非番の日
美優: 「そうだね。この時間が、また私たちを日常に引き戻し、そして支えてくれる。
・・・さて、彩花。次の非番なんだが……。」
(二人は手帳を開き、多忙なスケジュールを照らし合わせる。お互いの職務の厳しさを知っているため、無理な希望は言えない。)
彩原: 「やっぱり……なかなか旅行のように終日合わせるのは難しいですね。美優の指導員としての研修が入っていますし、私の地域巡回勤務も外せなくて……。」
美優: 「ああ、そうだな。だが、ここだ。来週の火曜日、午後の半日。どうにか時間が取れそうだ。これなら、お互いの任務に穴を開けずに済む。」
彩花: (顔を輝かせる)「美優! 平日の午後だけでも、すごく貴重です! ありがとうございます!」
美優: 「泊まりは無理だが、その時間を使って、どこか二人きりになれる場所へ出かけよう。
……そうだ。久々にドライブをしないか?」
彩花: 「ドライブ! いいですね! どこか景色のいい海沿いとか、二人で話せる場所ならどこでも。運転は、美優が全部してくれるなら、私、助手席でずっと美優を見ていられます!」
美優: 「任せておけ。車の中なら、誰にも聞かれない『動くコンパートメント』だ。あの特急の中のように、思う存分、美優と彩花に戻ろう。」
彩花: 「はい! 次の非番まで、またこの愛を燃料にして頑張れます。真面目に、誠実に、職務を全うする。私たちにとっては、それが『愛の任務』ですから!」
(二人は、平日の午後の短い時間という「制限」の中で、最大限の愛を育むことを誓い合い、再び制服の重みを受け止めるべく、小会議室を出た。)




