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「なんか疲れたな…今日はこれで寝るとするかっ!」

 書類の整理入力を済ませ、海老尾はパソコンをシャット・ダウンした。()れたノンシュガー・コーヒーを(なか)ば飲み干しながら、海老尾はレンちゃんを、ふと思った。薬効の話と変異ウイルスに対する対策が何かないかを聞き出すためである。ベッドに身を沈めると、疲れからか急に睡魔に襲われた海老尾は、深い眠りへと(いざな)われていった。

『海老尾さん、海老尾さんっ!!』

 海老尾は夢の中でレンちゃんに叩き起こされていた。叩き起こされていた・・といっても、バシッ! バシッ! と叩かれた訳ではなく、軽く肩を(つつ)かれたと表現した方がいいだろう。まあ、どちらにしても夢の中だから、感覚はない訳だが…。^^

「おお、レンちゃんか…。ウトウトしちまったか。さあ、寝るとするかっ! いや、待てよっ! 僕はもう寝てるんだったな…」

『そうですよっ! これは夢の中なんですから…』

「そうそう! そうだった…」

『ところで、何かお()きしたいということでしたが…』

「よく知ってるな」

『そりゃ、そうですよ。僕はあなたの潜在意識の中で暮らしてるんですから…』

「ああ、そうだった。夢の中だからね…」

「そうですよ。で、何でした?」

 レンちゃんはストレートに(たず)ねた。

「また、患者が出てね…」

『ああ、らしいですね。僕の仲間の新顔が出てきたようです。僕に言わせりゃチョイ悪ですがね…』

「というと、変異ウイルスへの対策はあるということかい?」

『ええ、そりゃ勿論(もちろん)ありますよっ!』

 レンちゃんは、はっきりと断言した。


                  続

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