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母の愛

作者: タカ・ノゾミ

「夏のホラー2020」に参加したくて作った作品です。


健太、元気にしてますか?

お母さんは元気です。


この間あなたのところに行った友達とは

うまくやっていますか?

あなたと同い年の男の子だから、

きっとうまくやっていますね。


お母さんは今、駅にいます。

お母さんね、思ったの。

この間健太のところにお友達を送ったでしょ?

あの子一人だけじゃ寂しいんじゃないかって。

健太は寂しがり屋だから、

あと何人かお友達が必要だと思うの。


しかもこの間の子は交通事故だったでしょ?

健太とは少し違うから、

話が合わないかもしれないわよね。

だから今日はここで、

もっと話の合う子を探しているのよ。


あ、ちょうどいい子がいたわ。

健太と同じくらいの女の子。

今日からこの子もお友達ね。

ほら、電車が来たわ。


健太、受け取って。



仲良くするのよ。






健太と同じくらいの年齢で





健太と同じ駅で





健太と同じ時間に





健太と同じ電車に跳ねられて








健太と同じ死に方をした女の子。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



少しでも「怖い」と思って頂けたら嬉しいです。


普段「意味がわかると怖い話」を投稿していることもあり、意味怖っぽい話になってしまいました。

舞台が駅なだけで「駅をテーマにしたホラー」かと言われると正直微妙かも知れません(^_^;)


この話の「お母さん」は愛する一人息子が電車に跳ねられて亡くなってしまい、おかしくなってしまったという設定です。死んで天国にいる息子が寂しくないようにと以前にも交通事故で一人殺している上に、これからも殺す気でいます。


歪んでしまった愛情というのも結構怖いものではないでしょうか。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 少ない文字数でもきちんと表現がされていて、読んでいてとても楽しかったです。母の愛は重い……怖いくらいに重い……。
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