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あぁ~迷い人よ! あなたの運命の人を見つけ出しましょう!

作者: 七瀬
掲載日:2020/10/03





私は、占い師!

どんな事でも、あなたの過去も未来も見てあげるわ!

なんだって! 感じた事は、貴方に伝えてあげる。

あまりにも、ショックでふさぎ込んでしまったあなたに!

とっておきの! 改善策まで教えてあげるわ!

これで! あなたの人生も安泰ね!






私の名前は、【ウーポン・ソロンビスター】

占い師の時の名前よ。




私の、【占い】は当たると有名なの!

なんだって! 教えてあげる!





つい最近もね?

私のところに来た、“迷える仔羊”は?

お客さんの事なんだけどね! その女性がこんな事を私に

占ってほしいと言ってきたのよ!


『ウーポン先生! お願いします! “わたしの運命の人をどうか! 

探してくれないでしょうか?” 何処かに必ず居るはずなんです!』

『・・・運命の人ですか?』

『あぁ! はい! わたしにもいますよね?』

『もちろん! いますよ!』

『ウーポン先生! お願いします!』

『よろしい! 占ってあげましょう!』



【ザンバラバンバン・ドンガラベンベン・ロロロ―ブイブイ

オドロシシーブンブン】


私は、呪文のような言葉を、呟くように唱えた後、、、。

彼女に、こう答えたわ!



『・・・3日後! よく行くお店に夕方5時頃行くとあなたの

運命の人と出会えますよ! 必ず! 彼に話しかけてください!

チャンスは、その時しかありませんからね!』

『はい! ありがとうございました!!!』






・・・それから10日後。

彼女は、その彼を連れて私の所にやってきたわ!


『ウーポン先生! ありがとうございました! 彼ができました!

先生のおっしゃった通りにお店に行くと! 彼がいたんです。

わたしは、先生の指示通り何でもいいから彼に話しかけると、、、?

彼は、ニコッと笑ってわたしと話をしてくれました。私たちは

意気投合して! 連絡交換をしてその日は分かれましたが...。

数日後、彼から連絡があり交際に発展したんです。すべて! 

先生のおかげです! 本当にありがとうございました。』

『あぁ~良かったわねぇ~!』

『はい!』





彼と肩を並べて楽しそうに帰っていく彼女。

凄く幸せそうに、私の目から見てもそう思えたのだけど、、、?

実は、彼は運命の人ではない! その事を私は彼女に話していなかった。

どうしてなら? 彼が他の女性ひとと浮気をして、彼女がボロボロに

なっていた時に、“出逢った彼が本当の運命の人だからだ!”

あの彼は彼女の運命の人と結び会わせる、きっかけをくれる人。






・・・そんな事は、口が避けても私から彼女に言えない。

簡単に、運命の人と出逢えないのが【運命】なのよ!




まあ、辛い後に直ぐに幸せを手に入れられるなら。

それもまた運命じゃない?





 *




そうして! 私にも、【運命の人】が現れたわ!

私もまた、占い師ではあるけれど、、、?

【運命の人】をずっと待ち続けていたのよ。




占いとは?

残酷なモノで、自分の事を占おうとすると? 

正確に占う事が出来なくなる。

どんな男性ひとなのか? 何処で出逢えるのか?

いつ会えるかも、不安定な占い結果になってしまうのよ。




ただ、確実に分かったこともある!

5年後以内に、このお店に何らかの形でやってくる事。

ここのお店は? ショッピングモールの一角を借りて占っている為

たくさんの人たちが出入りするわ。



何処で、会っているかは?

とても難しいけど、私の運命の人! 必ず見つけ出して見せるわ!






・・・そして、3年と4か月プラス13日。

やっと! “私は運命の人と出逢える日がやってきたのよ!”

その日とは? スラっとした30代後半のダンディーな男性ひと

私の顔を見るなり! 


『君は、なんて! ステキな瞳をしているんだ! 俺と付き合って

くれないか?』

『あぁ、はい! 私でよければ!』




私は、彼に吸い込まれるように彼の事を好きになってしまった。





・・・でも?

本当の、私の運命の人は?



数ヶ月後、彼から財布を盗むスリの男だった!

スリの男は、直ぐに彼に見つかり彼はスリの男を警察に突き出す。

私とスリの男が、目があった時。

私は、この男性ひとが運命の人だと確信した。





・・・そして!

私は、彼と別れを告げる。



まさか!?

私の運命の人が!? 【スリの男】だなんて!

ビックリしたけど、、、? このひと? 本当に

スリをやめられるのか?




私とスリの男の運命は?

まあ、何とかなるわ! だって! 私の運命の人だもの!






最後までお読みいただきありがとうございます。

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