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月の蘇る-5-  作者: 蜻蛉
第二十六話 情欲
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2

 頭痛と共に目覚めた。

 目を瞑っていてもぐらぐらと目が回る。瞼を開けようものなら天井が回りながら襲ってくる。すぐに目を瞑ったが吐き気が酷くなった。

 つらつらと原因を記憶に求める。

 飲め飲めという女の声が蘇る。

 なんだかその場の空気というか、楽しそうな大人達に(ほだ)されたというか、少し興味を示したら一瓶まるごと飲まされた。

 で、これだ。

 これが噂の二日酔いというやつかと理解はした。初めての筈なのだが、記憶にあるような無いような。

「生きてるか、朔」

 閉じた瞼の向こうから燕雷の声がする。だがいつもの飄々とした感じは無く、声を出すのも辛そうだ。

 それは自分も同じで、言葉にならぬ呻きで返すのが精一杯。

「ったくもう、しゃんとしろよお前ら」

 女の声が頭に痛い。

「仕方ねぇだろ、出発は明日だ明日。大体、国境越えなんて準備も無く出来るもんじゃないだろ」

「今は出来るよ。余裕だ。関所にゃ役人の爺さんしか居ねぇからな。しかもこの爺さんは大抵居眠りしてる」

「はあ?前は戦みたいな大ごとだったのに」

 実際に朔夜は一人で戦をおっ始めたのでよく覚えている。

「必要無いんだよ、苴国境は。それより今は戔国境に警備が集中している。警備というより軍備だな。蟻も通さん勢いだぞ」

「戔にはもう攻め込んだのか」

「気の早まった馬鹿野郎が返り討ちにされたとは聞いたけど。本格的な開戦はまだなんじゃない?」

 開戦されては困る。そうさせない為の自分達の行動なのだが。

「先を急いだ方が良いぞー?」

 揶揄うような波瑠沙の声。

「分かってるよ。俺は動けるぞ、まだな」

 燕雷が立ち上がろうとしてたたらを踏む地響きが床を通して伝わる。これだけの振動も出来れば止めて欲しいのに。

 がつん!と固い音と振動で脳味噌が更に揺れた。

 何事かとちらりと目を開けてみれば、旦沙那がふらついた足元に杖代わりの刀を突いている。

『おい、お前もかよ』

 波瑠沙が呆れ笑いで旦沙那に言う。

『仕方ないだろう。話も分からんし飲むしか無かったんだから』

「はー、頼むよおっさん達」

 言葉は分からないが旦沙那は苦い顔で女を見返す。

「まあ、最大の問題はこの坊ちゃんだな。大人の真似事なんかするから」

 飲ませたのはお前だ!!

 実際はうぐぐと唸っただけだが。

「おい燕雷、私の刀を持て」

 言いながら背負う長刀を下ろして差し出す。

「なんだ、年寄りに杖を貸してくれるのか?」

「杖にしたらお前を(なます)にしてやる。父の形見の刀だ。お前は()けて怪我してもそいつに傷を付けるな」

「そりゃ怖い」

 苦笑いで刀を抱える。

「おいお子ちゃま、背中に乗れ。そのくらいは動けるだろう」

「ええぇ…」

 目前に女の背中がある。ここに乗っておぶわれろと言うのか。

 燕雷までにやにやと笑いながら促す。

「おい早くしろ、朔。姐さんは本気だぞ」

「かんべんしてよー…」

 どうやら逃げ道は無さそうなので渋々手を伸ばす。先を急がねばならぬのは分かる。

 こんな事で龍晶が窮地に追い込まれたら申し訳が立たない。

「吐いたらごめん」

 ぐったりと背中に体を預けて耳元で謝る。

「安心しろ。私にかかる前に放り投げてやる」

 これを本気でやるだろうからこの姐さんは怖い。

 かくして散々迷惑をかけた宿を後にする事が出来た。ふらふらとした足取りを白い目で見られながら。

 背負われて、つくづくその筋肉の屈強さを思い知らされるようだ。だがその体に触れる前に鎖帷子がこちらの肌に食い込んで痛い。

 彼女は全く痛い顔をしていないから、それだけ鍛え上げられているという事だろう。

 朔夜にとっては羨ましい限りだ。

「大丈夫か?」

 一応、燕雷が気を遣って問う。波瑠沙は快活に答えた。

「あの酒の効き目だな!いつもより力が湧いてくるようだ。こんなお子ちゃまなんか軽くてかなわん。赤子を背負ってるようだ」

 赤子と言われて春音を思い出す。あんなに小さな生き物と同じか、と内心落ち込んだ。

「曲がりなりにもハタチの男をおなごに背負わせて、悪いねえ」

 どういう意味だ燕雷。動ければぶん殴ってるぞ。おい。にやにやしやがって。

「爺さんは足腰立たなくなったら背負ってやる。ま、あんたは必要無さそうだが」

「はは、お陰様で」

 お前も二日酔いじゃなかったのか。楽しそうに喋りやがって!

「しかしあれだな、思ってたより目立たないな。違和感が無いんだな、親子っぽくて」

「だれが親だっ!!」

 怒らせるなよ、頭に響く…

 いつぞや激戦を繰り広げた関所に入る。まさかこんなに情けない姿で再訪するとは思わなかった。

 中では確かに爺さんが一人で番をしていた。見事に居眠りしている。

 石造りの回廊を抜ければ、哥だ。

「寧ろ慎重にせねばならんのはここからだ。私を追う者が居るだろうからな」

 それに、と波瑠沙はちらりと背後に目をやって。

「月夜の悪魔を探しているのは哥も同じだ。恐らく苴から依頼が来ている」

「依頼?どういう事だ」

「苴の誰かが悪魔は哥に向かってるって大臣に注進したんだろう。多分、目的も知っている」

「まさか。苴がそこまで知るわけ…」

 そこまで知り得る男の顔が過ぎった。

 溟琴の不可解な伝言の意味。そういう事かと燕雷は低く溢す。

 皓照は哥に朔夜を始末させようとしている?

 思わずその当人に目をやれば、冴えない顔で虚ろに前を見ている。口からなんとも言えぬ声を漏らしながら。

 ちょっとどうでも良くなった。

「うー、ちょ…はく…」

 口から漏れるものが赤信号だと分かったその瞬間、宣言通り波瑠沙は朔夜を地面に投げ付けていた。と、同時に。

 燕雷の持つ刀を横から抜いていた。抜いた軌道で矢を叩き落とす。矢?

 燕雷は一歩遅れて事態を把握した。旦沙那も杖、もとい刀を抜いている。

「爺さんは孫を守ってろ!」

 孫?更に混乱させるのは止めて欲しいものがある。と言う暇も無く波瑠沙は敵の姿を認めて斬り掛かっていた。

 その孫はというと、投げ飛ばされた位置でげろげろやっている。それでも目は状況を把握すべく動いているのは流石というか。

「っていうか本当に吐き気がしてたのか」

 波瑠沙に報せる合図ではなかったのか。本気で吐きそうだったら偶々そこに敵が襲ってきたのか。

 答えられる筈もなく、うえぇっとやりながら手から刃を投げて燕雷の背後に回った敵を仕留めた。結局、爺さんは孫に守られている。

 燕雷はやっと自分の刀を抜いたが、残る敵は波瑠沙に追い詰められていた。

 これは見逃せない。燕雷は腰を落ち着けて見物に専念する事にした。

 いざとなれば旦沙那が構えているし、朔夜も次の刃を手にしている。まだげーげー言ってるが。

 そして波瑠沙だ。敵は三人。勿論、屈強な大の男。どうする?

 一人の男が斬りかかり、もう一人はその間に抜け駆けしてこちらに走ろうとした。

 が、走りだした男の胴が横に薙ぎ払われていた。斬りかかった筈の男は目標を失って刀が空を切り、たたらを踏んでいる。

『私を斬るんだろ!?』

 波瑠沙は挑発しながら己の背丈の半分以上はある刃を翻した。男は挑発を買って再度斬りかかり、もう一人の男が背中に回って突こうとしている。

 ひらりと、刃が舞うように。

 波瑠沙は前後の男を斬りながら一回転していた。鮮血もそれに倣って輪を描く。

 その美しいまでの放物線は片手一本で支えられていると知って、見ている男達は目を見開いた。あの長く大きな刀を、あの細い腕で。並の筋力ではない。

 そして倒れた男に無慈悲なまでの美しい冷笑を向け、両手に刀を持ち替えたかと思うと一思いに留めを刺した。

 斬られた首から鮮血が迸る。

『このアマめ…』

 まだ息のある男が罵りながら体を引き摺らせて後ろに下がる。

 その胸を踏み付けて、見下ろしながら波瑠沙は返した。

『そのアマにあっという間に負けたんだよ君たち。悔しかったら来世で女に産まれてみな?今よりマシかもよ?』

 男は吼えた。が、その喉を一刀両断にされて声は止まった。

 男から足を退かせながら、顔にかかった返り血を拭う。

「ぺっ。うえっ。まっず!!」

 口に入ったらしい。

 そういう所まで南方語で言うのだから徹底している。

 ところでもう一人、うげえぇが止まらなかった御仁は。

「凄い。凄いな!どうやったらあんな事が出来るんだ!?」

 今度は目をきらきらさせている。なんならこっちの方が少女っぽい。

「おい、二日酔いはどこいった」

 燕雷が呆れて問うと、軽々と立ち上がりながら答えた。

「吐くだけ吐いたら治った!」

 嘘だろ、と声なく笑う。こっちはまだふらふらだ。

 態度を百八十度転換させて懐いた猫のように擦り寄る朔夜に波瑠沙は容赦無かった。

「きったねーな近寄るなよ!斬るぞ!」

「ふえぇぇ」

 実際に刀が薙ぎ払われた。情けない声を出しながら腰を抜かしたようにぺたりと地面に座って紙一重で避ける。

 その一閃は血払いを兼ねていたらしく、燕雷に向けて怒鳴る。

「おい、鞘!」

 まるで妻に単語で命令する駄目な旦那だ。苦笑いしながら燕雷は恭しく鞘を捧げ持って行ってやった。勿論これは皮肉だ。

 それには気付かず愛刀を鞘に寝かせてやり、自分の体を見下ろして辟易したように言う。

「最悪だ。私も大概だな」

 数人分の男の血潮を浴びているのだから赤黒くどろどろしている。

『旦沙那、この辺に水場はあるか?』

『集落の井戸を借りるか、それとも少し歩くが川が良いか?』

『このナリで集落には入れまい。川にしよう』

『分かった。こっちだ』

 旦沙那は林に分け入って歩きだした。

 何故その道を取るのか分からず顔を見合わせている二人に彼女は言った。

「川に行く。お子ちゃまもそこで綺麗に洗って貰え」

「自分で洗うよ!赤子じゃないし!」

 何故かそこで顔を赤くしている。まあ血色が戻って何よりだと燕雷は薮を歩む事に集中した。


 旦沙那の『少し歩く』はおよそ半日だった。

 その間、好奇心の塊と化した朔夜が波瑠沙への質問を途切れさせる事は無かった。昨晩とはえらい変わりようである。

 そこで分かったのは、彼女は父親が軍人、母親が今の彼女と同じ王の親衛隊だったという事。

「父は軍の中でも屈指の腕っ節でな。戦で傷一つ負う事が無いと言われていた。だが、私が産まれる前に死んでいる。歳も三十手前だったんだが」

「なんで死んだんだ?」

 朔夜は己の父の姿を思い描いていた。同じく最強の剣技を持ちながら、志半ばで死んだ父親。

「それが分からない。戦の中での事は確からしいが、誰も何も教えてくれない」

 溜息混じりに波瑠沙は言った。

「王様は知ってるだろうに」

「陛下は私の気性が凪いだら教えて下さるという。それが分かればすぐさま仇討ちへ走ってしまう事を予見されているんだろうな。まあ、自分でもそうすると思うけど」

 ああ、でも、と彼女は朔夜を横目に見ながら付け足す。

「戦って事は仇は戔兵である可能性が高い。もしたかしたら私はお前に仇を譲っているのかも知れない」

 それは否めない。前王の元に集っていた兵は随分この手にかけてきた。

「これはその父が最期まで持っていた刀だ。父の部下達が持ち帰ってくれた。幼い頃からこれを振れるように鍛錬してきたのさ」

 元通り背中に負った刀を撫でて、彼女は誇らしげに言う。

「はー。それでこんなに鍛えられたってこと?」

 感心して朔夜は応じる。自分の体格に得物を合わせてきた朔夜にとって、彼女の鍛錬は全く逆だ。

「八つの時にやっと振れた。一応使い熟せるようになったのは十四の時だ。その頃は父のつてを頼って軍の中で鍛錬してた」

 大の男の中に少女は一人混じって刀を振っていたのだろう。この性格はそこで出来上がったに違いない。

「なんでそこまでする?」

 黙って聞いていた燕雷が口を挟んだ。

「無論、陛下のお役に立つ為だ。恩を返さねばならないからな」

「恩?」

「母の話をするが、彼女は私が三つの時に亡くなった。私を産んだ後、病に罹ったそうでな。孤児になるところだった私は、陛下に引き取られ育てて頂いたんだ。陛下の周囲に居れば暗号代わりに南方語で皆が話す。香奈多様が勉学を教えて下さったお陰もあって、私は南方語を自然に話せるようになった」

「へえ。そういう事かい」

「ま、香奈多様の生徒としての出来は悪いよ。話せるがろくに読めない。簡単な文字ならまだいけるが」

「俺達は哥の言葉がさっぱりだから、それだけでも凄いと思うけどね」

「戔王は両国の言葉を自在に操ると聞いたが本当か?」

「うん。あいつは頭ばっかり良いから」

「そんな事言って良いのか。不敬だろう」

「俺は最初からこうだったから。直すと気持ち悪いって言われるし」

「仲良しなんだよ、こいつら。見逃してやってくれ」

 燕雷が後ろから口添えして、波瑠沙はふーんと得心した声を出した。

「どんな王なのか、一目見てみたい気はするな」

 彼女の呟きに我が意を得たとばかりに朔夜ははしゃぎだす。

「一目見たら綺麗過ぎてびっくりするぞ。美人で評判だったお母さん似の顔だからな!好きになっちゃうんじゃないか?」

「ははっ。そいつは良いな。ますます見てみたい」

「見るだけが良いかも知れないけどね。話したら我儘で偉そうだから嫌われるかも。まあそれも、あいつが誰かの事を必死で考えて救おうとしてるからそうなっちゃうんだけどさ。本当は優しい奴なんだよ」

「はーん。お前は本当に好きなんだな、その王様のこと」

「…んっ?」

 何を今更びっくりしているのか。好きが溢れ出している事を本人が一番分かっていない。

 川のせせらぎが聞こえてきた。

 思っていたより大きな川だ。向こう岸まで十歩分というくらいか。程よく水量もある。

「哥って砂漠じゃなかったっけ?」

 以前旅した道を思い出しながら、きょとんと朔夜が問う。

「ここは国境に近いだろ。南方から流れる川がずっと西へ通って海に流れる。その周りは草木が育つんだ」

 答えながら波瑠沙は武具を取り、上衣を脱ぎ、鎖帷子を取って、更にその下の衣を脱いで。

 朔夜はずっと気持ち悪かった口の中をやっと濯いでいた。ついでに顔も洗って、さっぱりした気分になった時。

 女の白い体が横を通り過ぎた。

「ほえっ!?」

 変な声が出た。

 そしてまた顔を洗った。何故かは分からない。そうせねばならないような気がしたから。

「お前も入れ。どうせ全身ゲロ塗れだろ」

 幸いと言うべきか何というか、腰から下は水の中に沈めた所で波瑠沙は振り返った。それでも背中越しに白くふっくらとした盛り上がりが見えてしまう。朔夜は頭を水に突っ込んだ。

「おい姐さん、お子ちゃまには刺激が強いみたいだぞ」

 燕雷が忠告すると、そうか?と首を傾げている。

「爺さんにも刺激は強いか?」

「俺は別に。良い景色だなと思って」

 旦沙那は慣れているのか行き道で慣らされたのか、淡々と薪を集めて夜営の準備をしている。

 ぶはあっと朔夜が顔を上げて息を注いだ。

 その機に波瑠沙は朔夜に言って聞かせた。

「ったく、しょうがねえなあ。私がどうして刀を使い熟せるのか興味があるんだろ?背中くらいなら触っても良いぞ?その辺の男よりは筋肉あるから」

「え、いいの!?」

 そこには食い付くのかよ、と燕雷は苦笑いしている。

 思わず朔夜は真正面から彼女を見てしまったらしい。それも、結構接近してきていた。

 ざぱーん、と波が立った。

 水死体よろしく大の字にうつ伏せになって水面に浮かんでいる。早く引き上げないと流される。

「なんだこの世話の焼けるお子ちゃまは!」

 波瑠沙は文句を言いながら朔夜の首根っこを捕まえていた。

「堪忍してやってよ。お子ちゃまだから」

 燕雷は河岸で呑気に笑う。

 波瑠沙は朔夜の体を岸へ放った。服が水を吸い込んだ重みで放り投げる事は出来なかった。

 目を回している。口元は締まりなくへらっと開いている。

「こいつは本当に馬鹿かも知れんな…」

 思わず深刻に呟いてしまった燕雷。その横で波瑠沙は岸に上がってきた。

「本当にそれ悪魔君なの?人違いじゃない?」

 裸のまま血染めの衣の洗濯を始めた。

「いや、信じられんのは分かるが本物だ。ただ本当にいろいろ年相応じゃないだけなんだ。お手柔らかに頼むよ」

「悪魔なら手加減不要だと思うけどね」

「刀の腕は確かだから次は任せてみてやってくれ」

「大丈夫かなぁ」

 疑いの笑みで倒れている少年を見やる。

 意識は一応ある朔夜が次の敵を待ち侘びたのは言うまでもない。


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