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俺の妹はチートすぎる  作者: 星月葵依
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2.両親はバカップル

評価、ブクマよろしくお願いします!

「おはよ~!お兄ちゃん!」

「おはよう、姫奈。朝ご飯、今運ぶね~!」

「うん!あれ?今日、お兄ちゃんの当番の日だったっけ?」

「いや、違うよ。だけど、母さんも父さんも今日は入学式だから、服のセットとか、化粧とかで忙しいでしょ?だから、俺が朝ご飯を作ることにしたんだ。」

「さすがお兄ちゃん!優しいね!」

「まぁな。」


 ここで、否定をしてはいけない。前、そんな優しくないぞ?って言った結果が。

「何言ってるの?お兄ちゃんが優しくないわけないじゃん!朝ご飯を作るなんて、中学生はなかなかやらないよ!それはお兄ちゃんが優しい証拠だよ!認めないんだったらキスしちゃうよ!」

 という回答だ。いやいや、自分のファーストキスは取っとけ!ということで、自己否定は・・・・・・正当な評価だから姫奈否定か。姫奈否定はしないようにしている。


「お兄ちゃん、今日気合い入ってるね?」

「おう!姫奈の中学デビューだからな!気合い入れて作ったぞ!」

「この味噌汁、だしから取ってるよね。卵焼きも、ウインナーも、私が一番好きな味、火加減でやったでしょ。」

「当たり前だ!」

「お兄ちゃんってシスコンだよね。ほんと好き。」

「俺も姫奈のこと好きだぞ。」

「!?じゃあ、結婚する?」

「なんでそうなった!?しないぞ?姫奈にはいつか、自分がこの人と一生一緒にいたいって思える人ができるはずだからそんな約束して縛らないからな!?」

「むぅ。縛っちゃっていいのに。」

「はいはい。ごはん食べ終わったんだったら姫奈は早く制服に着替えて。」

「わかった。」

 

 ふぅ。姫奈のお兄ちゃん離れはまだ来ないのか。いやまあ、来て欲しくはないけど、でも、離れてくれないと、姫奈に春が来ないってことになるからなぁ。それはそれで心配する。


「蒼汰~!そろそろ私たちは出るから、蒼汰たちも出て!」

悠菜(ゆうな)、蒼汰たちにも蒼汰たちのスピードがあるから。それに私たちはまだ出なくても間に合うでしょ?だから、ゆっくりしよう?」

「健吾・・・・・・!そうね。じゃあ、私のこと抱きしめて?」

「ああ!」

 

 ・・・さすがだわ。結婚して15年経ってるのにまだこれだけイチャつくとか。まあ、夫婦円満なのはいいことだけど、俺に話しかけた直後にそういう話は普通するか・・・?


「お兄ちゃん!着替えてきたよ!」

「おっ!さすが姫奈!制服、すげぇ似合ってるぞ!」

「ありがとう!」

「バッグと筆箱持ったか?」

「うん、大丈夫!」

「じゃあ、行くか。」

「れっつごー!」

「「いってらっしゃい!」」

 今日は姫奈の入学式。たっぷり目に焼き付けて帰るぞ!

姫奈「お兄ちゃん、入学式終わったらなにやるの?」

蒼汰「そうだな・・・・・・。係、委員会、清掃場所を決めるな。あっ、忘れるとこだった。自己紹介もする。先生によっては変なテーマを出してくる人もいるな。」

姫奈「お兄ちゃんのときはどうだったの?」

蒼汰「俺のクラスでは好きな小説だったが、隣のクラスは、好きな銅像だったらしいぞ?」

姫奈「聞いたことない・・・・・・。」

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