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無惨

文。ストーリーを訂正する可能性があります

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目が覚めた…

何時間…たった


男が…数人、ぼやけて見える

なんでこうなったんだろう


数時間前…


テーブルの方から嫌な視線と話し声が聞こえた。

「あのガキ…見ろよ。」

「奴隷商に売ればいい値段になりそうだなぁ。」

「だろ?でもその前にあいつで遊ばねぇか?」

嫌な気がして怖くなり

その場から逃げるように外に出た

だけどそれが良くなかった


突然視界が暗くなり腹部が押しつぶされるような痛みが走り気を失った…



男が怒鳴って何度も腹部。顔をなぶり

私は嘔吐した

何度も何度もやめて欲しくても泣き叫び涙を流し

でも。やめてくれなかった


また殴られた。その時、腹部に違和感を覚えた。

まるで虫がお腹の中で動き回ってるように…


私のお腹から血飛沫が上がった。

その中には複数黒いモヤが見えた

蜘蛛だった 熱い…お腹の中がかき混ぜられてる感覚。腸がかじられ痛くても押されえない…なんで腹の中にいるのかは分からない

もしかしたらあの茂みに魔物がいたのか。あるいは寝てる時に植え付けられたのか。

意識が朦朧としたまま怒鳴りと悲鳴が聞こえた

腹部がどんどんと湿り熱くなる

冷や汗が止まらない。

涙も。唾液も垂れ

男たちの悲鳴も徐々におさまる

黒いモヤが数体体にひっつき痛み始める

多分食われてるのだろう。だけどもう何も考えれない

「また。死ぬのかな。」

体が冷たくなり始めた

脈も遅くなり…

目の前が暗くなり始めた、

何も聞こえなくなった


いきなり白い光がひかり出したけど

プツン。と黒くなった


何故か目が覚めた

女の人が必死に話しかけている。

少し時間が経つと視界と聴力が戻ってきた。見えたのはラナさんだった。

「リアリーさん!!?大丈夫でしたか??」

「…」

まるで女神のようだった…

顔を見た時。母のような安心感があった。

周りはラナさんと数人の男性女性

「あ、周りの方々はあなたを助けるために行動してくれた方々ですよ!」


「ありがとう…ございます」

私は泣きそうになりながらも、これまであったことを話した

「蜘蛛型の魔物は常に繁殖期で寝てる時に卵を産み付けられたのですね…嘸かし苦しい思いをされましたね…」

数ヶ月

このベットの上に寝かせられ安静にしろといわれ治癒魔法?的なのをかけてもらい徐々に直してもらった…

でも何故か季節の変化を感じられない…

季節という概念がないのだろう。


日本に戻りたいな…

春夏秋冬家族と。過ごしたいな…

友人と遊んで…ってあれ。友人って居たっけ…

目から涙が勝手に流れてきた…

「こんなんになるんだったら。死ななきゃ良かったな…」

ここで意識が途切れた…


またここだ。影の人がいる

気分が悪くなりそうだ…

「大丈夫かい?」

「はい…悲惨な目には会いましたが。」

影は嘲笑うかのように笑った


まさに黒幕みたいな下劣な笑い方…

「でも黒幕とかこの世界にはないから安心して笑」

って言われた

「ねぇ影さん。私を元の世界に戻せないですか?」

「無理だねぇ…俺は魂と肉体の行き来はできるけど条件付きなんだ…死んだ魂と肉体を生成して繋げて存在を作る…そんな感じだ」

「じゃあ。もう1回死んだら戻せるの!??」

「まぁ。うんちょっと状況は変わるけどできるよ…だけどもう自分から死んだりしないで欲しいんだ。」

「…でも。もう痛い目には会いたくない…」

「…特別にひとつだけ能力をあげるよ…」

「…え?」

「生物からの接近及び認識、攻撃を受けない。」

「そんなのを貰ってもいいのですか?」

「さすがにあんなのを見るのは辛いからね。」

「ありがとうございます…」

「君にはもう死んで欲しくないからね…」

その影はクスッと笑ったかのように見えた

視界がボヤける…

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