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<75>

「君の力に頼るしか、今の僕には方法がないんだよ…」

『そう、弱気になられず…。人は進化して地球生物の頂点に立ったんじゃないですか。極悪ウイルスに打ち勝てない訳がないと僕は思うんですよ。ウイルスの僕が言うのもなんなんですが…』

「君がそういう風に力づけてくれれば、気落ちした僕も少し気分が持ち直すってもんだよ、いや、有難う」

『力づけるもなにも、これは事実ですから…』

「いやまあ、それはそうなんだが…。ところで、老ウイルスさんの手配のお蔭で、極悪ウイルスのアジトが突き止められたっていう話だったね」

『ええ、そうです。あとは、そのアジトに僕の仲間をどう潜入させるか? ってことなんですが…』

「ミッション・インポッシブル・・って訳だ」

『そんな恰好いいもんじゃないと思うんですが、とにかく、やらせてみます』

「…ってことは、君は司令官なんだね」

『ええ、これでも一応、メジャ-ですから…』

「メジャ-というと、三等空佐くらいだな…」

『ええ、二等か三等くらいかな? と思います。老ウイルスさんはジェネラルの上ですから…』

「というと、航空幕僚長くらいだな…」

『いえ、ウイルス戦争時ですから、アメリカ風に襟章五つ星の元帥ですよ』

(えら)いお方なんだ…」

『もちろんです。僕が本来はお(そば)にも近づけない偉~~いお方なんですよ』

「そうなんだ…」

『ええ、そうなんです…』

 海老尾は、ウイルスの世界にも上下関係はあるのか…と、なんとなく思った。


                  続

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