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歌詞集

君に花束を

作者: 朝永有

溶けていく氷のように

心も雄弁であれたら

明日には何も残さず

笑えると思うんだ


少女が欲しいのは

そんな魔法みたいな物

御伽噺おとぎばなしの世界の

きっと手にできない物


誰もいない部屋の

白いベッドの上で

掴んでしまったら

元には戻れないんだと


少女は寂しく笑った

心を隠すように

僕は気づいているんだよ

そんな君に花束を


逃げ出したい夜や

目覚めたくない朝に

この花たちが君に微笑んで

凍てつく心を

温めてくれるように

祈っているよ


溶けた美しいその水で

咲き続ける温かさ

少女が手にしたものは

そんな魔法みたいな物

それで笑ってくれたら

僕は嬉しいんだ

読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] ホッと安心できるような素敵な作品ですね。優しい祈りが届くと良いですねo(^-^)o
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