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ヴァッハフォイアという国 前(ル)

私の名はオフィーリア。

この度アルトディシアの新王として即位が決まったアルスター様の第1妃です。

私がアルスター殿下と婚約した時は、王位に就くのは第2王子のディオルト殿下の予定でしたから、私がこの国の王妃になる予定はありませんでした。何故ならこの国の次期第1王妃はシルヴァーク公爵家のシレンディア様と決められており、シレンディア様との婚約を勝ち取った王子が次期国王だったからです。ですが王となる予定だったディオルト殿下は身分の低い侍女と恋に落ち、その侍女を愛妾ではなく正式に夫人とするために王位継承権を放棄して臣籍降下してしまわれました。そのため、アルスター殿下と異母弟のレスターク殿下の陣営で長らく王位継承争いが繰り広げられ、この度やっとアルスター殿下の即位が決まったのです。シレンディア様がアルスター殿下かレスターク殿下のどちらかを選んでいれば、このように王位継承争いが長引くこともなかったのでしょうけれど。


シレンディア様は正に完璧という言葉が相応しい女性でした。もしシレンディア様がアルスター殿下を選ばれていたら、私は第2妃に落ちることになっていたでしょうけれど、シレンディア様の下につくのならそれもまた致し方なし、と思える方でした。張り合おうという気すら起こらないほどに、非の打ちどころのない御方だったからです。


シレンディア様がヴァッハフォイアの次期宰相である狐獣人と恋に落ち、ヴァッハフォイアに嫁がれてすぐに、神殿で6つ名を与えられた者が現れました。6つ名持ちが現れるのは国が荒れている時だと言われていますから、シレンディア様がこの国を去ったことで次の6つ名が選ばれたのでしょう。ただその6つ名は平民だったため、そのまま神殿に巫女として囲い込まれました。王族としてはできればどこかの貴族家の養女として迎えさせ、後々は王族に取り込みたかったのですが、神殿はシレンディア様をみすみす他国に奪われたことで、6つ名持ちを王族に任せることはできない、とそれを拒否しました。シレンディア様は筆頭公爵家の姫でしたから、神殿も無理やり奪うことはできませんでしたが、新たな6つ名は平民だったためにあっさりと神殿に囲い込まれてしまったのです。ただまあ、6つ名持ちというのは6つ名を与えられた瞬間に感情が乏しくなるものだそうですから、そのことを知らない平民は変貌してしまった娘を持て余してしまったことでしょう。


新たな6つ名持ちが現れたことで、アルトディシアの気候は安定しましたが、シレンディア様がいなくなった影響はとても大きなものでした。数々の化粧品や美容品を扱う、貴族女性全てが顧客であるといっても過言ではないアストリット商会が、シレンディア様についてヴァッハフォイアに本店を移してしまったのです。

もちろん支店はきちんと残っていますが、次々と新作の発表される本店が王都にあるのと、遥か遠国に本店があるのとではまるで違うではありませんか。実はシレンディア様がセレスティスに留学中も、アストリット商会はシレンディア様について本店を移していたそうなのですけれど、セレスティスはさほど遠くありませんし、国交も盛んですし、何よりシレンディア様が移住ではなく留学だったために、本店を移したというのはほとんど知られていなかったのです。シレンディア様が何事もなくアルトディシアに戻られていれば、またアルトディシアに本店を戻す予定だったそうですから。

アストリット商会の商品の開発は全てシレンディア様が行っておられたのだと知った時の貴族女性は皆恐慌状態に陥りました。

アルトディシアとヴァッハフォイアは国交が開かれたばかりでしたが、全ての女性がそれぞれの夫や父、恋人、兄弟を動かしたことで、活発な商取引が行われることになりました。ただでさえ大陸の端と端なのです、細々と交流しているだけではこれまで季節毎に発表されていたアストリット商会の新作がいつ入ってくるかわからないではありませんか。両国の間の国々も平和であってくれなければ困るのです、運送が滞るではありませんか。シルヴァーク公爵家とシレンディア様が情報を隠蔽していたために、王家はシレンディア様がそのように商品開発をしていたことをまるで知らなかったのです。

ヴァッハフォイアには水棲の獣人族も多数住んでいるようで、商取引も船を使って行われるようになり、アルトディシアの女性は皆ほっと胸を撫でおろしましたけど。


アルスター様の即位に際して、友好国から祝賀使節が次々と訪れています。

大国の新王即位ですから、各国から高位の使節が訪国していますが、ヴァッハフォイアからはなんとシレンディア様が夫である宰相閣下と共に来られるそうです。ヴァッハフォイアの外交は、主にステファーニア殿下とそのご夫君が行っているという話でしたから、ステファーニア殿下が来られると思っていたのですが。

アルトディシア港には、ヴァッハフォイアから何隻もの護衛艦を引き連れた巨大な帆船が入港したようです。




無事神殿での即位の儀を終え、夜は各国の使節を招いた祝賀会です。当然国中の貴族も集まっています。他国からの使者は皆自国の衣裳を纏っていますから、国によっての衣裳や装飾品の違いに女性は皆興味津々です。このように他国の使者が大勢訪国することは滅多にありませんからね。

一際視線を集めているのは、やはりと言いましょうか、シレンディア様です。

嫁がれてもう10年ほど経っていますから、確か今は28歳くらいでしたでしょうか、私とほとんど変わりませんのに、髪も肌もまるで光り輝くようです。身に纏っておられる衣裳も素晴らしいもので、見たことのない透けるような刺繍が全面に施された青と白のゆったりとした衣装です。何枚かの布を重ねているようですが、とても軽やかで、身体の線はわかりにくいのにとても優美な衣裳です。揺れる髪飾りやイヤリングも素晴らしいです。ご夫君とは相変わらず仲睦まじいようで、私とアルスター様の後に踊られていましたが、見つめ合う視線に思わず顔が赤らみそうになります。あの狐獣人は相変わらずシレンディア様のことが好きで堪らない様子で、甘く見つめていますし、この国にいた頃は他人に対して感情を見せることのなかったシレンディア様ですが、ご夫君のことはとても信頼されているのでしょう、輝くような笑顔を見せておられます。今では大陸一の美女として名を馳せているシレンディア様ですが、同じ女性として張り合う気にもなれません、今もぽーっと見惚れている者が続出しています。


「なんというか、シレンディアは雰囲気が変わったな」


祝賀会が無事終了し、寝室でアルスター様が呟かれます。


「そうですわね、なんとなく柔らかくなられましたね。以前はもっと誰も寄せ付けない彫刻のような御方でしたけど、少し生身になられたような感じでしょうか」


「6つ名持ちというのは、人形か彫刻のように感情のない存在だからな。だからこそディオルトも耐え切れずに婚約解消してしまったのだが。6つ名持ちに感情を求めるな、というのを教えられる前にディオルトはシレンディアに出会ってしまったのが間違いの元だったのだ」


アルスター様が深々とため息を吐きますが、私にとっては初耳の内容です。


「それではディオルト様はシレンディア様のことを想っておられたのですか?」


「一目惚れだったらしい。本来は6つ名持ちに想いを寄せたところで意味がない、ということを先に教えられるはずだったのだが、それを教えられる前だったからな。周囲はのめり込まないようにと忠言していたらしいが、結局は心を得られない辛さに婚約解消に至ったのだよ。6つ名持ちというのは正妃としての義務と、あとは観賞用なのだが」


王位継承争いはしていましたが、3人の王子は特に仲が悪いというわけではありません。大国の王位に就くというのはそれだけの重責を背負うということですから、軽々しく地位と権力を欲してその座に座ろうとするような覚悟のない者は早々に脱落します。


「あの狐獣人は、結婚式で神々からシレンディアの守護者に任じられていたからな。6つ名持ちがどういう存在かと知った上で尚、シレンディアを選んだのだろう。なかなかできない覚悟だ」


6つ名持ちというのは、自国を離れる際に神々がわざわざ守護者を付けなければならないほどの存在なのだとは思いましたが、守護者に選ばれた者の覚悟には思い至りませんでした。




祝賀会が終わった後も社交は続きます。

これだけ多くの国から使者が集まることは滅多にありませんから、ここぞとばかりに外交が繰り広げられるのです。集まっているのは各国の王族やそれに連なる者がほとんどですし。


「シレンディア様は相変わらずお美しくて・・・そのお肌はどのようにして保っておられますの?」


「祝賀会の時の衣裳も素晴らしかったですが、今日の衣裳もなんて美しいのでしょう・・・ヴァッハフォイアではそのような型の衣裳が流行っているのですか?」


お茶会で集まった女性が皆シレンディア様を褒めそやします。本当に、今日纏っておられる薄紫の衣裳もとても優雅で美しいです。


「ヴァッハフォイアに元々あった衣装に多少手を加えた感じですわね。ヴァッハフォイアは少数種族が多いので、その種族特有の染めや刺繍も多くて私もステファーニア様もとても楽しんでおりますわ。それにヴァッハフォイアには温泉というものがありまして、それがお肌にとても良いのですよ」


キラキラと光り輝くようなシレンディア様に皆陶然となっています。ですが、ご夫君と一緒におられた時のような柔らかい雰囲気はありませんわね、以前アルトディシアにおられた時と同じような感じです。


「オンセン、ですか?」


「はい。ヴァッハフォイアにはあちこちにお湯が湧いていまして、皆がそのお湯に浸かっているのです。ですからヴァッハフォイアでは皆肌が綺麗ですよ。あ、大したものではないのですが、今度アストリット商会から新作として出すパックを持参しましたの。よろしければどうぞ」


にこりと微笑んで連れてきた側仕え達に指示を出すシレンディア様に歓声が上がります。アストリット商会の新作を配っていただけるなんて、この場の女性は皆シレンディア様の味方になったも同然です。そしてこの場にいるのは、アルトディシアでも高位の夫人たちと各国の使者の夫人たちです。


「オフィーリア妃殿下、急ぎお耳に入れたいことが・・・」


お茶会の最中にわざわざ伝令が来るなどよほどのことでしょう、皆に一旦退席する非礼を詫び、蒼褪めた伝令を連れお茶会室を出ます。


「アルトディシア沖にリヴァイアサンが目撃されました。王都に向かっている様子とのことで、現在海軍が出撃準備をしております」


リヴァイアサン?!

伝説の魔獣ではありませんか!

何故そのような恐ろしい神話の存在がこのような時に現れるのでしょう?!


「王都は海に面しております!各国の使者の方々をせめて内陸に避難していただかなければ!」


伝令は悲痛な顔をしています。当然でしょう、いくら伝説の魔獣が現れたからといって、他国の王族たちが集まっているのです、それを守れなかったとなればアルトディシアの威信に関わります!


「皆様、ご歓談のところ申し訳ございません。沖合に災害級の魔獣が出没したという情報が入りました。アルトディシア海軍が討伐に出ますが、もしものことがあれば大変ですので、今から内陸の離宮への避難をお願いいたします」


皆国政に携わる夫人たちです、顔色を変えながらも素早く立ち上がり、大広間に向かいます。

大広間には殿方が既に集まっておりました。皆それぞれのご夫君のところに行かれます。


「災害級の魔獣とは、具体的に何が出没したのですか?」


「場合によっては、我が国も連れてきた騎士たちを出しますが」


各国の使者たちの言葉にアルスター様がきつく目を瞑ったあと口を開きます。


「リヴァイアサンです」


その場にいる者が皆言葉を失いました。

災害級どころではありません、神話の怪物が現れたというのです。


「それは・・・本当にリヴァイアサンなのですかな?他の魔獣と見間違えたということは・・・」


フォイスティカイトの王弟殿下が呻くように言いますが、見間違いであればどんなに良いでしょう。


「よろしいですか?アルスター陛下」


そこにシレンディア様のご夫君が、ヴァッハフォイアの宰相閣下が声を上げます。


「なんだろうか?ルナール殿」


「もしご迷惑でなければ、私はヴァッハフォイアの海軍を護衛として連れて来ておりますので、討伐に参加させていただきたいのですが。皆様ご存知の通り、ヴァッハフォイアは陸軍海軍共に大陸最強と自負しております」


「いや、客人にそのようなことをさせるわけには・・・」


「災害級の魔獣が現れたというのに、黙ってこまねいているような者はヴァッハフォイアには存在しません。幸い、連れてきた者は全員が冒険者としては白金クラスですので災害級の魔獣との戦いの経験がございます」


全員が白金クラス・・・!

それだけの精鋭が揃っているというのはヴァッハフォイアならではでしょう。

皆の縋るような視線を受けて、アルスター様がルナール様に頭を下げます。


「申し訳ない。よろしくお願いする」


「頭を上げてください。私は妻の母国が魔獣に蹂躙されることを望みません。アルトディシアとヴァッハフォイアは友好国ではありませんか」


にこやかに、なんの衒いもなくリヴァイアサン討伐に力を貸すというルナール様に、皆が感動と尊敬の眼差しを向けています。


「1時間後に出航すると全艦に伝えよ」


側仕えに艦隊への命令を伝えるとルナール様は支度をしに行く、と退席されました。


「シレンディア様、ご夫君も討伐に同行されるのですか?!」


「ええ。ヴァッハフォイアでは王は常に先頭に立って戦いますけれど、宰相が全軍の指揮権を持っていますから」


なんでもないことのように言うシレンディア様に皆が蒼褪めます。護衛艦隊だけでなく、宰相自身が戦いの前線に立つなど・・・!しかも、他国の祝賀使節として訪れているというのに、何かあれば大変なことに・・・!


「あ、支度が出来たのですね」


そこに、それまでの礼装を脱ぎ捨ててそれぞれの戦装束と思われる衣裳を纏った獣人族たちが現れました。先頭に立っているのはルナール様です。全身、黒地に金の刺繍の施された、礼装といっても過言ではない素晴らしい衣裳です。ですが金の刺繍は全て魔法陣なのでしょう、マントを翻して颯爽とシレンディア様の元へ歩いて来られる姿に、周囲から感嘆の吐息が漏れます。


「行ってくる」


「はい、お気をつけて」


ただそれだけのやり取りをして、ルナール様はシレンディア様に軽く口付けをして黒いマントを翻し、獣人族を引き連れて出て行きます。


「いくぞ!」


「おう!!!!!」


・・・なんて、なんて凛々しいのでしょう。もともととても容姿の良い殿方ですから、このような状況なのに、女性は皆うっとりとその後ろ姿をみつめてしまいます。


「では、皆様は内陸の離宮へ避難を・・・」


残った者を皆避難させようとしたところで、シレンディア様がにこやかに微笑まれます。


「ルナールが討伐に向かったのですもの。勝利以外はありえませんわ。私はこのまま夫の帰りを待ちますので、私のことはどうぞお気になさらず」


「いや、しかし・・・」


「どのみち、リヴァイアサンがこの港に現れて津波でも引き起こせば、多少内陸に避難したところで意味はないと思うのですよ。神話ではそうでしょう?」


「それはまあ、確かに・・・」


ここにいるのは、他国へ外交に出ることができる各国の代表ですから、不測の事態にも落ち着いて対応できる方々です。王族や高位貴族でも、狼狽えやすい者や有事の際に臨機応変に対応できない者は外交には向きませんから、他国へ外交に出ることはありません。こればかりは性格の問題もありますから。仕方ないと思いますけれど。

それに6つ名持ちであるシレンディア様が落ち着き払っているというのは、とても周囲に安心感を齎します。周囲を安定させるために存在する6つ名持ちが大丈夫だと言うのなら大丈夫だろう、という信頼感のようなものです。


このような状況で外交をするわけにもいかず、お茶と軽食を準備させ報告を待ちます。シレンディア様が気分が落ち着くように、とヴァッハフォイアから持ってこられた花茶とお菓子を勧めてくださいます。


「シレンディア様は何故そのように落ち着いておられるのです?ご夫君が死地に赴かれているというのに・・・」


「死地?まさか!夫を始めとしてヴァッハフォイアの者たちは皆とても強いですから、オフィーリア妃殿下もそのように心配せずとも、気楽に勝利の報告を待ちましょう」


ほほほ、と軽やかに笑われますが、私はそのように気楽ではいられません。


「シレンディア」


そこに硬い表情でアルスター様が来られます。


「はい、アルスター陛下、何か?」


「ヴァッハフォイアの兵は皆精強だろう。勝利した際に、ヴァッハフォイアはアルトディシアに何を望まれるだろうか?」


・・・そうでした。伝説の魔獣が現れたことで私も気が動転していたのでしょう、他国の宰相が軍を率いて魔獣討伐に協力してくださっているのです、外交上でも何か見返りを望まれるに違いありません。


「特に気になさる必要ないかと存じますけれど。即位の祝儀のひとつだとでも思っていただければ。あ、リヴァイアサンの討伐が完了したら、素材はいくつかはいただきたいと思いますけれど」


「リヴァイアサンを追い返すのではなく、討伐されることを確信しているのだな。無事討伐がなされたのなら、ヴァッハフォイアとアルトディシアの働きの割合にもよるが素材は当然そちらにも配分することになるだろうが」


伝説の魔獣の素材となれば、稀少素材ですから、手に入るのならアルトディシアとしても欲しいですけれど、討伐をほとんどヴァッハフォイアにやらせて、素材だけを奪い取るような真似はできませんしね。


そこに慌てた様子の騎士が飛び込んできます。


「申し上げます!リヴァイアサンの討伐、成りました!」


おお!と感嘆の声が上がり、女性からはほっと安堵の吐息が漏れます。


「被害状況は?」


ちらり、と騎士がこちらを見遣ります。


「それが、ヴァッハフォイア海軍が単独で討伐を終わらせ、港にもアルトディシア海軍にも一切の被害は及んでおりません。ヴァッハフォイア海軍に怪我人は出たそうですが、死者は一人も出なかったとのことです!」


アルスター様が棒を呑み込んだような表情です。

他国の海軍に防衛を全て任せてしまった形になるわけですから当然ですね。他国の使者たちも何とも言えない表情をしています。ヴァッハフォイアの軍が最強だというのは周知の事実ですが、それをまざまざと見せつけられたのですから。




結局ヴァッハフォイアは、シレンディア様が言われた通りリヴァイアサンの素材以外は一切要求することなく、何事もなかったかのように帰国の途につかれました。アルトディシアは今後もヴァッハフォイアとの友好を大事にしなければならないでしょう。


リヴァイアサンなんてものが出たのは当然セイランのせいです。後編はセイラン視点にするか、ヴァッハフォイアの誰かにするか悩み中です。

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― 新着の感想 ―
[一言] ヴァッハフォイアの兵士(冒険者)視点で是非読んでみたいです!ルナールは絶対何か出ると予測して,白金とレベルアップ希望者を連れてきたのでは!?
[一言] またまたの番外編!  お年玉を頂いたようで本当に嬉しいです(*^-^*) 2日から仕事してますので癒されました!! 後半もとっても楽しみです どうぞよろしくお願い致します
[一言] 元日に、そして今日もセイランとルナールに会えて、とても幸せです。 後編、楽しみに待っております。 素晴らしいお年玉を、ありがとうございます!
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