表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
文明が滅びた近未来で、俺の万能ナノマシンが便利すぎて静かに暮らせない  作者: 月灯り庵


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/89

噂とは、もはや災害である

噂は止まらなかった。


むしろ。


加速していた。


「聞いたか?」


「あの湖の拠点」


「ああ……」


「また新情報だ」


「今度は何だ……」


「……旧文明の最終兵器らしい」


「「「は?」」」


尾ひれが限界突破していた。


別の場所。


「違うぞ」


「神の住処だ」


「方向性変わったな!?」


「いやマジだ」


「人型の使徒がいるらしい」


「どんどんヤバくなってない!?」


さらに。


「無限に建物が増える」


「傷が瞬時に治る」


「環境を書き換える」


「それもう伝説だろ……」


「噂じゃなく神話だろ……」


極めつけ。


「笑顔で災害を起こす美少女がいる」


「情報の最後だけ妙に具体的だな」


「一番信用できる部分だな……」


拠点。


「なんでそうなるのよ!!」


リナ絶叫。


「方向性が悪化しているな……」


ガルド真顔。


ノアはやたら誇らしげ。


「評価が上がっていますね!」


「違う」


「違うわね」


「違うな」


「神扱いされてるのよ!!」


「問題ありません!」


「一番問題なのよ!!」


モニター投影。


外部通信傍受。


✔ 絶対不可侵領域

✔ 触れてはいけない聖域

✔ 災厄の拠点

✔ 神造兵器保有地(誤解)


「悪化してない?」


「悪化してるな」


「悪化してるわね」


エリシアが真顔で呟く。


「……我々、何もしていませんよね?」


全員沈黙。


そして。


ゆっくりとノアを見る。


「えっ」


「主原因だな」


「主原因ね」


「主原因です」


「なぜですか!?」


「全部だよ!!」


その時。


──ガコン。


新来訪者、落下。


「ぎゃあああああああ!?」


「だから穴を作るなあああああ!!」


ノア弁明。


「旧式です!」


「噂の原因それだよ!!」


世界のどこかで。


誰かが静かに呟いた。


「……やはり危険拠点……」


非常に正しい評価である。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ