分からない
お前は誰だ?
誰だお前は?
鏡中のお前は?
俺は知ってるぞ、おまえが虚像だと。
過去でも未来でもなく、今を生きる俺はお前が過去の光だと知ってるぞ。
誰だお前は?
この目に映るお前は?
光にも速さはある。
今見ている景色は、認識した時にはもう今じゃない。
ならば、俺の顔をして笑うお前は誰だ?
俺が見ているのは過去の世界。
過去を映して生きる俺。
本当の俺は今どこに?
どんな気持ちで過ごしてる?
どんな顔で笑ってる?
どんな事をしようとしてる?
鏡中の俺よ。
俺とお前は同じだった。
同じく過去を生きていた。
虚像に過ぎない俺たちは、一体どこへ向かうのだろうか。
今を生きる俺よ。
俺はお前が分からない。
お前は誰だ?
この問いに自信を持って答えられますか?
答えられない人は鏡を見てどうぞ。
鏡は8割ほどしか光を映さないらしいですね。
皮肉が効いててとても好きです。
自分や他人をわかった気になってる人は、鏡を見てどうぞ。
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他にも短編小説などをいくつか投稿しているので、そちらも見ていって下さると嬉しいです!