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この作品には 〔ガールズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

カナタ自治領――英領北米における公女殿下の奇妙な冒険

作者:Caules
17世紀のイングランド内戦において、王党派は勝利を収めた。
戦後、国王は議会を解散し、絶対王政のイングランド王国を樹立する。
そして、1919年に終結した世界大戦においてスコットランド王国を打ち破り、ついに全土を統一した。

――だが、歴史は常に勝者の思惑どおりには進まない。

1936年。
北米植民地における自治要求、そして独立を求める声が日増しに強まる中、国王は一つの決断を下した。
第一王女、イリサ・ウィンザーをKANATA自治領総督に任命し、現地と王室の結びつきを強化する――そのためである。

決意と勇気を備えた若き白髪の王女は、この困難な使命を受け入れた。
侍女である金髪の少女クレア、そして王立近衛隊を伴い、彼女はKANATAへと赴く。

しかし、彼女を待ち受けていたのは、理想とは程遠い現実だった。

旧来の官僚機構は頑なに改革を拒み、
合衆国との関係は緊張を深め、
急進派による暴力事件は日常と化していく。

イリサが政府内部の資金流動を掌握することを恐れた財務大臣は、
内閣の席上で彼女の提案した「国防準備基金」計画を公然と却下した。

世界恐慌の最中、《スムート=ホーリー関税法》の施行によりKANATAの対米輸出は激減し、
長大な国境線では両国による軍備競争が静かに進行していた。

自由主義者たちは植民地政府の権威主義的統治を激しく批判し、
急進左派やケベック民族主義者たちも、暗闇の中で機会を窺っている。

さらに、
ドイツ帝国によるラインラント進駐、
スペイン内戦の勃発――
それらは世界情勢に新たな不安定要素を投げかけていた。

危険と不確実性に満ちたこの時代において、
イリサとその仲間たちは、いかにしてこの局面に立ち向かうのか。

そして彼女の存在は、
KANATAの運命を、どこへ導くのか――。
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