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異世界住人奴隷計画案内本  作者: けにゃタン
3/4

営業先での珍事件

廃人となった飛鯛を放置して徳兵衛は朝5時に目覚め神棚に向かうことにした。


俺は目的地である蔵へいき南京錠を開けて蔵へ入った。

中にある神仏に手を合わせた。

すると蔵の中のスピーカーから爆音と同時に神々しい神様が現れアナウンスをした。


「パッパカパー!おめでとうございます!今日はログインボーナスと特別入場札付与日です!」


と突然の音声に徳兵衛はビックリ仰天して尻餅をついた。

その姿を見た神は徳兵衛に問いただした。


「私の姿を見るのは初めてであろう。お主の主である、けにゃ神です!」


と自己紹介をする謎の神。


神の自己紹介を軽く無視した徳兵衛は、けにゃ神に質問することにした。


「ログボはわかるが付与チケットってなんだぁ?聞いたことないぞ!

あと、お前の容姿は醜いな!」

と軽めに貶した。


その質問に対しけにゃ神は言った。


「あー!さっき考えたから仕方ない。

そして、その札をね。

試しに召喚した転生者に張り付けてみんしゃい。

そいつが行ってきた世界のポータルが開くから!そしたら、その世界に行けるべ!

あと、行って来たら幼女さらってきてほしい!

そしたら褒美やるからさ。

お願いします。ムラムラしてきた。

そしてタイプの子だったら正気度の上限解放してやるからさ、

頼みます。

頼みますよぉ。」


といって神仏殿に帰っていった。

その姿は、ただの変態というべきだろうか。



一応徳兵衛は適当にうなずいた。

その本を確認してみると正気度が12まで回復していた。


「ふむふむ。

確かに反映されてるな。

さてと、この札は未だいいとして今日は長野に出張か。

それと廃人と化した奴は寝かせといて出かけるとするか

邪魔だし。」



廃人と化した飛鯛を麻袋に入れトラックに乗せ中央高速道路に乗り松本市まで走らせた。


トラックで中央高速道路を2時間くらい走らせ松本市にある有名な飲食店に入り蕎麦をいただいくことにした。

ざるそばを食べ一服し終え店を後にした。


店からでて15分くらい歩くと目的の会社があるので急ぎ足になった。

「ゆっくりしすぎたか」

と徳兵衛は少々焦り気味になった。


なぜならば会社のお偉いさんとお話をするため遅れるわけにはいけないからだ。



ギリギリ現場に間に合うとインターホンを鳴らし軽く自己紹介をした。


「お昼ごろ申し訳ございません。

先ほど連絡した大外刈コーポレーションの大戸刈 徳兵衛と申します。

お時間のほうは大丈夫でしょうか?」


とお話をするとインターホンから女性の声が聞こえた。


「お待ちしておりました。では裏口からお入りください」


と言われたので裏口へ回り建物の中へと入ることにした。


その建物の中は綺麗に清掃されており心地よい香りが漂ってきた。


凡そ500mくらい歩いただろうか。

女性が扉の前で立っており目的の部屋まで勧誘された。


「こちらです。どうぞお先にお入りくださいませ」


と言われたので徳兵衛は3回ノックをし扉を開けた。


扉を開けると何故か目の前に足がぶら下がっていた。


徳兵衛は足元から恐る恐る上を向き状態を確認しようとした。

その正体は首つり死体であり何故かプルプルと震えていた。

「ひぇ」

と徳兵衛は思わず声を出した。


声を出すと同時に社内アナウンスが鳴りはじめる。


「イラッシャイマセ!

コチラ、プルプル寄贈株式会社松本支店でございます。

是非貴方もプルプルしてください。

そして、私立ち従業員の僕になってください。」


とアナウンスが鳴った。


鳴り終えると同時に徳兵衛が入ってきた扉がいきなり開いた。


なんとサッキ案内してくれた女性がプルプルしながら襲ってきたのである。


「貴方も私もプルプルしましょう!幸せは震えてコラえて往復びんた!」


と謎のセリフを飛ばし襲ってきた。


女性は震えた手を徳兵衛に向けて往復びんたをしようとしてくるので

軽るいフットワークで避けボディーブローを入れた。

しかしプルプルとしたお腹にダメージが入らなかった。


対応に困る徳兵衛は考え対策を練用としていた。


「どうする・・・。どうしたらいいんだ・・。」


しかし考えてる間も相手は往復びんたをかましてこようとしてくる。


徳兵衛は、今使えるか分からない技を使ってみようと決心をした。


「出来るか分からないが試してみるか。

あいつの技を・・・。」

相手に人差し指を上に向けスキル名を叫ぶ。


「ソウルディストラクション!!」


しかし、ソウルディストラクションという技を相手に向けて詠唱を開始しても

巨大な魔法陣を形成しただけで発動がしない。


「なぜだ・・・。あの時は出来たのに・・・。」


無防備な状態で詠唱しているのでシコタマ往復びんたを食らっている。


すると誰かが徳兵衛の脳内に話し掛けてきた。


「やっとつながったか・・。精神分離しててよかったぜ。」


と徳兵衛の脳内に呼びかけた。


そして、徳兵衛をバカにするかのように甲高い声で叫ばれた。


「お前、詠唱キャンセルもしらねーのか!

往復びんた食らってるんだろ?

そりゃ詠唱キャンセルしてるわ!

とりあえず距離を置いて攻撃するんだ。

活舌を良くしろ!

ゆっくり詠唱するんだ!


それと体力だけは確保しとくんだぞ。

スキル使うと体力使うでな。

ほな!またな!」

と逃げようとする声に

徳兵衛は声の主に質問すした,

「お前は誰だ!」

というと

「廃人にされました」

とだけ言って音信不通になった。


徳兵衛は往復びんたされながら必死に頭の中で想像した。

無我夢中で想像した。

顔面が真っ赤に腫れあがり血が零れ落ち

醜い姿になり原型を留めなくなりそうになりながらも。


すると自然と複数のスキルと体力が右目上と左目上に表示されはじめた。


右目あたりにvitalityと書いてある心電図っぽものがが表示され

左目あたりにスキル選択画面がと選択画面がいくつか表示されはじめた。


頭の中でマウスポインタを動かしクリックすると

”サンダーストーム

メテオストライク

ソウルディストラクション”

と3つのスキルを選択する項目がでてきた。


いくつか選ぶことができたがこれ以上体力を使うと死にそうなきがしたので

ズボンの中に隠し持っていた拳銃を女性に向けて撃った。

見事に的中すると女性はお腹を押さえ地面に倒れた。

そしてプルプルと痙攣して蹲っていた。


「なんやこいつ」


と徳兵衛は殺意を露わにし女性を蹴り飛ばした。


徳兵衛は出口へ向かい裏口を開けたら

長野県ではなく僕の知らない町になっていた。


そして、徳兵衛は知らない町を見て正気度を-1減らした。

そして

"現在の正気度11です”

と本に記載された。










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