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孤高の策士

「天地覆りて火は滅びんと欲す。」

朗々と語るは一匹狼

「大いなる家の正に崩れんとするや、一木は 支え難し・・・」

冷静な口調は夜の空に吸い込まれ

「山谷に賢有りて明主に投ぜんと欲す・・」

癖っ毛のある銀色の髪が風にそよぎ

「明主は賢を求むれど・・・・」

空を見上げる深緑の瞳には満月を映しだし

「かえって吾を知らず。」

岩の上に細身を横たえ寝転がる。その姿を笑うかのように木々が風に揺られざわめいた。

「果報は寝て待て。

・・・・誰が言ったのだろうか?」

そんな事を言うと深い眠りに落ちた。


帝国歴310年

サティルス大陸は七つの種族に七つの地域の均衡の上で成り立つ。しかし、欲とは尽きないものである。一つでは足りない、頂きに登りその景色を求めたいと思うのは決して悪と断定することなどできはしないだろう。

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