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文明が滅びた近未来で、俺の万能ナノマシンが便利すぎて静かに暮らせない  作者: 月灯り庵


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82/113

まったく噛み合わない衝突

「全員、戦闘準備!!」


外部勢力側。


緊張極限。


武器展開。


完全臨戦態勢。


「来ますか?」


拠点側。


なぜかノアがワクワクしている。


やめろ。


「いや来ない方がおかしいでしょこの状況」


リナのツッコミは正しい。


だが。


「警告を出します」


エリシア真顔。


実にまとも。


前進する武装部隊。


緊張。


張り詰めた空気。


その時。


──ドバァァァァァ……


「!?」


湖。


突如として噴水出力激増。


「なにが起きた!?」


「攻撃か!?」


「違います!」


「違わない!!」


水柱、異常規模へ。


視界を埋める水の壁。


「視界が!?」


「照準不能!!」


「なぜ水圧が兵器級なんだ!!」


ノア満面の笑顔。


「演出強化です!」


「やめろおおおおおお!!」


さらに。


──ゴゴゴゴゴ……


「今度は何だ!?」


拠点外壁変形開始。


「防衛機構か!?」


「違います!」


(二度目)


「拠点の気分です!」


「気分で変形するな!!」


ナノマシンが勝手に壁面を再構築。


謎の威圧感だけ上昇。


外部勢力側、完全混乱。


「報告!!」


「敵対行動は!?」


「……不明!!」


「だが圧倒的に怖い!!」


一方その頃。


拠点側。


「なにこれ」


「なにこれじゃないのよ!!」


「戦闘では?」


「違うだろこれ」


誰も状況を理解していない。


結局。


「……撤退だ」


指揮官、苦渋の決断。


極めて合理的。


「攻撃されていない……」


「だが勝てる気がしない……」


最も正しい評価である。


こうして。


戦闘は発生しなかった。


だが精神的被害は壊滅的だった。

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