再びの誓い
(恩師の偉大さと、その言葉の重みを再認識した美優と彩花。二人は、静かな部屋の中で改めて未来を見つめ直した。)
美優は、加藤警部補からかけられた最後の助言を、深く胸に刻み込んでいた。
「辛い時こそ、お互いを責めるな。お互いに支え合え」
美優は、彩花の手を再び取り、決意を込めた眼差しで語りかけた。
美優: 「彩花。仕事も、この私たち二人の恋愛も、辛い環境であることはこれからも変わらない。でも、もう私たちは一人じゃない。……がんばろうね。」
彩花: (優しく微笑み、美優の言葉を受け止める)
「美優こそ、だよ。あなたは巡査長という重責を背負っているんだから。泣きたいときは私を頼って。ショートメールでもいいから、ちゃんと愚痴をこぼすんだよ。」
彩花のその言葉に、美優は少し冗談交じりにふくれっ面になってみせた。
美優: 「それは私のセリフ! 私は君の上官だぞ、彩花。むしろ、君が溜め込んでいる不満を、私に吐き出す義務があるんだ。『愚痴を聞く』というのも、私にとって愛の任務なんだからな。(笑)」
彩花: 「えー、ズルいです! 私だって美優の『愛の任務』を全うしたいのに!」
先程までの感情の決壊と、お互いの泣き顔が嘘のように、二人の間には和やかな空気が満ちていった。
二人は、笑い合いながら、困難を分かち合い、支え合うという、愛の誓いを改めて交わした。加藤警部補の公認を得て、二人の愛は、真面目な警察官の日常という厳しい世界の中で、さらに強く、賢く、続いていくのだった。




