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『まあ、ともかく続行して情報をっ!』

『分かりました…』

 助手が去り、またしばらくすると、助手がふたたび現れた。

『また君か…。なんだい?』

『今度の情報は、私が解析した結果、もっとも信頼し得る情報かと…』

『本当かい? どうも君の情報解析は信用できんのだが…』

『いえ! 今度の情報は本当にっ!』

『そうかい? まあ、ともかく聞くだけ聞こうじゃないか』

『はい。今度の情報は%&#%%#$%$・・という情報で、つい数時間前のことのようです』

『ほう! なかなかの情報だ。で、現在地はっ!?』

『今現在、尾行して追跡中だとのことですっ!』

『よろしいっ! そのまま追跡を続行させなさいっ! 追って指示をするとっ!』

『分かりました。では…』

 (あわ)ただしく助手のウイルスが去ると、老ウイルスは腕を組まず[ウイルスですから腕はありません^^]、回転しながら考え始めた。

『こうしちゃおれんっ! とはいえ、海老尾さんは今時分{昼過ぎ}だと研究所で執務中だし、いつもの就寝時間までは、まだ10時間ばかりもある…』

 老ウイルスは弱った弱った…と回転速度を増し、ふたたび考え始めた。

 その頃、近くの大衆食堂、鴨屋から研究所へ戻った海老尾は、コーヒーを淹れながら、凝った肩を回していた。

「どうです? 所長も…」

 海老尾は、今日の鴨屋の肉野菜定食は美味(うま)かったな…と思いながら、店屋物の鰻重を食べ終えた蛸山に(たず)ねた。

「ああ、有難う。少し薄めを一杯、頼もうか…」

「はい…」


                  続

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