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「ふん♪ふ〜ん〜♪」
ローレリアは森を散策していた。
少し行くと、大きな湖があった。
「ぅわあ!キレー。」
深いかな?
こんなけ大きいなら深そうだよね、、、。
水面を覗きこむ
手を伸ばし水に触れる
水をバシャバシャしていたらふと、
「あ、そういえば、ステータスって今どんくらいだろう。」
魔力量を増やす為に産まれてから寝る前の日課に騒ぎにならない程度の魔法をひたすら使い
ファイアとかウォーターとかを繰り返し魔力を使い果たしては寝るって事を一応繰り返ししてた。
「ステータスオープン」
目の前に浮かび上がるステータス。
ローレリア・ハインド
人間族 Lv1
HP□300/300(600/600)
MP□15000/15000(30000/30000)
スキル
火魔法4
水魔法4
風魔法3
光魔法2
闇魔法1
異空間収納2
魔力操作∞
魔術生成∞
経験値所得10倍
加護
異世界の神からの寵愛
【協会での神との対話が可能。神眼、光属性魔法が使用出来る。】
地球の神からの寵愛
【全知全能なる全ての知識の神器を使用する事が出来る。全ステータス+能力2倍。】
称号
異世界の神の心を折った存在
地球の神に愛されし存在
神の使徒
ん?
魔力量ってどんくらいが平均なんだろ。
まぁでもチート貰ったから隠すに越したことはないんだろうけどね。
まぁスキルはMAX10みたいだからそんなもんか。
やっぱ使えば使うほど上がってる感じだな。
∞はチート。
Lvは上がらないのか。
あ、そうだ。スマホ。。。
「スマホどこいったんだ。」
と呟いたらポンと目の前に出てきた。
「、、、。なるほど。笑 収納型なのね。笑」
とりあえずスマホに電源を入れた。
、、、。
、、、。
、、、。
「なんで、壁紙がゴリラ神様なんだよ!!」
なんだこのボデビルアピールのポージングは!
そしてなんだこのゴリラ神様のアイコン。
とりあえず押してみるか。
神様「はいはぁーい。もしも〜し✩」
「直通の電話アイコンかよ!!!」
神様「分かりやすくしといたよ✩上手く転生できたみたいで良かったよ〜!そっちの暮らしはどう?」
「はぁ、、、。まぁ、でも聞きたいこともあるし丁度いいや。うん、限りなく溺愛されてるっぽいけど、家族は皆いい人だし順調ではあるよ。」
神様「良かった〜!ん?どうしたの?」
「こっちの人の魔力量の平均とかわかる?魔力量増やすために魔力0→寝るを繰り返してたんだけど、今ステータス見て平均ってどれ位かと気になってね。」
神様「そういう事なんだね!分かりやすくだと、、、勇者って呼ばれてた過去の人の魔力量で10万ちょっと、過去の魔王でもその位だった筈だよ〜✩普通の平民で5000位だね✩魔術師とかで5万位〜!」
既に平民は越している。
まぁ魔術の家系だし元々そんなものか。
ただ、やっぱり魔力量はこれからも増えるだろうからあまり見せないようにはしようかな。
神様「あ、君のステータス見たけど異常だと思われるのは確かだよ。魔力量はLvが上がればそれだけ増えるし、単純に鍛錬でも増えるけど、Lv1でそれは異常の部類に入るよ。まぁ聖女って呼ばれてもおかしくないかもしれないね〜✩」
「そっか、ならやっぱりなるべく隠しておくよ。」
神様「何故?別に問題は無いと思うけれど(´・ω・`)」
「いや、元々私の目的って、魔王になる子の魔王化の抑制でしょ?なら聖女とかって讃えられたりしたら自由に探せない可能性もあるしね」
神様「、、そっか、ありがとう、、、。」
「あ、ていうか、その子は誰なの?誰か分からないとさすがに無理だよ。」
神様「あ、そうだったね!ごめんごめん。その子の名前はルカリス・ディ・ウルフィス。」
「ウルフィス?」
神様「そう!この国。ウルフィス王国の王家。第4皇子だよ。」
それまじか。
神様に色々会話をしていて
私は周りを全く見ていなかった、、、。
ガサガサッ
???「、、、、、、、。」