後悔と慈悲
「君は今まで最低でも2人の人を悲しませてしまった君がまた生き返ってまた死ぬのは困る…」
「もう死ぬのは嫌だ。悲しい思いをしたくない、」
私は本音をぶつけた…あまりにもわがままで自分勝手だ…でも、異世界であったことが苦しかった
現実の世界ではいつも独りだったと思っていたけど
母がいた…
「君に最後のチャンスをあげるよ」
人影がそう言った…
「右手が左手…どっちかにある模様を見て願え…」
なんのことだと思い右手を見た
模様が手についてる…魔法陣に見える…
「1番大事な人の顔を想像して願え。生きたいって…」
私が強く願い祈り。泣いた。
ひかり出した
大きく揺れ始めた…
人影が大きく笑い始めた…
「俺ってほんとに優しいよなぁ!
次はちゃんと上手くいけよ。」
神様に思えたその笑みは
私に慈悲をくれた。
「神様…ありがとう…」
目を覚ました。
周りが暗い。夜中だろうか…
ピッピッピッピッピって音が鳴り始めたと同時に
複数人の女性が何かを急いでる…
顔になにか引っ付いてる
病院だ…
集中治療室…
そっか。私助かったのか…
涙が出そうになる…吊ったあとの記憶が無い…
「**!!!!」声が聞こえ
いきなり奥から見たことのあるような顔が見えた…
「……?」
ラナさんに見えたけど…違った
母だ
私は泣き声を出し謝ろうとした
吊った影響で声が出ずらくなっていて声が出せない。
母が泣きながら謝っている…
「ごめんね。里愛…!我慢させちゃっててほんとにごめんね…」
謝るのは母では無い…私の方だった。
喋りたくても声が出ない
「ご…な、…い
ごめ…い!
ごめ…な…いッ!」
私も何度も謝った…
女手一つで育ててくれた私の母…
それを悲しませてしまった私
神様はそれをさせたくないと思い
あんな思いをさせてくれた…
「お母さんが悪かったとこ全て治すから…早く元気になって…里愛…!」
「あり…と
おか さ…
ん」
その日は眠ってしまった
数日がたった日…私は集中治療室から精神病棟にいどうした。
喉は徐々にに回復して母に謝ることが出来た
ベットで寝たきりだったせいか。ろくに立ち歩くことが出来ない。
リハビリを行い母と会話や相談をし
時をすごした…
数ヶ月がたった
精神病棟から出た。
退院だ…
外に出ると風が肌寒い…木が芽づいてる…
お母さんが迎えに来た…その顔はまるで…
「…ただいま…お母さん」
「おかえり!里愛!
家に帰ろ」
家で母と2人。今まであった現実のことを相談した
4月16日…
快晴で桜が散り景色が良い…
私は母親を養うために学校を卒業をして
嫌いな奴には合わさらないようにして
職を探して 頑張って生きてみます
ここまで見てくださってありがとうございます
こちらは最終話になります
異世界で不自由なのってなんかいいですよね