4.ロマンは正義!
ん?陰の者と一匹狼にはレベルが表示されてないぞ?
こいつらはレベル上げ出来ないのか?
「【Hey!Siri?なぜこいつらにはレベルがないの?】
そもそもにこのQ&A機能が何なのかよく分かってな
いんだよな。フランクに話しかけても教えてくれる
のだろうか?一蹴されることは無いと思うが…。」
『私はSiriではありません。神によって作られた人工…
いえ、神工AIです。これらのスキルはユニークスキ
ルに分類されるため、レベルが存在しません。ユニ
ークスキルは通常の方法では入手不可能で、ゲーム
開始時に最初から獲得する、もしくは特殊な方法を
用いて入手できます。』
「おお、なんか情報量の暴力に殴られるぅ…。
そしてこいつ、意外とユーモアあるじゃん。」
Q&A機能の向こう側にあるAIは意外と優しいということが判明したところで、俺が元々持ってたスキルはユニークスキルというらしい。聞くからに中々レアなスキルなんじゃないか?結構嬉しい。
「さてと、とりあえず欲しいスキルは手に入れたし、
早速使ってみるとするかな。」
「まずは血液操作!行け!ブラッドアロー!」
ピチョン…
俺の指先から血が垂れていた。
「いや、ショボすぎだろ!もしかして他のスキルも
こんな感じじゃねぇだろうな。」
糸使い →指先からちょろっと糸が出る。
先端がちょろっとだけ動かせる。
召喚・鏡→手のひらサイズの鏡が出せる。それだけ。
魔眼 →千里眼が使える。遠くが見えるだけ。
「…すっげぇ微妙だな。まともなのは魔眼だけか?
いや、魔眼もあんまり強くはねぇか…。」
「そういやSPでスキルのレベルアップ出来るよな。」
残りのSPは7,999,973,000。やるしかないだろう。
「悩んでても仕方がねぇ!ロマンは正義!
SP全ブッパ!レベルガン上げじゃーい!」
『スキルレベルのカンストを確認しました。
スキルが進化します。』
「えっ!激アツ展開来ちゃあ!」
すぐにステータスチェックゥゥ!!
名前:西暮瑠璃 Q&A
種族:エルフ/女 残り時間17:39
称号:嫉妬の罪を背負う者
レベル:1
EXP:0/10
SP:3907448000
状態:なし
HP:14/14
MP:7/8
筋力:7
魔力:8
敏捷:10
所持スキル
陰の者、一匹狼、血の支配者、糸の支配者、
鏡の支配者、魔眼の支配者
「ぜーんぶ支配者になっちゃった。なにこれぇ?」
「あんだけあったSP半分以上無くなってんな、
これまともに進化させようと思ったら無茶苦茶
きっついんじゃないか?SP多くて助かったぜ。」
レベルの表記が消えているということは、これらのスキルはユニークスキルになったということだろうか。
さてとユニークスキルの力、試させてもらおう。
暑サニモマケズ暑サニモマケズ
暑サニモ時間ノ無サニモマケヌ
今回チョット短イノハ許シテネ




