露天風呂と解毒
「はい! 夜の露天風呂ですね」
彩花は美優に話しかける。
美優:「そうだな。。。彩花」
美優は彩花に微笑む。
彩花:「・・・誰も見ていない夜空の下で、お互いのに残った、仕事の痕を、もっとゆっくり、愛でてほしい。そして……」
美優: 「…そして、すべての制約から解放された、ただの『女性』として、愛し合いたい。そうだね、彩花。」
(二人は改めて強く抱きしめ合い、今度は一言も交わさずに浴衣を脱ぎ、夜の帳が降りた離れの露天風呂へと、再び向かった。)
・・・
(浴衣を脱ぐ。
・・・服を脱いだばかりの互いの裸の身体を、夜の淡い光と湯気の向こうに、ふと見つめ合った。)
昼間、湯船の中では見ていたはずなのに、照明の具合と、これから始まる特別な時間への高揚感からか、お互いの身体を改めてまじまじと見てしまう。
美優の身体は、鍛えられた肩や腹筋のラインがくっきりと浮かび上がり、その真面目な仕事ぶりと、武道への誠実さを物語っていた。
彩花の身体は、日頃の激務にもかかわらず、どこか守ってあげたくなるような柔らかさを保ち、美優が惹かれる「素の女性」としての魅力に満ちていた。
彩花: 「……っ。美優……、もう、あんまり見ないでくださいよ……。照れます……。」
美優: 「(少し目を逸らし、咳払いをする)い、いや。すまない。あまりにも……美しいから、つい…。
さあ、のぼせる前に、湯に浸かろう。」
(照れを隠すように、二人は静かに湯船に身を沈めた。
夜空の下、湯の温かさが身体を包む。まさに、二人だけの世界だ。)
美優: 「……彩花。もう一度、『したいこと』を実行する時間だ。」
彩花: 「…はい。」
(湯の中で、彩花はそっと手を伸ばし、美優が昼間に触れさせてくれた「鍛えられた肩から腕のライン」を優しく、愛しむように撫でた。誰にも邪魔されない夜、その感触をより深く味わう。)
彩花: 「昼間も言いましたけど、美優のこの肩が好きです。私を包んでくれる、私だけの強さ。巡査長としてではなく、私の恋人として、この強さを感じさせてください。」
美優: (目を閉じ、その撫でる手の動きを受け止めながら)
「ああ、いくらでもいいよ・・・彩花。」
そして、美優は湯の中で、彩花の「守ってあげたい柔らかな鎖骨」を再び探し当て、指先で丁寧に辿った。昼間よりも暗い湯の中で、その温かい肌の感触は、より官能的だ。
美優: 「彩花。この繊細なラインが、君の真面目さの裏側にある、弱さと優しさを表している気がする。この二日間、この鎖骨を、君の首筋を、仕事の重圧から解放してあげたいと、心から思うよ。」
(お互い、言葉の通りに、触れ合い、愛し合う。誰にも見られないという安心感と、愛する相手との濃密な時間が、真面目すぎる二人の心を熱くする。)
彩花: 「美優……。この露天風呂、私たちにとって最高の愛の証の場所ですね。朝まで、ずっと、こうしていたいです。」
美優: 「ああ。この夜の帳の下、君とこうしている時間こそが、私にとって、すべてから解放された真の安息だ。さあ、もっと私に甘えていいよ、彩花。」
(二人は、湯の中で身体を寄せ合い、お互いの愛の深さを確かめ合いながら、静かに、そして熱く、夜の時間を過ごすのだった。)




