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~お蘭のエッセイ集~

~お天道様に背を向けて~

 怖い物など、何も無かった十代のあの頃。


 感情のおもむくままに、無茶ばかりを繰り返した私、自分が裏社会の深みにはまった事さえ気づかなかったのだが、それに気づいた時は既に遅く、何時しか私はお天道様に背を向けていた。


 そして、表の社会に出て働き始めた頃、表の社会の波にもまれる日々を過ごすうち、私は酷い人間不信に陥った。


 自分の周りの人間が、誰一人信用出来なくなった当時の私が導き出した応えは、そのつまらぬしがらみの破棄と、世間という名の神への反逆だった。


 尚今も、この戦いは続いているのだ。


 自分をここまで育てくれて、日々老いてゆく両親よりも先に逝くのはしのび無く思いはするが、今の私には、死する事には、一片の悔いも無い。

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― 新着の感想 ―
人はいつ何時死ぬか分からないですもの、どうせ死ぬのならマダ若いうちに死にたいと私も思います。 でも今までお世話になった両親をはじめ大切な人たちの記憶が亡くなるのは嫌です。 特に自分が自分であることも忘…
[一言]  お蘭樣、悔い無しじゃなくて浅ましいほど生きる事に執着して下さいね。(*´Д`*)  長生きして親孝行しましょうね。  自分勝手に生きたからこそ、親は気苦労してるかもです。  できる範囲内…
[一言] 死んで花実が咲くものか。 ですよ。
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