大精霊と谷の国のマイア

谷の国プラムトリの領主は、とても優しい領主でした。
領主の娘マイアも優しい少女で、臣民にとても慕われていました。
ところがある日、ずる賢い家臣がプラムトリを乗っ取り、領主とその娘マイアを追放しました。
やがて元領主は失意により病を患い、亡くなりました。

ひとり残されたマイアは、父の名誉を回復したいと願っていました。
そしてついに、マイアは森の中でその機会を得ました。

望みを叶えてくれる大精霊ロジーと、出会うことが出来たのです。


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「どんな時でもお金には困りません！」の前日譚。