リュウジ様!このような所に!ささ、そろそろお昼ですので東棟に戻りましょう」

僕を隆二と思ったメイドが話しかけてくる。


「うん、分かったよ。それじゃあ案内してもらえるかな?」

「はい、もちろんです!このアリス・ルーデルンがご案内いたします」

頬を染めうっとりしながら、僕の少し斜め前に寄ってくる。

このアバズレが・・・。メイドの態度を見て悪寒とともに鳥肌がたった。


隆二の部屋に向かいながらメイドと話をする。


「ところで・・・リュウジ様?」

「なんですか、アリスさん。」

「次は・・・いつ呼んでいただけるのですか?」

顔を真っ赤にし、モジモジしながら聞いてきた。

「なんのことですか?」

「もう・・・おとぼけになって。いっつもミリアリア姫様とミネルヴァ様がリュウジ様を

 独占なさって、私いつ夜に声をかけられるか、いつもいつも心待ちにしているのですよ!」

その話を聞いて背筋が寒くなった。隆二はどこまで手を出しているんだろうか。城中の綺麗所

全員と関係持ってるんじゃないだろうな・・・。


「さぁ、お部屋に着きましたよリュウジ様!」

扉を開けるアリス。


部屋の中のリュウジとミリアリア姫、ミネルヴァが目を見開く。

部屋の中の空気が何かおかしいと思ったアリスが中を見る。


「え・・・リュウジ様が・・・2人・・・?」


そして僕は不敵な笑みを浮かべながら隆二に言う。


「よぉ・・・偽者さんよ!」

いきあたりばったりで書き出したため、女神を殺したあと

どう展開したらいいものか悩みまくりでしたw

1.隆二を放置してギルド登録

  お尋ね者になっているから容姿変更。ただし力がかなり制限されて

  元の姿に戻らなければ本来の力は発揮できない。

2.女神を殺した影響で自分の姿が女神と瓜2つに!TSもの。

  そして牢獄の隣の部屋にいたバーコード頭のオッサンが実は

  聖アークティア王国の敵対国ヴィルヘルム帝国の騎士様で、

  王国から抜け、帝国に行きその人の娘となり学生編スタート!

3.そのまま王宮になぐりこむ。


の3ルートがありました。

1ルート・2ルートともに日和った話になっていったので没にし、

3ルート目、王宮に殴りこみだゴルァになりました。

しかし女っ気のないのも味気ないかなぁと思い、女隊長をつけたしてみました。


さてさて、本物の隆二君はどうなってしまうのでしょうか!

4話に続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ