もうお前はエッセイを書くな。
久しぶりにエッセイを書きましたが、ちょっと事情あって執筆時間が大幅に減ってしまったので内容軽いです。ごめんね! 後書きが本編だと思ってください!
ご無沙汰しております。戦うエッセイストこと、Kei.ThaWestでございます。
本来であれば今回は、ホラーランキングを占拠してしまった同一タイトルの作品群ならびにその発端となった企画についてやや否定的な内容のエッセイでもしたためようかと思っていましたが急遽予定を変更してお送りいたします。(このくだり、要る? 余計に燃えない?)
僕はなろうエッセイジャンルの守り人として一日に最低でも数回は新着エッセイとエッセイランキングを100位くらいまでチェックするようにしているのですが、この前たまたまランキングで偶然にも見掛けたエッセイにひょっこり興味深いことが書かれていて興味を持ってしまいました。
曰く、ちょっと調べればわかるような基本的な文章のルールすら守れないようなら小説を書くのなんかやめちまえ。独りよがりな文章なんて読者は求めていないゾ、と。
更には感想欄のやり取りにおいても、このエッセイの作者さんが「ランキング作品にも酷いと感じる文章の作品がある」と仰られていたわけです。
なるほど、一理ある。
読者に対してもっと親切であろうと文章の体裁を整える努力をすること、これはとても大事です。
実際、文章のルールにうるさい読者というのは一定数存在し、そういう人物が感想欄で殴り掛かってくるような状況は僕も経験済みです。多分。あんまり覚えてないけどw
あまりにも多い誤字脱字、存在しない言い回し、主語と述語の対応関係がない奔放な文章……。
それらはまぁ“悪文”と呼んで差し支えの無いものでしょう。出来れば潰しておきたい。
けれど、ね。
文章が未熟だからって、ルールに則ってないからって、お前はもう小説書くなってのはどうなんですか?
これはさすがに言い過ぎじゃありませんか?
そもそも誰でも気軽に書いて投稿できることがウリであるWeb小説投稿サイトにおいて、ちょっと文章に瑕疵があるからってここまで言われる筋合いはない!
むしろお前がもうサイトから出ていけ! 荷物まとめろ! ってかよぉ~俺はバカだからよくわかんねぇんだけどよぉ~“ランキング作品にも酷い文章のがある”ってそれもう逆に“文章が酷くてもランキングに載れる”ってことじゃあねぇか!!!
文章のルール、要らんくね? むしろそこは適当でも面白いもの書けるんならそれで良くね?
さぁ、ここでエッセイジャンルのリビングレジェンド、実績の塊であるこのザウェストが真実をお教えしましょう。
面白ければ、なんでもええんや!
ルールなんか道端にでも捨てておけ!
こういうことです。
面白い小説を書こうとするならまず考えるべきは小説の厳密なルールではありません。中身でしょ。当たり前でしょ。小学生でも知ってるで。
そもそも事の発端である「文章ルールを守らない奴は小説書くな」って主張している人のマイページを見に行ったみたらわかるけど、この人、一つも小説書いてないからね。
このエッセイをお読みの皆様におかれましては、強い言葉で主張する者あらば、その者の実績を必ず確認するようにしましょう。なーんも実績ないのに断定口調で偉そうな奴、大抵間違ったこと言ってるからね。こういう人の言葉を真に受けても成長できませんよ。
ですが、なろうエッセイのタイトルとしてあれは100点満点だったと最後に言っておく。
エッセイジャンルの住人達には深く刺さる、シンプルで強くて太い、いい文字列でした。
案の定、エッセイジャンルがちょっとしたお祭り状態になっている。見ていて楽しいものです。
エッセイジャンルという場所は、ほんのちょっぴりでも炎上の気配があるとそれに乗っかって名を上げようとする貪欲なエッセイストが多い場所です。
なのでここで成り上がりたい方がいらっしゃいましたら、是非ともエッセイのタイトルは強め、主語デカめ、「君は死にたまへ」くらいの迫力あるものをつけるのが望ましいでしょう。
てな感じで今回は終了~!
突貫で書き上げたので普段より地味な内容になっている気がしますが、後書きでめっちゃ役に立つこと書いておくのでそれで勘弁してね!
では!
ところで作者の皆さんはなろうの執筆ページの入力補助メニューって知ってますか?
作品タイトルを入力するところの右下あたりにさりげなく存在している“入力補助メニューを表示”というボタンをクリックすると展開するニクいやつ。
これの“一括変更”ってのを使うとページ内の全文において段落の頭を自動で字下げしてくれるんですよ。
なのでいちいち手動で字下げが面倒な人は、字下げせずにとりあえず書いておいてこの機能で後から一気に字下げした方が楽ですよ。
外部ツールで普段執筆されている方も、コピペした文章にこれを適用すれば一瞬で字下げが完了するので、もしご存じなければ一回試してみてくださいねー!
今はなろうでも書籍準拠のルールで書くのが当たり前になってきている気がするので、敢えて字下げせずに書くというのは分が悪い勝負になりがち。
サイトから提供されている便利なツールはじゃんじゃん活用していきましょう。
あ、せや! ポイントクレクレするの忘れるところやった!
このエッセイが面白かったとか為になったとか思って頂けましたら是非ともページ下部の☆☆☆☆☆を適当に押して適当なポイントを与えてください。
ここでポイントがたくさん入るとランキングの表紙に浮上してザウェストがウハウハします。
よろしくお願いしますね!