夜ふかしと愚痴
今を変えたくて、鉛筆を握りしめる
未来を変えたくて、ノートを開く
過去を振り返って、教科書を読む
変えたくて、変えたくて、
この世界は間違ってると思っていた
皆んな悪人だと思ってた
自分は主人公だと思っていた
報われるものだと信じていた
でも、世界はどこまでも平坦で平等だった
変えるために努力をした
見返す為に努力した
笑われた分、涙を流した
開いていく未来を見つめていた
ここまで来れたと思っていた
でも、世界は変わらず平坦だった
自分が自分らしく生きれる時間は限られていて
カッコつける事も個性的である事も若者の特権で
大人になった私の世界は変わらず続く
明日を考えて生きるようになった
来週を考えて生きるようになった
1年が短くなっていった
私は後は死ぬだけ
何年生きれるか分からないけど
今はこの夜ふかしと愚痴が私の全て